フライパンで料理のおいしさが変わってくる!? 5月21日放送の『マツコの知らない世界』（TBS系・毎週火曜20時54分）では、2016年8月に120種類のおろし金を使う“オロシニスト”として登場した飯田結太さんが、今回は自宅で40種類以上のフライパンを使い分ける男として再登場。「フライパンの世界」を語ります。
同番組は、日常にこそ潜む興味深いマツコさんも“知らない世界”を、その道を愛してやまないスペシャリストが紹介。個性あふれる人物たちが、マツコさんに熱く語りつくす独特の世界観が人気を集めています。
西浅草かっぱ橋の料理道具専門店の6代目でもある飯田さんは、この番組の出演後、客足こそ増えたが、最も多かった質問がおろし金よりもフライパンに関してだったそう。
さらに自身の妻も興味を示した調理道具がフライパンだったことから、一念発起して研究をスタート。素材だけでなく、フライパンごとに温度変化を計測し、データを集めています。
美味しい料理を作るのに、どんなフライパンを選んでいいか分からない、気に入ってもあっという間にダメになる、高いものを買ってもお店の味が出せない、などと多くの女性客から受けた相談を元に、自宅で40種類以上を使い分けるようになった経緯や、料理の仕上がりごとに違う、フライパンの得意技などを解説してもらいながら、鶏肉の焼き加減や、野菜炒めに適したフライパン、そして火加減など、家庭でも直ぐに出来る調理法を披露します。
さらに、マツコさんが割烹着に身を包み、飯田さんと共に素材の違うフライパンで、同じ調理に挑むことに。果たしてフライパンの違いで、どれくらい料理に違いが出るの？
また、この時期、花屋さんの店先に並び、全国各地の名所から届くアジサイにも注目。アジサイは種類も豊富で安く、花自体が1か月も楽しめるそう。4000種類以上ある中で、約700種類を収集しているというアジサイ博士の川原田邦彦さんが、「アジサイの世界」を力説します。
川原田さんは大正6年から続く園芸店の4代目。20代で、日本唯一のアジサイ研究家、山本武臣さんと出会ったことで、その魅力に魅かれ、日本初のアジサイ図鑑を出版するなど趣味と実益を兼ね備えた人物です。
そもそもアジサイは日本生まれで、幕末期に西洋人（特に有名なのはシーボルト）によって海外に持ち出され、明治に品種改良されて逆輸入されたという珍しいケースを持つ花。
今回は、川原田さんが、その歴史と育て方、そしてオススメを選りすぐって紹介。さらに、選び抜いた1品をマツコさんへとすすめますが、「最も美しいと思います」と川原田さんが語る可憐なアジサイを目の当たりにしたマツコさんはどんな反応を見せるのでしょうか？
