日本の経済をアレコレ回すために日々のお仕事を頑張ってくださる皆さん、本当にお疲れ様でございます! 年の瀬に差し掛かり、お仕事も徐々に忙しくなってきたのではないでしょうか。
どんなときもお仕事は常にやる気MAX! 全力で取り組む! というのはなかなか難しいですね。そう、例えば上司から余計な一言を言われて仕事へのモチベーションがガタ落ちした、という経験はあるあるかと思います。
そんなわけで、今回はWoman Insight編集部が20~30代の女性たちに調査した「一気にやる気が無くなった上司の一言」を、リアルエピソードを交えつつ紹介していきます!
◆「俺、こんなの頼んでた?」
あるある。あるある。きっと頼んだ本人はさほそ深く考えることなく、何かの思いつきでサラッと頼んでいたのでしょう。
例えば「突然頼まれた資料作成。残業しながらもなんとか指定された期限に提出したところ」……そんなときに、非常にありがちな一言です。
同様のパターンとして、せっかく作った資料を「やっぱり必要なくなったから、いらないや」とロクに中身も見ずに突き返されるパターンも切ないですね。私、使われもしない資料をコツコツ頑張って作っていたの? とその場で崩れ落ちたくなります。
◆「今日も残っているけど、デートの予定は大丈夫?」
出ました、「仕事を懸命にこなしている中でプライベートの領域に土足で入ってくる上司」。これまた本人は深く考えていない、なんとなく気を紛らわせるための会話」かもしれませんが、「余計なお世話」の一言に尽きます。
1秒でも早く帰りたい気持ちを抑えて頑張っている、週末の残業中によく飛び出す一言です。
「今日の残業のせいで、彼氏とのデートはキャンセルしました!」「彼氏いませんので!今後も安心して花の金曜日に残業をお願いしてください!」なんて怒り口調でぶちまければおとなしくなってくれるのでしょうか。どうして上司というのは、ピンポイントでやる気をなくす爆弾を投下してくるのでしょうか。不思議です。
◆「こんなことまで報告するな!&勝手な行動するな!」のコンボ
出ました黄金パターン!
「報告・連絡・相談の徹底」という言葉は社会人の一般常識として誰もが聞いたことがあると思います。略して「報連相」とも言われていますね。
しかしこの報連相、なかなかのクセモノです。
何故なら、報連相のさじ加減というものが上司の気分ひとつで変わってしまうからです!
具体的な例ということで、こんなエピソードを紹介します。
「君が担当している案件、動きがあるものだけで抜粋して報告してくれ」
報告書が長いと上司からの指摘です。そこで次は忠実に、動きがあった案件だけを抜粋した報告書を提出しました。上司の要望に応えたわけです。するとどうでしょう。上司は喜んでくれるどころか、さらなる指摘です。
「担当している顧客、何で全部報告してくれないの? そうじゃないと報告書の意味が無いでしょ?」
上司の嘘つき! わからず屋! 指示が前と違うじゃない!!
あまりの理不尽さに思わず床に転げ回りたくなった、というお話です。
では最後に、私が体験した中で最もやる気が失われた強烈すぎる一言を紹介したいと思います。
◆「お前らなんか、全員会社に残ってほしいなんて思ってないから」
この「お前ら」と言うのは新卒同期11人全員を指しています。就職氷河期と呼ばれた時代になんとか採用を勝ち取り、社会人として働き出して数ヶ月が経った頃の一言でした。
入社社早々にして月に100時間以上のいわゆるサービス残業を強いられている中でのこの一言は、まさに「絶望」の2文字。同期数人はこの言葉を受けてから数日のうちに退職を決意した、という何とも切ないエピソードです。
たとえ何があっても、ちょっとしたお説教のつもりでも、「お前には期待していない」という意味のことは、そのままぶつけてはいけません。
気分で部下を振り回したり、怒りにまかせた心無い言葉だったり、やる気を無くす余計な一言っていろんなパターンがあるんですね。
これを読んでドキっとした方も実はいらっしゃるのではないでしょうか。上司からの一言というのは、かなり重いです。何気ない一言で部下のやる気を無くしてしまっているかもしれません。どうか発言にはお気をつけて……。(ます子)
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