無印良品は、「わけあって、安い」をキャッチフレーズに、1980年に食品を中心とした40アイテムからスタートしました。
その中のひとつが『こうしん われ椎茸』。当時「干し椎茸は高い」という常識を、無印良品ではカタチや見映えにとらわれず、不ぞろいのものや割れたものも一緒にし、大きさをそろえたり割れたものをはじいたりする選別工程を省くことで、低価格を実現。大きさはいろいろ、割れもあるものの、風味には変化なし。パッケージに印刷した「安さのわけ」には、「生活の基本となる本当に必要なものを、本当に必要なカタチでつくる」という、開発の心が込められているのだとか。
“MUJI marche(ムジマルシェ)”は、まさに無印良品のものづくりの原点ともいえるイベント。
通常の流通経路では出荷できない規格外の野菜や果物を、サイズ選別する手間を省いて出荷。無選別の野菜を取りそろえ、形が悪くても、おいしさは変わらない旬の野菜を産地直送で販売しています。
まっすぐじゃなくても味には影響なし! こんなユニークな形の野菜に出合えるのもマルシェの楽しみ、かも。
「不ぞろい」と言われなければあまり分からない野菜や果物も。写真からもみずみずしさが伝わるトマトです。
現在開催中のマルシェでは、にんじんや文旦などの旬の野菜、果物を用意(販売商品は変更になる場合もあります)。彩り豊かな野菜をみていだけで、なんだか元気をもらえそうな気分!
販売場所となっている無印良品有楽町の店内に、突如として現れた野菜や果物に、足を止める人も大勢いるようです。
毎日先着50名まで、購入した野菜を“MUJImarcheロゴ入りマイバッグ”に入れてくれるそう。開催期間は、2017年2月22日(水)まで。この週末のお出かけ先として、いかがですか?(さとう のりこ)
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