毎日のケアは?濡れたときは?ファーの豆知識4つ教えます!

冬の定番アイテムといえば、あたたかなファー。ファーアイテムは、麗しくもカジュアルも、様々なコーディネートに応用可能。そんな考えるだけでワクワクするファーの今日から使える豆知識、『Precious』流に学んでみませんか?

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【豆知識1】デイリーケア、実は簡単。

ファーのお手入れなんてちゃんとブラシなどを使わなければいけないのかしら……と思いがちですが、そんなことはない。外出から戻ったらファーを上下に振り、ほこりを落とすだけで効果アリ。軽くたたいてあげるのもおすすめです。すぐにできる上に寿命に格段の差がつくので、帰宅時の習慣にしてみてくださいね。

 

【豆知識2】突然の雨や雪で濡れたときの対処、教えます!

ドライヤーなどで強引に乾かさず、まずは軽く振って水分を落とし、乾いたタオルで毛並みに沿って拭き、陰干しします。乾いたら金属のくしで毛並みを整えましょう。皮面まで水分が浸透していたら、即座に購入したお店やクリーニング店に持ち込むのが吉です。

 

【豆知識3】ファーと香水の組み合わせは厳禁!

どちらもレディの象徴ですが、組み合わせて使うのはNG。香水など強い香りは、なめしの際使われる薬品と化学変化を起こし、なんと悪臭を起こす可能性も。黄変などのシミの原因にもなってしまいます。

 

【豆知識4】大事なファーのクリーニングはこう指定。

ファーのクリーニングは、専門店にお任せするか、信頼できるお店で、毛皮のクリーニングに最適な「パウダークリーニング」と指定して出してください。通常のドライクリーニングだと革が劣化したり、毛がぱさぱさになったり毛玉になったりするのでご注意を。

 

ちなみに、日本でファー人気の火付け役となったのは美智子皇后。ご婚約時、生まれ育った正田家を出るときに身につけていたのがミンクのストールで、当時はファーといえばあのミンク! というイメージを定着させたほど。

一度気に入ったファーは、きちんとお手入れしてできれば長く着たいものですよね。お手入れ豆知識を胸に、これからの寒くなる季節、あたたかさとお洒落さを両立できる素敵なファーで、冬のコーディネートを楽しんでいきましょう。(後藤香織)

 

Precious2013年12月号表紙
(『Precious』2013年12月号)

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