【潜入レポ】エアガン女子急増中！超ストレス発散できる大人の遊び場「シューティングバー」がヤバい

海外ドラマの女優のように、銃を構えて「FBIよ！」と叫んでみたい。そんな願望を秘めた女子、案外多いのではないでしょうか？

その夢を叶えてくれる場所を、国内で見つけました！

吉祥寺にある『シューティングバーEA（エアー）』は、ガンシューティングを楽しみながら美味しいお酒も飲めちゃう大人の隠れ家です。「エアガン？　面白そうだけど撃ったことないし……」と思ったあなたも大丈夫。こちらのお店は、初心者かつ女性でも安心して楽しめる雰囲気のバーなんですよ♪

仕事帰りにストレス発散のため訪れる女性客も急増中、インスタやストーリーでもよく見かける……という、話題の店内に潜入取材してまいりました！

▼シューティングバーってどんな所？実際に行ってみた

噂のシューティングバーがあるのは、「住みたい街ランキング」の上位常連として知られる吉祥寺。JR吉祥寺駅から徒歩8分ほどの場所です。

道はまっすぐで分かりやすいのですが、入口が2Fにあるのでお喋りしていると見逃してしまうかも。頭上に見えるロゴ入りフラッグ（↓）を目印にしましょう。

シューティングバーEA2 — ちなみに私たちは一瞬通過しました。ご注意ください。

「EA」と大きく描かれたフラッグが入口の目印です。細い階段を上がると、すぐに入口が現れます。

ドキドキしながら扉を開けると、中にはエアガンでいっぱいの、ちょっとハードかつお洒落な空間が広がっていました！

ソファ席16席＋カウンター6席、ちょっと細長い作りの変わった店内。一見落ち着いた雰囲気のバーですが、店内を見回すとどこを向いても所狭しと並んでいるのは……

銃！

銃！！

そして銃！！！

あまりに銃に囲まれた非日常の空間に思わず「すごい……！」と声を失う、CanCam.jpスタッフ女子2名。もちろん、こんな光景を見るのは初めてです。圧倒される女子2人を「ようこそ〜！」と明るく迎えてくれたのは、店長の青木風人さん（↓）。とっても気さくなお兄さんです。

「すぐにでも撃ってみたい！」という興奮は一度落ち着かせ、ワンドリンク制なので、まずはドリンクを選びましょう。

▼手順（1）ドリンクを選ぼう！オリジナルカクテルは約20種類

こちらのお店では定番のカクテルやソフトドリンクの他、20種類近くあるオリジナルカクテルも選べます。メニューを見ていると、なんだか名前に見覚えが……？

CanCam.jp（以下C）「ひょっとして、これ全部銃の名前ですか？」
青木さん（以下青）「そうですよ〜。うちのオリジナルカクテルは銃にちなんだ名前やレシピなんです」

たとえばこちらの【シグ・ザウエル P230JP（900円/税抜）】（↓）。

こちらは日本の警察で実際に使われている銃をモデルに作られたオリジナル・カクテルで、和の雰囲気漂う桜のリキュールを使っています。
モデルになった銃「P230JP」は、『名探偵コナン』に登場する人気キャラクター・安室透が使っていることでも話題。（※もはや言うまでもないかもしれませんが、安室透は、私立探偵・公安警察・黒の組織のメンバーという相反する「3つの顔を持つ男」として登場し、劇場版『名探偵コナン　ゼロの執行人』などをきっかけに人気大爆発中のキャラクターです！）

安室効果で女性客のオーダーが急増しているという「P230JP」。ワクワクしながら一口飲んでみると……

C「わっ、美味しい！」

思わず声が出る美味しさ！　和菓子のような風味で、間違いなく女子が好きな味です。飲みやすすぎてグイグイあおってしまいそう……気をつけねば！（自戒）

せっかくなのでもう1杯、青木店長のおすすめカクテル【SPAS12（900円/税抜）】を作って頂きました。

青「このカクテルは、火をつけて仕上げます」

……えっ、火？

……ほんとに火だ！！　燃えているのはブラウンシュガーの角砂糖で、事前にウォッカに浸してあります。炎が小さくなったらカクテルに投入し、シャクシャクとかき混ぜて飲みます。これも美味しい！

オレンジやレモンを思い出す爽やかなリキュールに、焦がした砂糖によるキャラメルの風味が漂う、スッキリ甘いカクテルです。

また、こちらのバーはフードにもこだわりが。中でもユニークなメニューがこちら、「心にしみる薫製味噌」。パッと見シンプルなチーズ＆お味噌に見えますが、このお味噌、なんと店内で薫製しているのだとか。

チップの種類にもこだわって薫製したお味噌を、チーズに乗せて頂きます。まろやかで濃厚、これも美味！　地味に忘れられない味です（本当に）。

さて、美味しいフードもグイグイ飲めちゃうお酒もまだまだたくさんありますが、酔っぱらって当初の目的を忘れるわけにはいきません。気になるカクテルメニューに泣く泣く別れを告げて、そろそろ本題へ入りましょう。

▼手順（2）誓約書を読んで、メンバーズカードを作ろう

「銃を撃つ前に『誓約書』に目を通してくださいね」と、青木さん。
初めて来店した人は必ず誓約書（注意事項）を読み、メンバーズカードにサインするのがこのバーのルールです。

誓約書と言っても、内容は「スタッフの指示に従う」とか「銃口は人に向けない」とか、常識的なことばかりなのでご安心を。しっかり読んでサインをしましょう。

サイン入りのメンバーズカードが出来上がったら、いよいよ銃を選びます♪

▼手順（3）銃と的を選ぼう！お気に入りはどれ？

このお店には、2冊のメニューが存在します。1つはフード・ドリンクのメニュー。もう1つが……そう、エアガンのメニューです。

エアガンのレンタルは1丁500円（税抜）。ハンドガンなら約80発、ライフルなどの大きい銃なら約150〜60発撃てるとのこと。意外とたくさん撃てるんですね！（※銃の種類により弾数は異なります）

エアガンの品揃えはかなり多く、撃てるものだけでも10種類以上。店内のディスプレイを含めると200〜300種類にものぼるそう！
嬉しいのは、さまざまなアニメや映画で使われた銃にもたくさん出会えること。メニューを見ると「この銃はこんな作品に出てきますよ」という説明が丁寧に書き添えてあるので、作品のファンは興奮すること間違いなしです。

たくさんの銃の中から、迷いに迷った末に選んだのは……

こちらのふたつ。小さい方（写真上）は、女性にも扱いやすいハンドガン【M92F/M9】。映画『ミッション・インポッシブル』や『ダイ・ハード』にも登場する銃です。

大きい方（写真下）は、スコープ付きの本格派ライフル【L96AWS】。こちらはなんと、またしても『名探偵コナン』にゆかりの銃とのこと！

青「コナンの登場人物、赤井秀一さん（※こちらも大人気キャラクター）が使っているのと同じもので、女性客からひっぱりだこです」
C「せっかくなのでコナンしばりでいってみましょう♪」

銃を決めたら、的も選びます。「犯人と人質」タイプなど、5種類の中からチョイスしましょう。

全ての準備が整ったら、お待ちかねのシューティングブースへGO！

▼手順（4）いよいよシューティング。撃つ！撃つ！！そして…撃つ！！！

こちらのお店のシューティングレンジは、都内最大級の10メートル。友達同士で行ってもOK、3人までは同時に撃てます。

ブースからの眺めはこんな感じ（↑）です。

C「ハリウッド映画でよく見る、FBIの地下にあるやつだ……」

ガンシューティングは初体験のCanCam.jpスタッフ。「正直ちょっと怯えてます」と言いながら、おっかなびっくりゴーグルをかけ、しっかりレクチャーを受けます。

まずはハンドガンからチャレンジ。狙いを定めて……

……発砲！

C「た、楽しい〜〜〜〜！！！」

エアガンとはいえ想像以上のリアルさなのです！　銃の重さ、引き金を引く感触、反動……全てが未知の快感に！

C「女性でも問題なく撃てますね！」
青「女性客、多いですよ。仕事帰りにストレス発散しに来るおひとり様も増えてます」
C「ああ〜分かります！　楽しい……これはハマる……ハマりますよこれは」

ハマるハマると連呼するスタッフ。気分がノッてきたところで、いよいよライフルにチャレンジ！

スコープを覗き込むその姿はもはやスナイパー。5分前までは完全に怯えて腰が引けている初心者だったのがまるで噓のようです。そのくらい初心者でもすぐに使いこなせます！

ハンドガンの発砲音はパンパン！　という感じでしたが、ライフルの方は「シュピン！」という鋭い感じです。殺傷能力が高そう……！

ライフルを撃ち終わってみれば、初心者スナイパーはビンゴを達成していました！（的の真ん中の列がみごとビンゴ）

エアガンに触ったことがなくても、全然問題ないことを見事証明しました。ちなみに店内には女性スタッフもいるので、「女子にも撃ちやすい銃はどれですか？」なんて相談も気軽にできちゃいます♪

▼シューティングバーは「大人が子どもに戻れる秘密基地」のようなもの

青木店長いわく、このお店は「大人の遊び場なんですよ」とのこと。

青「子どもの頃、放課後になると空き地や公園なんかに集合して遊びましたよね。駄菓子屋で買ったもの持ち寄って、好きなものの話を延々したり、ゲームをしたり。それが大人になって、駄菓子がお酒に、ゲームがエアガンになったのが、この店だと思っています。いわば【大人が子どもに戻れる秘密基地】。僕らスタッフも、お客さんと一緒に遊ぶような気持ちで仕事を楽しんでいます」

なるほど。なるほど。ちなみにエアガン初心者の場合、どんな基準で銃を選んだら良いのでしょうか？

青「カッコいい！と思ったものを撃ってもらうのが一番です。知っている作品に登場する銃はもちろん、単純に形を見てこの銃が気になるな〜、カッコいいな〜、って選ぶのもOK。その気持ちこそが醍醐味ですから！」

それでも迷ってしまった場合は「なんでもスタッフに相談してください」とのこと。気さくで優しい店員さんばかりなので安心です。

大人の遊び場『シューティングバーEA』。
話題のお店だけあって、週末はかなり混み合います。来店の際は、早めに電話でご予約をおすすめします。（ちなみに青木店長いわく「水曜と木曜は比較的空いているので狙い目です」とのことです！）仕事帰りにちょっと撃つ、なんていうのも、大人ならではのオツな趣味かもしれません♪