平間壮一は「極度の怖がり」？本番の舞台袖で気になってしまう“あるコト”を激白

Woman Insight編集部（以下、WI）　会見で、平間さんが『バイオハザード』のゲームを初めて目にしたのが6歳のころとおっしゃっていましたが、かなり印象的だったようですね。

平間壮一さん（以下、平間）　そうなんです（笑）。おじさんを呼びに部屋に入って行ったら、ちょうどゾンビが出てくるシーンで、それが本当に気持ち悪くて……「こんな怖いのもう観たくない！」って、それがきっかけでホラー映画も恐怖症になりました（笑）。そのあと、高校生のころまで、怖い映画とかには絶対に手をつけなかったですね。夏になると怖い映画がテレビで放送されたりして、他の人が観ていても、僕は音さえ怖いので逃げてました（笑）。正直に言うと、いまも怖いんです（笑）。

WI　怖いものが苦手になる原因になったのに、『バイオハザード』のゲームは1～6まで全部やられているんですよね。

平間　友だちの家に行ったとき、友だちの弟が『バイオハザード』をやっていて、そのときにチラッと見たら、僕が6歳のときに観た映像とかなり変わっていたんです。ゾンビなんだけど、人間寄りなビジュアルになっていたりして。それで怖くなくなり、ゲームも前よりずっとやりやすくなりました（笑）。ただ、ホラー映画は、いまも自主的には観ないので、もしホラー作品に出演オファーがきたらどうしようって思ってます……観るだけじゃなく、出るのもいやかも（笑）。お化け屋敷はいまだに一人で入るのは無理です（笑）。

WI　もしかして、かなりの怖がりですか？

平間　僕、もうすぐ出番ってときに、よく天井を見ちゃうんです。昔、両親が観ていた『女優霊』という映画をチラッと観たら、天井から声が聞こえたり、人がのぞいていたり……というシーンがあって、それがまさに舞台袖なんです！　舞台も基本的に暗いので、その映画を思い出すとちょっと怖かったりします（笑）。

WI　たまに、会見などでどこかをずっと眺めていたりするのって、そういうのをチェックしてたりしますか？（笑）

平間　わかります？　僕、そういうところありますよね（笑）。なんか見ちゃうんですよ……これはもうクセです（笑）。あるテレビ番組で、客席に座っているたくさんの人の中に、ひとりだけ変な拍手をしている人というか……幽霊？が映ってるという映像を観てしまって、それが頭の中に残ってるんです。だから、会見とかで記者の方がカメラを構えたり、メモを取っている人の中に、そういう幽霊みたいなのがいるんじゃないかって探しちゃうんですよ（笑）。

WI　『ミュージカル　バイオハザード』の舞台上では、どんなゾンビと闘うかわかりませんが内心ドキドキですね。本作はどんな内容になりそうでしょうか？

平間　僕が想像していたよりも「歌」が多いという印象でした。僕がいままで出演してきた作品の中で、いちばん歌が多いと思います。そういった意味でも、僕としては“挑戦”が多いミュージカルになるんじゃないかなって。あと、いま言えることといえば、僕が柚希さんに想いを寄せている役ということぐらいですね。

WI　過去に平間さんが演じてきた役で、設定の中に、誰かに恋愛感情をもつキャラクターを演じる機会はありましたか？

平間　誰かを好きというのはありました。だからまったくなかったわけではないですけど、誰かと愛を育むというのはないですね。でも今回も……（レコーダーに顔を近づけて）僕が、ただ好きだと一方的に想っているだけです（笑）。いつかは、お互いに想い合うような恋愛モノにチャレンジしてみたいという気持ちもありますけど、なかなか機会はないかもしれないですね。

WI　平間さんが演じる“ロブロ”を、ひと言で表すと？

平間　“格好つけたがり”です（笑）。ロブロという役は、「クソッ」とか「チクショー」といった感じの荒い言葉遣いだったり、先輩たちにもタメ口をきく、悪ぶってるような役。だから、いままで演じたことがない部分が多いキャラクターになりそうです。僕が普段格好つけるときですか？　僕は、踊ってるときぐらいしか格好つけたりしないですよ（笑）。