トップアーティスト・河北裕介さんの「個性を引き出すメイクテク」で、CanCamモデルズが大変身!
「20代は“探す時期”。だからいろんなメイクにトライしてみればいい」と、河北さん。あれもこれも……と盛りすぎて、メイクが足し算どころか“掛け算”状態になっている人、いませんか?
変わるきっかけになるのが、メイクの“引き算”。特に「チーク」は、手っ取り早くメイク感が出るアイテム。つまり、チークに頼っていると、無個性の同じ顔になりがち。それだといつまでたっても自分らしさは見つからない、らしい!
┃CanCamモデルズも大変身!河北流・4つのメイクアドバイス
◆メイクは「服ありき」で考える
メイクは服と同じく、“おしゃれの一部”と考えるのが河北さん流。どんなに服でおしゃれをしても、顔とチグハグでは台なし! だから、その日の服に着替えてからメイクすること。
◆色より立体感。ベージュは最強カラー
河北さんがたどり着いた“最強の美人色”は、肌色の延長である「ベージュ」。基本的にメイクでこだわるべきは、色よりも、光と影で作る立体感。究極のナチュラルカラーであるベージュを使い、立体感を強調すれば、美人も小顔も全部叶うんです。
◆盛らずに引き算。思い込みは捨てる
毎日のメイクがルーティン化している方も多いはず。アイラインを引かなくちゃ……チークの塗らなくちゃ……この思い込みの何かを一度やめてみる。そうすれば、きっと何かが変わり始めるはず。
◆絶対的に必要なのは“色気”
20代で“かわいい”を楽しむのもいいけれど、もっと素敵になりたいなら、「絶対的に必要なのが色気」と河北さん。色気は“エロスなセクシーさ”ではなく、その人のすが透けて見える“らしさ”。だから、常に個性(色気)を意識することも忘れずに。
目指すは、5年後10年後、最高にいい女になれるメイク。今回、CanCamモデルズの中から、堀田茜さんの「ハンサムな女」メイクをご紹介します。
■河北メイク×堀田茜=「ハンサムな女」
丸みを帯びたパーツと端正な顔立ちで“かわいらしいムード”の堀田さんですが、実は、「ハンサムなメイク」が似合うのだとか。
ポイントは、凛としたアイライン。強さはありつつ、キツく見せたくないので、色は「ネイビー」をチョイス。それを主役にして、それ以外は余計なことは一切なし! まぶたも頬もリップも思いきりヌーディにして、ハンサムなムードを高めています。
顔立ちが違えばメイクの仕方も変わります。CanCamモデルズのメイクをそのまま真似る……というより、「いつものメイクを変えるきっかけになれば」と河北さん。
今回紹介した以外にも、「色っぽい女」「洒落た女」「ナチュラルな女」「かわいい女」と題したメイクも提案。気になる方は、『CanCam』3月号にて!(さとうのりこ)
★詳しくは『CanCam』2017年3月号(小学館)に掲載
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