「源氏物語」。
高校の教科書にも載っているので、誰もがその名前を聞いたことはありますよね。
主人公は光源氏。容貌,才能などすべてにすぐれた光源氏が、多くの女性と関係をもちながら、栄華と苦悩を体験していく物語。
そのくらいは知っている!という方は多いかもしれません。
しかし、その主人公光源氏が亡くなったあとの物語が後半にあるのはご存じですか?
その後半部分は別名「宇治十帖」。
誠実だけれどまじめで性に対しても淡白な薫と、好色で不誠実だけれど女性に優しく情熱的な匂宮。
光源氏の血をひくふたりのイケメン貴公子が都から離れた、美しい水郷の地=宇治で繰り広げる恋愛ゲームを描いています。
なんだか楽しそう!と思った方も多いのでは?
でも、古典文学だから、読み解くのがなんだか大変そう……。
そんなあなたに朗報です。現代日本の恋愛小説の名手、林真理子さんが、なんと小説化!
しかも、フランスの恋愛小説のように大胆で、優雅で、そしてエロティックで官能的……!
まるで恋愛ドラマを観ているかのようにスピード感あふれる展開!
読み始めたら止まらない「小説源氏物語 STORY OF UJI」をお見逃しなく!
「小説源氏物語 STORY OF UJI」林真理子
670円(税別)/小学館