人気ファッションエディターに学ぶ!おしゃれをつくる8つのルール

元“ミス日本”という輝かしいキャリアを持ちつつ、現在Domaniのファッションエディターとして活躍する吉川 歩さん。その美貌はもちろん、私服のセンスの良さも注目の的で、これまでも誌面に登場するたびに読者からの問合せが殺到するという話題の女性です。

そんな吉川さんのおしゃれをつくる8つのMYルールをご紹介!

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(『Domani』2013年11月号 P.130~「エディター吉川 歩さんの素敵すぎる リアルライフ」)

 

1:コーディネートの基本はドライカラー

ドライカラーとは、ベージュやカーキなどのこと。「似合う色について見直した」という吉川さんは、背が高いので優しい印象に見えるドライカラーをチョイス。

2:シンプルアイテムこそ(似ていても)複数持ち

「ベーシックな着こなしが好きだから、シンプルなアイテムこそ、微差にこだわって、着こなしの完成度を高めます。」(吉川さん)

似たような服は買わないのがセオリー、と思いがちなところに、この発想は目からウロコ! 微妙な色味やシルエットによってバランスが違ってくるので重要だそう。

細部へのこだわりがおしゃれを作るといっても過言じゃない!

3:チャレンジアイテムはまず休日にトライ

過去に買ったものの、一度も着ていないアイテムがたくさんあるのを反省し、新しい流行はまず休日に着て自分の目を慣らすのがポイントとか。確かに、似合う似合わない以前に、気恥ずかしくてなんとなく着なかったり、朝急いで手に取るのは見なれたシルエットのものだったり、なかなか挑戦アイテムは定着しづらいもの。時間のある休日からのチャレンジは試す価値あり!

4:実は10年愛アイテムも豊富である

失敗した買い物が多かった20代の中から残ったアイテムたちは、今も現役。「J.CREW」や「ラルフ ローレン」「グッチ」などのラインナップに、「当時からトラッド好きだったことがわかりますね」と吉川さん。気づけば長く着ているアイテムを見直すと、自分が本当に好きなテイストや形に気づけるチャンス!

5:手持ちの服はプチプラと言っても過言ではない

実はプチプラアイテムを上手に取り入れている吉川さんは、週1は「ZARA」「GAP」「ユニクロ」「無印良品」をパトロール。「プチプラの上手な選び方は、とにかく縫製や素材に目をこらすこと!」(吉川さん)

ついつい安いからと、厳選せず適当に買ってしまいがちなプチプラアイテム。プチプラだからこそ、ちょっとした差に真剣に目をこらすべき。シンプルアイテムはいろんなブランドで扱っているので、比較しやすいのもうれしいですね。

6:アクセサリーは全部つけてから外す

吉川さんの洋服はシンプルなので、いろいろな素材やデザインのアクセサリーをコレクション。「合わせるときは、とりあえず耳、首、手としてみてから、余計なものを外す」と、トゥーマッチにならないとか。確かに想像で合うと思っても、実際に着けてみたらやりすぎ感があったり、なんだかチグハグ感があったりするもの。「全部乗せ」からの引き算なら、ちょうどいいポイントがわかりやすい!

7:自分だけの“アゲ”ポイントをつくる

「シンプルが信条」の吉川さんも、「地味すぎると楽しくないので、どこかにひとつ、自分内での“アゲ”を投入する」とか。いちばんヒールの高い靴や、凝ったヘアメークなどシーンによって“アゲ”もいろいろ変化。遊び心を取り入れていないと、飽きてきたときに、突然派手だったり、デザインの凝ったアイテムを衝動買いして、使いこなせず…なんて失敗ありませんか?(私はときどきあります) 日常的にシンプルアイテムに投入する“アゲ”を意識することが大切なんですね。

8:気になるおしゃれはファイリングしておく

雑誌や広告、お店のショーウインドーなど、自分でやってみたかったり、誌面のネタに使えると思ったものは、なんでもiPhoneに保存。スタイリングだけでなく、ヘアメークなどもファイリング。朝の着こなしに困ったときの参考にもなるんだとか。「いいなぁ」と思ってもいざというときに思い出せないと、結局いつもの着こなしにしかならないもの。自分の記憶力に頼らず、おしゃれの引き出しを常に意識することは大切ですね。写真といえば、料理とかスイーツとか記念写真ばっかり撮ってる場合じゃなかった!

 

以上、素敵なファッションエディターのおしゃれルール、いかがでしたか?身近なアイテムでつくられているセンスのいい着こなしは、シンプル主義のあなたもすぐに実践できそう!(安藤美琴)

Domani11月表紙

(『Domani』2013年11月号)