旅人150人が回答した「死ぬまでにやって良かった、2000のこと」
毎日同じことの繰り返し……と日々つまんないと感じている方。「今年やってみたいことや、これからの先の人生でやってみたいことをリストアップしてみたものの、なかなか何も思いつかない」という方。
そんなあなたへ、人生をおもいっきり楽しむヒントが詰め込まれた、ある1冊の本をご紹介します。
それは、世界中のあらゆるワクワクを集めた『この世界で死ぬまでにしたいこと2000』。
「旅の大事典」をコンセプトにしたこの本のページをめくると、この地球上にある絶景、秘境、グルメ、 非日常……=「この世界で死ぬまでにしたいこと」が2,000個ズラリと並んでいます。毎日に退屈しているあなたが、これを読むとやりたいことが見つかるかもしれないですよ!
気になる紙面をご紹介。国ごとに様々なスポットが掲載されてます!
まずは、気になるその紙面をご紹介。国ごとに様々なスポットが紹介されています。
チェックリストになっているページもあり、総ページ数は驚きの496P! 掲載国数は、日本のガイド本史上最多の186ヵ国となっています。
本の厚さは、3.2cmの大ボリューム! 圧倒的な情報量が大陸ごとに分類され、有名な絶景スポットから、マニアックな穴場情報まで丁寧に網羅されています。
たとえば、ニュージーランドの「ワイトモ洞窟」。地下の水脈で浮かぶ星が見える?と思ってしまいますが、実は青く光る土ボタルの群なのです。
イタリアでは、超有名な写真「沖の空飛ぶ船」を自分で撮ることができます。
さらにマカオの「グランド・リスボア」をご紹介。カジノで有名なマカオの街からはSFの世界のような写真が撮れます。
尋常ではない情報量のこの本、いったいどうやってつくられたのでしょうか……。
実はこの本、制作期間を1年かけて150人以上の旅人たちから「実際に死ぬまでにやってよかったこと」を2,000個集めてつくられたとのこと。
集まった情報をもとに、まずは2,000個の情報の真偽をチェックし、2,000枚の写真を集め、2,000本の原稿を執筆……。スタートを切ったのはいいものの、制作チームからは後悔の声が続々。
「むしろ死ぬまでにつくりきれるのか」というささやきが聞こえたほどだったという。「なぜそんな思いをしてまで、この本をつくったのか?」著者に聞いてみました。
【著者インタビュー:旅に出るための参考書として使ってほしい】
質問があります。「死ぬ前に後悔するのは、どちらだと思いますか?」A.あなたが「したこと」について B.あなたが「やらなかったこと」について…。
たった一度きりの人生、後悔は少ない方がいいですよね。じゃあ、まず最初にしなくちゃいけないことは? それは、「死ぬまでにしたいこと」を具体的にすること。この本はそのお手伝いをするためにつくられました。アメリカには「BUCKET LIST(バケットリスト)」といって、死ぬまでにしたいことをリスト化する習慣があります。直訳すると死を意味する「kick the bucket」。 この言葉から生まれた習慣です。
この本で紹介している、あらゆる刺激的な旅は、あなたより一足先に世界中を飛び回る旅人から集めたものばかり。つまり、世界中の旅人がやりとげた「BUCKET LIST」をカンニングできてしまう一冊、というわけです。
巻末には、上の写真のように、自分で書き込める「BUCKET LIST」ページも収録しているそうなので、気になるものはどんどん書き込んでみると楽しさ倍増かも。
旅行に行きたいと思っても「どこに行けば良いのか分からない……」という声をよく聞きますよね。そんな悩みもこれ一冊さえあれば一生困らずに済みそう!
年末年始休暇ももうすぐ終わり。『この世界で死ぬまでにしたいこと2000』を開いて、自分でも気づいていなかったやりたいことを発見してみてはいかがでしょうか。(かすみ まりな)
『この世界で死ぬまでにしたいこと2000』
著者:TABIPPO
定価:2,400円+税/ライツ社