河西里音がフルマラソンで4時間半を切りたい切実な理由とは？

2月20日、アパレルブランドを展開するマークスタイラーから、新ブランド『Jelill（ジュリル）』がデビューしました。河西里音さんは、ファッションディレクターとして奮闘の毎日。そして今、目下の悩みごとはフルマラソンで“4時間半を切る”ことだそう。その理由とは……？

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Woman Insight編集部（以下、WI）　先ほど、“里音さんの頭の中にあること”を絵に描いてもらいましたが、今（取材当時は、ホノルルフルマラソン2013の1週間前）いちばん割合が大きいのはどれですか？

河西里音（以下、河西）　今は、マラソンです。自分の夢を叶えるためのマラソンで……夢は、CDを出すことなんです。フルマラソンを“4時間半で走る”という目標を作って、それがクリアできたらCDを出してもらうって、マネージャーさんと約束したんです(笑)。

WI　走ることは元々得意だったんですか？

河西　私、高校のときに学年5位をとって、自分は“マラソンが得意なんだ”と思ってたんです。それで周りの人にもそういうふうに言ってました(笑)。でも別に部活をやってたわけじゃなく、たまたま5位になっただけなんだけど、「TGR（TOKYO GIRLS RUN）」のメンバーになって、初めて真剣に走ってみたら、意外と走れちゃったんです(笑)。

WI　マラソンで夢を叶えることはできそうですか？

河西　……うーん……ギリギリいけそうかなぁ。いつも練習で辛くなったときに、“こんなんでバテてたら、夢なんか叶えられないよ！”と、自分に言い聞かせながら走ってます(笑)。でもいくら練習でたくさん走っていても、フルマラソンは初めてなのでどうなるか怖いという気持ち。本当に不安がいっぱい……でもやりますよ！(笑)

WI　いま、自分の足で一歩ずつ前に進んでいる感じですね。でも、一度にやることが多すぎて投げ出したくなることはないですか？

河西　ありますよ(笑)。私、欲張りかもしれないんですけど、ひとつひとつ全部のことに100％の力を込めたいんです。自分の中で、「何かのせいで他のものが犠牲になっている」というつもりはないけど、そう言われたりすると、全部真剣にやってるのにできない自分がもどかしくて……。だけど、負けず嫌いだから、絶対に今やっていることを“全部成功させてやる！”という気持ちだけは充分にあります(笑)。

WI　ファッションブランド『Jelill（ジュリル）』のフッションディレクターに就任しましたが、元々ファッションに関心はありましたか？

河西　一人ファッションショーするぐらい、大好き！　タレントさんがファッションブランドを立ち上げるのを見て、いつか自分もファッションブランドを立ち上げたいなと思っていました。だけど、こんなに早く実現すると思ってなかったから、すっごく嬉しいです。

WI　忙しい毎日でストレスは溜まりませんか？

河西　自分で思っている以上に、ストレスがあるみたい……月に1回ぐらい、ベッドの上で、ただひたすら泣いたりわめいたりしてます。でも人に当たることはしなくて、一人でひとしきり騒いで気持ちが落ち着く、みたいな(笑)。それと、友達の存在は大きいですね。私のために時間を調整して話を聞いてくれる友達がいてくれて、本当に幸せだなって思います。