ナチュラルにカバーして肌印象UP!トラブルレススキンの作り方
透明感がある肌でも、ピンポイントのトラブルでイメージが大きくダウン。かといって、ファンデーションやコンシーラーの厚塗りは悪目立ちさせてしまうのでNG! 塗り方&ツール使いで、ナチュラル仕上げのトラブルカバーが実現。
長井さんが教える基本のコンシーラーテク
隠したいポイントに合わせた「ツール使い」でナチュラル美肌に!
トラブルカバーは、コンシーラーの使い方がキモ。やみくもに重ねるのは、肌の上でヨレや崩れを起こしたり、厚塗りに見えてしまうことがあるので、避けたいところです。クマにはブラシで密着、シミやニキビ跡には綿棒で細かく……など隠すトラブルに合わせて塗り方やツールを変えることで、薄づきかつ的確にカバーが可能です(長井さん)
HOW TO MAKE UP?
レタッチ肌の作り方をプロセスつきでチェック!
STEP① 下地を「なると塗り」で均一にON
手のひらに、500円玉大弱の量出しておく。指でぐるぐると大きめのなると状に4ヶ所に置いて。
コツその① 使う量は500円玉大弱
■使用アイテム
STEP② 指の腹で全体へのばす
そろえた指先で内→外の方向に、むらなくのばす。指全体を使って、できるだけ肌に触れる回数を少なくすると、肌にも負担なく、ピタッと密着。
STEP③ コンシーラーをブラシでのせてクマをカバー
目の下の気になるクマは、いちばん濃くなっているポイントにブラシでコンシーラーをON。そこから、外側へ向かって流れるようにブラシを動かしてなじませる。
■使用アイテム
STEP④ 綿棒を使いトラブルをカバー
ニキビ跡やシミなどのピンポイントのトラブルは、綿棒の先端を指の腹でつぶしてのせる。先端の面にコンシーラーを取り、トントンと叩きながらのせて。
コツその② 綿棒の先をぎゅっとつぶす
STEP⑤ パウダリーファンデーションをトントンとのせる
ファンデーションをくるくるしながらブラシに取り、トントンと叩いて肌にON。すべらせてしまうと、コンシーラーがヨレたり流れたりしてしまうので、まずはタッピングするように全体にならすのがポイント。
■使用アイテム
STEP⑥ そのまま上からブラシでくるくると磨き上げる
全体にファンデーションがのったら、最後に優しく内→外に向かってブラシをソフトに動かして、余分なファンデーションを取り除いて。磨き上げるようにくるくると行ってツヤ感もアップ!
思わず見惚れる!憧れのレタッチ肌が完成♡
とにかくコンシーラーをどう使うかがポイントのレタッチ肌。トラブルに合わせたテクニックを駆使した、完璧かつナチュラルな仕上がりを目標にして!
教えてくれたのは……
美容部員としての経験から、幅広い年代の女性のコンプレックスを解決するメイクが得意で、多数の雑誌、広告などで大人気! 誰でもできる、簡単でわかりやすいテクニックに定評がある。『テクニックさえ身につければ「キレイ」はもっと引き出せる』等、著書多数
モデル/石川 恋(本誌専属) 構成/山梨智子 WEB構成/齋藤奈々
CanCam2019年3月号「ベースメイクで叶える#ノンフィルター美人肌」より