人には聞けない! “VIO”のこと、ネホハホ!!

ねぇねぇ、今ドキVIO事情ってどんな感じ・・・?


CanCam5月号から始まった美容連載『ホントは教えたくない! 偏愛美容』では、CanCam美容ライターの“こじ”と“おじゅな”がホンネでやってみたいこと、追求したいことを片っ端から忖度なしで、毎月ガチレビュー。旬のビューティ情報満載でお届けしています。

㊨“こじ”こと小嶋明恵・㊧”おじゅな”こと又吉樹菜

 

夏もすぐそこ!ということで、 気になるのはやっぱりカラダの“毛問題”。発売中のCanCam7月号では、毛のプロ・“VIO脱毛コンシェルジュ”の二階堂さんをお招きして、少しディープなところまで…ネホハホ語っています。今回CanCam.jpでは、誌面では語り切れなかった番外編でさらにトークを繰り広げます。

美容連載『ホントは教えたくない! 偏愛美容』vol.3 〜番外編〜


こじ:毛問題って本当に悩みが尽きないというか、終わりが見えないテーマな気がします。

おじゅな:分かる! なんか延々と話し続けてちゃうよね。前回、二階堂さんに取材させていただいた去年の7月号の時から、VIO事情って何か変化はありますか?

二階堂さん:私見では、VIO処理&脱毛をする若い世代は年々着実に増えていますね。去年から明らかに変わったこととしては、最初から医療脱毛を選ぶ人が増えてきました。VIO脱毛における医療脱毛のシェアは急激に伸びています

こじ:医療脱毛をする人が増えている理由ってなんですか?

二階堂さん:メディアで得られる情報や、テレビCMによる露出が増えたことで、医療脱毛について知る機会がグンと増えましたね。それから、特に女性はクチコミを参考にする傾向が強いので、効果が高いものは自然と増えていく傾向にあります。

おじゅな:VIOを脱毛するのに、“エステ脱毛”“医療脱毛”の違いが気になります。医療脱毛でやるメリットを、改めて教えてください!

二階堂さん:エステ脱毛は一時的な抑毛や減毛効果、医療脱毛は半永久的な減耗効果があると言われています。医療脱毛のメリットをまとめると…

  • 効果が早く実感できる
  • 万が一トラブルが起きた際には、ドクターによるアフターケアを受けられる
  • 資格保持者が施術をする分、施術の技術の差が少ない
  • 痛みに弱い人は、肌の表面に塗る麻酔や、笑気麻酔を使える(サロンは使えない)
  • 回数を重ねれば完璧なツルツルを実現できる

おじゅな:メリットばかりですね!

こじ:あとはサロンやクリニックに加えて、セルフケアの需要も高まっているって聞きました!

二階堂さん:自宅でできる光脱毛の機械は売れていますね。効果としては、ほとんどの機械はサロンの光脱毛とそれほど変わりません。ただ、全身を自分でやるのは大変だし、VIOを自力でやるには結構難易度が高い。できればお店で他人にやってもらったほうがいいです。とりあえずのお手入れとして、ヒートカッターや電気シェーバーで自己処理するというのはひとつの判断。脱毛クリームも悪くないです。

おじゅな:ちなみに、外出自粛の影響でサロンやクリニックに行くことが難しくなっているように感じるのですが…今後、脱毛やケアはどう行っていくべきでしょうか?

二階堂さん:脱毛サロン・クリニックは3密のうち「密集」は避けられているように思います。施術者との「密接」は避けられないですが、「密閉」についても定期的な換気で対応しています。施術者は勤務したらまず検温、お客さんも施術前に検温するなど対応しているところも多いですから、正直に言って脱毛サロン・クリニックがリスクの高い場所だとは私は思いません。だけどあえて行く必要もないというのも事実です。なので、行きたい人は非常事態宣言が解除されれば通っても問題ない、と私は考えています。非常事態宣言が解除されても、リスクは低めだ私はと感じます。

おじゅな:サロンやクリニックも、様々な対応をされているんですね。

二階堂さん:5月7日以降、多少お客さんは戻ったと聞いています。6月以降はさらに戻るのでは? みんなリスクを怖がっているというよりは、世間の目が気になって動けなかったり子供が家にいて行けなかったり…理由は様々です。

こじ:この調子だと、夏に出かける人も少なくなりそうですよね。

二階堂さん:今年の夏は恐らく、海や旅行に行くのを控える人は多いはず。それもあり、脱毛に通う意欲を失っている人も意外と多いと思うんです。二階堂としては、だからこそ、あえてこの夏から脱毛を始めちゃうのはアリ。例年よりは、脱毛サロン・クリニックが多少空いている可能性があります。

こじ:夏が始まるちょっと前に、駆け込みで脱毛される方って多いですもんね!

おじゅな:たしかに夏前に始める人って多いかも。そういえばVIO脱毛って、みんなどんな形にする人が多いんでしょうか。

二階堂さん:Vラインが薄い「私、元から薄いんです状態」の“なでしこスタイル”や、ツルツル状態の“ハイジニーナ”、このどちらを選ぶかは相変わらず争っています。“なでしこスタイル”にするつもりだったのに、施術で完全なハイジニーナを経験して…その快適さからそちらに揺らぐ人は意外と多いです。

おじゅな:まだまだその論争は続いているんですね〜。

こじ:VIO脱毛コンシェルジュとして、これだけは世の中に訴えていきたい!ということはありますか?

二階堂さん:最終的には文化の問題だということです。そして以前から提唱していますが、「日本人に最適なVIOってなんだろう?」という文化が煮詰まっていないことが課題だと言えます。僕は元から薄いんです状態の“なでしこスタイル”を提唱していますが、色んな意見が出てくると良いと思います。

おじゅな:確かに外国の方が、VIOの先進国というイメージがあります。

二階堂さん:Vラインの形が、丸だ、三角だという表面的な情報ではなく、日本人女性、またひとりひとりにとってのベストを追求していくのがいいですね。僕ももっと色んな方と意見を交えたいというのが本音です。誌面でもお伝えしましたが、10年後には世界一、VIO意識の高い国になっていれば本望です。

おじゅな:なるほど…! 最近はホームページやインスタ以外にも、YouTubeを始めたとお伺いしましたが、何か二階堂さんの狙いがあるんですか?

二階堂さん:YouTubeの目的としては、VIO脱毛の実情をより身近に、手軽に知ってもらいたいという思いで作成しています。文章で難しく語るのではなく、漫画で楽しく! 分かりやすく! VIO脱毛やケアの重要性を伝えています。

おじゅな:VIO脱毛の理解を深めるべく、早速拝見します!

こじ:肌見せの季節に向けて、より美意識を高めて行きましょう〜!

【Profile】
VIO脱毛コンシェルジュ 二階堂さん
VIOについて詳しく、1万人以上の女性に脱毛サロンやクリニックを紹介してきた経歴が。日本人女性が自分のVIOに自信を持てるよう、日々普及活動を行っている。
Instagram:@vio_concierge_nikaido
YouTube:VIO脱毛コンシェルジュ
HP:お嬢様 VIO脱毛コンシェルジュにご用命ください!
撮影/中島 洸(まきうらオフィス) 構成/又吉樹菜