稲葉友と黒羽麻璃央、「男性がバレンタインチョコをもらいたい時間」の“12時8分”に驚き

2017年のバレンタイン商戦に向けて、1月19日(木)、「セブン&アイ・ホールディングス 2017バレンタイン発表会」が行われ、俳優の稲葉友(いなば・ゆう)さん、黒羽麻璃央(くろば・まりお)さん、今川碧海(いまがわ・あおい)さんが登壇し、「バレンタイン」にまつわる男性の本音を赤裸々に語ってくれました。

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年齢も事務所も違う3人ですが、実は、「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」出身者という共通点が。稲葉さんは第22回(2009年)のグランプリ受賞、黒羽さんは第23回(2010年)の準グランプリ・AGF賞、今川さんは第28回(2015年)審査員特別賞を受賞。

 

今回は「バレンタイン」のイベントとあって、バレンタインにまつわるトークが中心に。

稲葉さんは「バレンタインの日は、ドキドキする。男性は朝からソワソワしているんじゃないかなと思う」と話し、続けて、学生の頃に「たぶん男なら、髪につけるワックスの量が増えたり、気持ちワイシャツがキレイだったりとか。どこか意識している」と話してくれました。

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そしてバレンタインの想い出を聞かれると、兄2人の末っ子ならではの苦い(?)経験がある様子。

「小学校5年ぐらいのとき、ひとりの年上の女の子が家に来て『稲葉くんいますか?』と……みんな稲葉なんですけど(笑)、ドアを開けたら、『これ、お兄ちゃんに渡しておいてください』というのを、一日に5回ぐらいありました。だから、そのチョコを全部くってやりましたよ」(稲葉友さん)

また、学校の教員だった父が生徒からモテていたそうで、チョコをもらって帰ると、「お母さんが嫉妬するので、僕が全部くってやりました(笑)」と、家族のチョコをひとりで平らげていたエピソードを告白。甘い物が好きだという稲葉さんにとっては「最終的に全部食べられるといういい日」と話していました。

ご自身は、小学~中学ぐらいに「友チョコ」が流行り、学校の女子から“もらえるだけもらう”ということをしていたそう。「義理とか本命とかじゃなくていいから、とにかく僕にチョコを食べさせてください、と。それで、1年で16個もらった」ということもあったとか(ちなみに「本命はひとつもなかった」と)。

 

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黒羽さんの想い出は、小学の6年間、同じ学校で近所の女の子が毎年、自宅までチョコをもってきてくれていたという甘酸っぱいエピソードが……。「毎年くれるから、意識しちゃいますよね」と黒羽さん。それを聞いて稲葉さんが、「絶対にくれるのって、お母さんだけじゃないんだ。いいなぁ」とひと言。中学からは転校して別の学校になってしまったため、毎年のチョコはなくなったそう。

現役高校生の今川さんは、ちょっぴり苦い想い出を。小学6年までバレンタインの日を意識して、着ていく服もおしゃれして行っていたのに「1個ももらえなかった」と。先輩たちから「ドンマイ!」と言われると、「でも、中学2年の時に1回もらえたんです。でも、義理チョコでした」と。その後、稲葉さんに「高校3年生で、想いを告げたいタイミングだからまだ間に合う」と言われ、「今年は期待したいです!」と笑顔を見せてくれました。

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稲葉さんと黒羽さんがスーツなのに対して、今川さんは少しカジュアルなスタイル。それを見て今川さんが「僕だけスーツじゃなくて、場違いな感じで……」と言うと、稲葉さんと黒羽さんが「いいんだよ、17歳なんだから」と口をそろえてフォロー。

 

ここで、バレンタインの調査結果(10-50代男性700人)で、「本命チョコをもらったことがきっかけで結婚した」という人が“100人中8人”いたという話題に。

これには3人は驚き、稲葉さんから「けっこうな割合ですよね、バレンタインをきっかけに人生の伴侶を見つけてしまうなんて。しかして、100人に配ったら8人ぐらいは結婚してくれるってこと?」なんて言葉が飛び出してしまうほど。

また「男性がチョコをもらいたい時間は?」という質問では、1位が「12時台」となり、平均時間は“12時8分”という結果が出たそう。それについてどう思うか聞かれた今川さんは「僕、わかりますよ」という返事。他の2人は驚いて聞き返していましたが、「昼にもらったら、『この後、夜、ご飯でもどうですか?』って言えるじゃないですか」という答えが。

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意外するぎる考えに、「大人か! え、ディナーのお誘いをしやすいから、この時間にくれると助かるってこと?」(稲葉さん)や「本当に17歳だよね?」(黒羽)さんも驚き!

ただ、昼にチョコをもらえることで「午後のモチベーションが上がる」「仕事が頑張れる」と、3人とも納得した様子。ただ、「昼にもらって喜ぶ男性が多いということですが、人によると思うので(笑)、空気を感じて……あと女性が渡したいときがタイミングだと思います」(稲葉さん)

 

バレンタインをもらう理想のシチュエーションには、稲葉さん独自の妄想劇が……。授業終わり、いつものように寝てしまって誰も起こしてくれないまま教室に残された稲葉さん。「チョコをくれる“あの子”だけは残っているんです。掃除のロッカーから“ドーン”と出てくるんです。お茶目だなと思いながら僕もビックリするんです。『どうしたの?』『いまちょっと練習してて』……ってなんの練習か分かんないですけどね(笑)。それで、『実は持ってきたんだよね、チョコ……』って渡されたら、これはもう始まりますね」と。このトークに、呆気にとられる周囲の視線を見て、稲葉さんも「これ、絶対ウケてないなと思いながらも……これもほろ苦い思い出として持って帰ります」と。

どうやら「珍妙なもらい方」がいいそうで、「チョコを渡す恥ずかしさを紛らせるがゆえに起こした行動のかわいらしさ」を表現したかったみたいです。「目的のための手段をいろいろ間違えている子。エネルギーの使い方をすごく間違えてると思うと、愛おしくなる」と、稲葉さん。

それまで無言だった黒羽さんも、稲葉さんのこの考えについて聞かれると「変化球がすごいな、と(笑)。ちょこちょこ真っ直ぐなやつがほしいですね。やろうとしていることが絡まっちゃうのは愛おしいですよね」と、少しは共感できる部分もあったよう。

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イベントでは、バレンタイン商品の試食タイムも。そして、甘い物が苦手な男子には、スキンケアなど「男磨き」のアイテムを提案。『OCEAN TOKYO』プロデュースのワックスを今川さんが実際に使ってみたのですが、「いいニオイがする」と、稲葉さんと黒羽さんが今川さんの髪を“くんくん”……「これは寄ってきますよ、女子」(稲葉さん)

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「渡す時って緊張するので、その時に『本命』と言わなくてもいいので、本命だというのが分かる手紙みたいなものがあると嬉しい。(手紙を)ください!(笑)」(黒羽麻璃央)

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調査結果では“12時8分”という数字が出ましたが、「いつでもいいんです。男はずっと準備しているので。2月14日は油断している時間は1秒もないと思っていただいて。いつでもウェルカムです」と、稲葉さん。そしてこんな言葉も……何人かで一緒にあげるというより、ほんの少しの“特別感”がほしい。(他と差がつけば)それだけで特別な気持ちが生まれる。ちょろいんで、僕(笑)」(稲葉友)

稲葉さん、黒羽さん、今川さんの話からも、やはり男性っていくつになっても「バレンタイン」をちょっとは意識しているのかも? 今年の決戦(2月14日)は火曜日。気になる男性がいる女性のみなさんは、今年こそ勇気を出して、みます?(さとう のりこ)

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