東方神起、2年半ぶり5大ドームツアーファイナル!涙のライブレポート
2017年より再始動した東方神起。そんな彼らの約2年半ぶりとなる5大ドームツアー「東方神起LIVE TOUR 2017〜Begin Again〜」が2017年11月11日に北海道・札幌ドームからスタートし、2018年1月21日の大阪府・京セラドーム大阪にて大盛況のうちにツアーファイナルを迎えました。
そんな、日本全国で再会の約束が果たされた本ツアーより、2017年12月20日に行なわれた東京ドーム公演の模様をお届け致します!
★東方神起が約2年ぶりに活動再始動!ユンホとチャンミンの変わらない仲のよさにキュンキュン♡
レッドオーシャンと呼ばれる赤いペンライトが美しい東京ドームでの、記念すべき1曲目は再始動第1弾シングル(ライブ当日の12月20日発売)である『Reboot』。
ステージに向かって右からユンホさんが、左からチャンミンさんがそれぞれ登場し、待ちわびたファンの大歓声のなか、稼働ステージでサブステージへ。続いて披露された『ANDROID』にて、2人が合流し、すれ違う瞬間にハイタッチ! 広いドームでの2人の一瞬のそして最初の邂逅に会場は大盛り上がり♡
続く『Humanoids』と、エネルギッシュなオープニング3曲を終え最初のMCへ。まずはユンホさんが挨拶をし「みんな、今日ヤバいかもよ?」と気合いをアピールすれば、チャンミンさんは「2年ぶりのツアーなんですけど、残念ながらちょっと皆さん太ったんじゃないですか?(笑)だけど皆さんの熱気は、パワーは衰えてないですよね!?」と相変わらずの愛あるドSっぷりを炸裂させ、ファンも一層の声援でそれに応えます!
そして『One More Thing』から『STILL』まで2つの映像を挟み、計9曲を畳み掛ける展開へ。決して一箇所に留まらず、サブステージからの稼働ステージでの移動、メインステージ、フライング演出……と多くのファンの皆さんの元へと東方神起の2人が自ら歩み寄る姿からは、再会を喜ぶユンホさんとチャンミンさんの気持ちが伝わってくるようでした。
切ない歌声に会場が聴き入った『STILL』を歌い終えた後は、空気が一転するような明るい2人が「皆さん改めまして東方神起です!」と挨拶。今回のツアーお決まりの一言「東京の皆さん、ただいまーー!」と呼びかけ、会場からも特大の「おかえり〜〜!」の声が。そこからは一気に東方神起名物(!?)の爆笑MCタイムへ!
ユンホさんが「今日はじめて東方神起のライブを観に来た方、手をあげてくださいー!」と呼びかけ、会場からチラホラ手が挙がると、「自分の予想より少ないですね」(ユンホさん)、「あんまり新しいファン増えてないですね。時が止まっているんですかね?」(チャンミンさん)と物足りなそう。ファンの「増えてるー!」という声にもチャンミンさんは「信用できない」とバッサリ! MC後半でも、風邪気味のユンホさんが自身の鼻声を「今日はじめての方は、これが僕の本当の声ではないから、誤解しないでください」と気にすると、チャンミンさんは「あまり新しいファンが増えてないから大丈夫です」とまたバッサリ!! 行ったことはないけど気になっている皆さん、東方神起が待っていますよ♡
そんな毒舌なチャンミンさんですが、MCの終わりには「次の曲は、2年間、皆さんに逢いたかったという気持ちを赤裸裸に歌った曲です」とファンへの愛がチラリ♡ 「それでは一緒に歌いましょう」と歌いだしたのは『逢いたくて逢いたくてたまらない』。移動するトロッコステージでアリーナを廻りながら手を振り、微笑み、ファンにその想いが本心であることを伝えていました。
別れを思わせる歌詞とはうらはらに再会の多幸感溢れる曲中、ユンホさんがファンに向かって「チャンミンに〜〜」と呼びかけ「逢いたくて逢いたくて逢いたくてたまらないよ」と歌わせる場面もあり、それもまたほっこり。離れていた間、きっとユンホさんもチャンミンさんに逢いたかったんでしょうね! とにかく随所で仲の良さを見せつけてくる2人に胸キュンが止まりません……
あたたかい空気に包まれたまま、冬にぴったりな『Duet(winter ver.)〜White(メドレー)』へ。このパートでは2人がワイヤーに吊るされた状態で登場し、そのままステージ正面の三階席の目の前まで移動。MCで「怖いというより痛い」(チャンミンさん)、「男の痛みに耐えています」(ユンホさん)と語った(会場は大爆笑)大変な演出ですが、そんなことは微塵も感じさせず、普段ならステージから一番遠い三階席のファンに丁寧に手を振る姿が印象的でした。
そこから映像を挟み、雰囲気は一転。2人の力強いダンスが圧巻の『Catch Me -If you wanna-』を披露。その勢いのままトロッコに乗り込み『Easy Mind 〜I just can’t quit maself〜OCEAN(メドレー)』のパフォマーンスで会場を一周。メインステージに戻り歌い上げたバラードの名曲『Bolero』は魂の共鳴と言っても過言ではない迫力で、呼吸を忘れるほど。そして、彼らの代表曲とも言える『Why?[Keep Your Head Down]』で、王者の貫禄を見せつけて本編は終了しました。
「東方神起」と繰り返し呼ぶファンに応えてのアンコールでは、終演を惜しむファンに「別れというのはあっという間だけど、また再会する場所を期待しましょうね」(チャンミンさん)、「最初から最後まで大きな声で応援してくださって感無量でした」(ユンホさん)と挨拶。アンコールの計4曲(メドレー含む)を全力で完走しました。
再会の喜びをファンと分かち合った公演はユンホさんの「本当にありがとう。ウィーアー?」にファンが「T!」と応え、心をひとつにして幕を下ろしました。どんなときも最善を尽くす東方神起の偉大さと、そんな彼らを優しく包むファンとの信頼関係を感じた一夜でした。
東方神起LIVE TOUR 2017〜Begin Again〜【セットリスト】
1.Reboot
2.ANDROID
3.Humanoids
4.One More Thing
5.Superstar
6.Chandelier
7.B.U.T(BE-AU-TY)
8.Spinning
9.Survivor
10.One and Only One
11.シアワセ色の花
12.STILL
13.逢いたくて逢いたくてたまらない
14.Duet(winter ver.)〜White(メドレー)
15.Catch Me -If you wanna-
16.Easy Mind 〜I just can’t quit maself〜OCEAN(メドレー)
17.Bolero
18.Why?[Keep Your Head Down]
19.MAXIMUM
20.Rising Sun
21.ウィーアー! 〜Summer Dream〜Somebody To Love(メドレー)
22.Begin〜Again Version〜