180年におよぶティファニーの芸術性と類まれなダイヤモンドの歴史を紐解く
ティファニーが、中国の上海にて、ブランドエキシビション”VISION & VIRTUOSITY”を開催します。このエキシビションは、世界的なジュエラーであるティファニーのきわめて創造性豊かなジュエリーの名作の数々を称えるもので、ティファニーにとって、初めての試み。
”VISION & VIRTUOSITY”は、歴史、ブランドコードの探求、そして未来を垣間見る体験といったブランドの旅を通して、ティファニーの世界観を体感できるもので、名声を築いたブランドのヘリテージを深く掘り下げ、その唯一無二な歴史の重要性を現在に伝えます。豊かな文化遺産を誇る世界でも有数の国際都市の上海は、このように充実した内容のエキシビションを開催するにふさわしい場所だといえます。
ティファニー・アンド・カンパニーのCEO、アレッサンドロ・ボリオーロ氏
このブランドエキシビションは、1837年にチャールズ・ルイス・ティファニーがニューヨークで創業して以来、熟練のクラフツマンシップと革新的デザインを追求するブランドであり続けるティファニーへのオマージュです。このエキシビションタイトルの”VISION & VIRTUOSITY(先見と技巧)”という二つの要素はティファニー社の神髄であり、このエキシビションは私たちのブランドが持つ最高の資産を紹介するものです
ブランドエキシビション”VISION & VIRTUOSITY”は、ティファニーのアーカイブから厳選した最も重要な作品を介し、まるで空想のような世界へと誘う内容に。また、現代のエンゲージメントリングのスタンダードスタイルとなったティファニーセッティングをはじめ、ティファニーが発表してきた先駆的な技術や作品を紐解いていきます。
ティファニー・アンド・カンパニーのチーフ・アーティスティック・オフィサー、リード・クラッコフ
ティファニーのアーカイブには、信じられないほど素晴らしい作品の数々や資料が多数保管されており、それらは私たちにとってインスピレーションの源です。そうした過去のデザインを再構成、再解釈して現代に活かす方法を絶えず探しています。私たちにとって、今回のエキシビションは、ブランドのヘリテージに対する敬意を表すものであり、さらに美しさと熟練のクラフツマンシップが時を越えてもなお重要な意味を持ち合わせているということを現代に伝える機会であるといえます
デザインとクラフツマンシップにおいて長年にわたり卓越を追求してきたティファニーの歴史を巡る旅は、テーマ別に6つのチャプターから構成
Blue Is the Color of Dreams
コマドリの卵の色が由来とされるティファニーブルー。ティファニーのジュエリーやブランディングに使われているこの象徴的なカラーと、その文化的アイコンとしての存在価値に光を当てます。また、ティファニーの歴史において、様々なジェムストーンの発見し、世の中に紹介してきたティファニーのレガシーに光を当て、モンタナサファイヤやタンザナイト(ティファニーが1968年にその存在を世界に紹介したパープルがかったブルーのストーン)といったブルーのカラージェムストーンが展示されます。
The World of Tiffany
ポップカルチャーにおけるティファニーのプレゼンスを視覚的に検証するこの展示は、ティファニーが映画、テレビ、音楽、文学に与えてきた多大な影響を紹介しています。ティファニーのブルーボックスの革新、ニューヨーク5番街の旗艦店の建設、そして、ティファニーのジュエリーを着用してきた著名人など、胸をときめかすデザインによって、喜びを与えてくれる場所としてティファニーが認知されるきっかけとなってきた様々な事象を振り返っていす。
Tiffany Blue Book
ブルーブックコレクションを構成するハイジュエリーの革新と芸術性を見ることができるこの展示室には、1845年に誕生した米国初のメールオーダーカタログであるブルーブックの第1号から、ジャン・シュランバージェやエルサ・ペレッティの卓越したデザインピースに至るまであらゆるピースが揃い、約2世紀にわたってティファニーの創造性を特徴づけるデザインの進化とクラフツマンシップの物語が展開されます。現チーフ・アーティスティック・オフィサーであるリード・クラッコフによるブルーブックコレクションも見ることができます。
Tiffany Love
ティファニーは、カップルたちの絆や、愛の象徴であるジュエリーを通じて気持ちを伝えることを称え、多くのデザインを生み出してきました。この展示室では、現代のエンゲージメントリングのスタンダードスタイルであるティファニーセッティングや、最新作のエンゲージメントリングのティファニートゥルーなど、世界中の素晴らしいラブストーリーを彩ってきたブランドの重要な役割を垣間見ることができます。
Breakfast at Tiffany’s
「ティファニーで朝食を」ほど、ポップカルチャーにおけるティファニーの魅力を決定づけるのに重要な役割を果たした映画は他にありません。このチャプターは、オードリー・ヘプバーンの自筆による書き込みがあるオリジナル台本、5番街のティファニー旗艦店での撮影時の様子を捉えた写真など、ほかでは見ることができない貴重な資料を集め、映画の舞台裏へとご案内します。
Diamonds: Miracles of Nature
この展示室では、ティファニーが最も大切にしている価値の高いダイヤモンドの数々と出会うことができます。このチャプターでは、南北戦争後の大好況時代やアールデコの時代から近現代に至るまでの様々な時代の作品を通して、ダイヤモンドのオーソリティとしてのティファニーの歴史を振り返ります。
このエキシビションのハイライトは、類いまれなジュエリーとして知られる、ティファニーダイヤモンドです。この128.54カラットのファンシーイエローダイヤモンドは世界でも最大級のジェムストーンの一つであり、ティファニーのジュエリーコレクションのインスピレーションソース、そして出発点として長きにわたって揺るぎない地位を保っています。
”VISION & VIRTUOSITY”は上海のFosun Foundationにて、2019年9月23日から11月10日まで一般公開される予定です。チケット発売は9月に開始され、その売上はFosun Foundationと同組織のチャリティー活動に寄付されます。
ティファニーは、チャールズ・ルイス・ティファニーが1837年にニューヨークで創業し、類まれな宝石を販売するジュエラーとして高い評価を受けました。それ以来ティファニーは、洗練、革新的なデザイン、精巧なクラフツマンシップ、そして卓越した創造性の代名詞としてその名を馳せました。20世紀には世界中に店舗が拡がり、トルーマン・カポーティ原作、オードリー・ヘプバーン主演の「ティファニーで朝食を」など、継続的に文化との関わりを深め、世界的にその地位を確立してきました。今日、ティファニー社とその子会社は13,000名を超える従業員を擁し、ジュエリー、ウォッチ、ラグジュアリーアクセサリーのデザインから製造、販売までを行っております。また5,000名を超える卓越した職人たちは、自社工場でダイヤモンドのカッティングやジュエリー制作に携わりながら、ティファニーが約束する最高品質へのコミットメントの実現に貢献しています。ティファニー社は、オムニチャネルアプローチの一環として、世界各国で300以上の直営店を運営しています。ティファニー社、およびティファニーのサステナビリティに対する取り組みの詳細については、tiffany.comをご覧ください。