要注意!太りやすい生活習慣チェックリスト
「別に何も太るようなことはしていないはずなのに、なんか太ってしまう」ということってありませんか?
そんなときは「食べるもの」を見直すのも大事ですが、実は毎日の「生活習慣」を見直すことが重要な可能性があります。どれだけ食べるものに気を使っても、ふとした習慣で台無しになってしまうことも…!
管理栄養士の篠原絵里佳さんにうかがった「太りやすい生活」をチェックしていきましょう。
<5つ以上当てはまったら要注意! 太りやすい生活チェックリスト>
1.早食い(15分くらいで食べ終わってしまう)
2.朝食抜き(1日2食)になることが多い
3.夜21時以降に食べることが多い
4.ほぼ毎日のように外食している
5.3食のうち、夕食の量が一番多い
6.おかずは魚より肉を食べることのほうが多い
7.タバコを吸っている
8.ストレス解消法がない
9.睡眠時間が6時間未満である
10.運動はほとんどしていない
11.駅では階段を使わず、エレベーターやエスカレーターを使っている
食事の内容はもちろんですが、食べる時間や運動、睡眠、ストレス等の生活の影響も大きいものです。ライフスタイルを見直したり、食生活をふり返り、どんな食品と一緒にとるかといった食事全体を見るようにしましょう。
具体的にはこのようなことに気をつけてみてください。
・食べるときはゆっくりと噛んで食べましょう。
・1日3食食べることは基本です。朝食は抜かないでください。活動する朝食〜昼食を多めに、夕食を軽めにするのがコツです。そして夕食は21時までにとりましょう。
・活動量を増やすこと。駅では階段を使う、一駅歩く、電車では座らないなど、日常生活の活動量を増やすだけで、ダイエット効果は高まります。
・睡眠時間を7〜8時間確保すること。
・ダイエット中に何かを制限するのであれば、食事ではなく「糖質だけしか含まれていない甘い飲み物」や「糖質と脂質でできている菓子パンや洋菓子、スナック菓子などのお菓子類」。ただし、ストレスをためすぎるのもよくないので「昼ならOK」「週に1〜2日まで」など、ストレスなくできる範囲から少しずつ始めましょう。食事は何かを減らしすぎることなく、バランスよくしっかり食べることがむしろ近道です。主食・主菜・副菜をそろえ、何かの栄養素に偏ることなく食べましょう。
結局、基本を守ることが、何よりも健康的にうつくしく体型を整えるダイエットにつながります。
篠原絵里佳 先生
栄養管理士・Health & Beautrition主宰
日本抗加齢医学会認定指導士/睡眠改善インストラクター/野菜ソムリエプロ/ダイエットスタイル認定トレーナー
総合病院、腎臓・内科クリニックを経て独立。長年の臨床経験とアンチエイジング(抗加齢)医学の活動を通して、体の中から健康と美を作る食生活を見出し、分かりやすく発信することを得意とする。フィーカレディースクリニックで栄養相談・睡眠相談を実施している。