購入後「失敗したコスメ」ランキング発表!
高いお金を出して買ったのに「合わなかった!」と感じたコスメはありませんか?
自分に合ったコスメを選ぶには、何を選ぶと失敗するか理解する必要があります。いったい世の女性たちは、どんなコスメをどう買ったときに「失敗した……」と感じた経験が多いのでしょうか。
そこで今回はARKERU株式会社が20代から50代の女性200人に聞いた「購入後に失敗したと思ったコスメランキングと、その理由」をご紹介します。
◆失敗コスメ:メイクアップ編
1位 口紅・グロス
2位 ベースメイク用品(ファンデーション、下地など)
3位 アイライナー
4位 マスカラ
5位 アイシャドウ
6位 チーク
7位 アイブロウ
失敗コスメ1位は「口紅・グロス」という結果になりました。全体調査でも1位になり、なんと3人に1人は失敗したという結果になりました。色物なので、合う合わないかがハッキリ出やすいという理由に加え、店頭にあるテスターを自分の唇に乗せるのに抵抗があるため、しっかり試せないというのも失敗を招く要因のようです。
以下、失敗例と回避方法の意見です。参考にしてみてください。
【口紅・グロス】
・実際に店頭で試さずネットで購入したら色が合わなかった。実物を見るまで購入を待てば良かった。(30代)
・口紅の色が思っていた色とは違いました。手に試し塗りして購入したのですが、実際に唇に塗ると、思っていた色とは違いました。やはり手ではなく、唇に塗って確認しないとダメだと思いました。(50代)
【ベースメイク用品】
・自分の肌質と合わなくて、下地を塗って数時間後、肌にブツブツが大量にできてしまった。百貨店で、実際に美容部員に塗ってもらうか、サンプルを貰えば良かったと思う。(20代)
・実際にお店でタッチアップをしなかったから。出向くのが面倒という理由で、ネットの画像だけで判断して買ったから失敗してしまった。(30代)
・店内の照明がオレンジがかっていたため、ファンデーションの色合いをテスターで確かめたときに濃いめの物を選んで購入してしまいました。少し面倒でもなるべく自然光に近い場所で確認するべきだと思いました。(40代)
・失敗した品は、店頭サンプルを試しただけなので、実際一日中肌に乗せる使い心地がわからなかった。失敗を回避するには、サンプル品を使用し、一日過ごしてみるという事が大切。(40代)
「お店できちんとタッチアップをしなかった」が主な失敗の原因! また「1日過ごし、さまざまな場所での印象を確認しなかった」も次いで失敗の要因となりやすいようです。とくにコスメカウンターで購入する場合は、その場で塗ってもらうと断りにくい……と思う方もいるかもしれませんが、むしろ「もちを見たい」のは当然! そのように伝えて一度離れるのは全然アリです。
次は「スキンケア」編。
◆失敗コスメ:スキンケア編
1位 化粧水
2位 乳液・クリーム
3位 クレンジング
4位 洗顔
5位 美容液
6位 フェイスパック
失敗コスメ1位は「化粧水」という結果になりました。スキンケアは順位はあるものの、どのアイテムも満遍なく票が入った結果となりました。スキンケアの場合、性能に不満があるといった理由もありますが、肌トラブルに発展したケースも多く、今後は慎重に選びたいと思っている人も多い印象です。
以下、失敗例と回避方法の意見です。参考にしてみてください。
【スキンケア全般】
・基礎化粧品はすぐに効果がわかるので、使用後肌荒れした際にそれが原因だと思い、失敗したと思いました。実際に使ってみて自分に合うか試すしかないと思います。人それぞれ肌質が違うので。(20代)
・テスターや試供品、トライアルキットが無かったので、結局現品を購入するしかなかった。クチコミサイトなどである程度事前に調べてはいたが、実際に使ってみると肌質や肌色に合わなかった。(40代)
【化粧水】
・普段はサンプルを使用してから購入するが、気になっていた商品のサンプルがなく現品購入したため。やはりサンプルで数回試さないと良し悪しは判断できない。(30代)
【フェイスパック】
・敏感肌の自分に合わなかった。成分などをもっと調べてからなら回避できたと思う。(30代)
【クレンジング】
・クレンジングはテスターがないことも多く、あっても顔で試すわけにはいかない。サンプルを複数頂いて実際に試せば、効果を理解してから購入できると思う。(50代)
こちらはとにかく「サンプルがなく事前に試せなかった」が主な失敗の要因。一度肌荒れしてしまうと立て直すまで気持ちが落ちてしまいがちなので、高額なスキンケアを買う場合は、できれば事前にサンプルをもらって1~2日は試してから購入したいもの。
◆失敗コスメ:その他コスメ編
購入後「失敗した」と思ったコスメランキング【その他コスメ編】
1位 シャンプー、リンス
2位 マニキュア・ジェルネイル
3位 ボディクリーム・ローション
4位 ヘアトリートメント
5位 メイク用品(メイクブラシ、ビューラーなど)
6位 コンタクトレンズ(カラコン)
失敗コスメ1位は「シャンプー・リンス」という結果になりました。シャンプーやリンスは店頭で試すわけにもいかないので、テスター使用以外の回避方法は難しそうです。
以下、失敗例と回避方法の意見です。参考にしてみてください。
【シャンプー・リンス】
・オーガニックにこだわったシャンプーとリンスでネットでの評判も良かったが、髪に合わずバサバサにはなった。(40代)
・口コミサイトなどを参考にシャンプーを購入したが、やはり髪質や好みの使用感に違いがあった。テスターを使ってみることの大切さを実感した。(40代)
・シャンプーは、翌日大量のフケが出てしまった。口コミサイトをちゃんと見たら同じ症状の人が何名かいた。もっとチェックしてから買えば良かったと思う。(20代)
【ボディクリーム】
・知人に薦められて購入したボディクリームだったんですが、肌に合わず匂いもきつくて失敗しました。もう少し詳しく聞いていたら失敗を回避できたかもしれません。(40代)
・なにも調べずに勢いで買ったからです。きちんと口コミや評価を見て買うようにしたらよかったと思います。(10代)
【マニキュア】
・マニキュアの色のりが悪かった。試し塗りがあれば良かった。(30代)
今回の調査で各コスメに共通することは「試供品やテスターでしっかり試す」「クチコミや成分を確認する」「クチコミなどの情報を鵜呑みにしすぎない」ということだと思いました。常に試供品やテスターがあるとは限りませんが、いくら口コミの評価が良かったり、SNSで人気と言われていても、自分に合うかどうかは実際に使ってみないとわかりません。またコスメは肌に直接つけるものが多いため、相性が悪いと肌荒れなどの炎症の原因にも繋がってしまいます。パッチテストを受けてみるなどして、自分の肌質をよく理解しておくことも大切かもしれません。
今後失敗コスメを買ってしまわないように、今回紹介したアドバイスを参考にしてくださいね! (ほんじょうみゆき)
情報提供元:ARKERU株式会社