ルブタンのアイコニックなレッドソールが生まれた瞬間とは

クリスチャンルブタンを象徴するレッドソール。そのエッセンスが注ぎ込まれた究極の赤「ルージュルブタン」はルブタンのコスメラインで最も人気があるアイテム。

では、そもそもなぜクリスチャンルブタンのシューズのソールが赤いのかご存知ですか？　そこには意外と知られていないストーリーがあったんです。

かつてクリスチャン氏が新しい靴の開発に悩んでいるとき、アシスタントが隣で赤いネイルカラーを塗り始めました。クリスチャン氏は「これだ！」とひらめき、靴の裏側、ソールにネイルカラーを塗りました。実はこれが、レッドソールが誕生した瞬間。

クリスチャンルブタンのアイコニックなレッドソールは、ネイルカラーから生まれたものだったんです。

レッドソールのレッドをリップカラーにも落とし込んだルージュルブタン。そして、ヌードからオレンジ、ピンクなど幅広いカラーを揃えるアザーシェード。質感はシルキーサテン、ベルベットマット、シアーヴォワルの3つを揃え、ルージュルブタン、その他カラー共に3つの質感があります。

ちなみにすべてのリップカラーはシルクリボンを通せば、ネックレスやチャームとしても使用可能。これはクリスチャン氏が、「もはや本来の目的を果たさないリップスティックを想像していたら、突然ジュエリーのアイデアが思い浮かんだ。リップスティックをペンダントのようにデザインし、ネックレスやイヤリングのように身につけたり、好きなところに留めたりできるように仕上げたのだ」と美を芸術品と考え、ルブタンのリップは貴重なジュエリーへと変化を遂げました。