京都人がこっそり教えてくれた、京都で買うべき手土産7選

京都,手土産,おもたせ,食通

「嵯峨嘉(さがよし)」のしそ餅 梅

あっさりしたこしあんを道明寺で包み、さらに甘酢漬けの赤紫蘇で包んだ和菓子。素朴だけど洗練された味ですが、賞味期限が2日しかないので、買ったその日にあげる手土産で。(1個110円、12個入り箱1,446円)

 

「松屋常盤(ときわ)」の味噌松風

創業当時に大徳寺の和尚の発案で生まれたという、老舗菓子匠一子相伝の味。西京味噌と砂糖による甘しょっぱさともっちりした食感が特徴です。和菓子が苦手でも喜ばれる味。(税込800円)

 

京都ブライトンホテル「クー・オ・ミディ」のガトーフロマージュ

口当たりのいいさわやかなスフレチーズケーキは、コーヒーとの相性も抜群。個包装されているので、手土産向きです。電子レンジで温めると、焼きたてふわふわな濃厚チーズの風味に。(税込273円)

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「打田(うちだ)漬物」の長いも わさび味

素材の野菜にこだわってきた同店の漬物の中でも、独特の粘りとシャキッとした歯ごたえに、わさびがほんのり効いた長いもの漬物。ごはんに、そしてお酒のおともにもぴったり。(500円)

 

「祇園むら田」のいりごま

精進料理から老舗の料亭、そして家庭までと、京都の食に欠かせない「いりごま」。「むら田さんのを使ってしまったら、よそのは使えません」と言われるその品。白黒セットでぜひ。(税込・白いりごま115g 723円、黒いりごま115g 745円)

 

「マールブランシュ」の茶の菓

京都駅新幹線コンコースの売店でもおなじみ。「必ず喜ばれる」という手土産です。茶鑑定士と茶園主人、そして同店のパティシエの3人の匠が作り上げた、いまの京都らしい銘菓。(5枚入り630円、16枚入り2,020円など)

 

「聚洸(じゅこう)」の上生菓子

「当日に召し上がる場合のみ」の手土産ですが、その美しさに負けない美味しいも推薦の理由。看板商品のわらび餅ではなく、京都らしい風情をと、あえて季節の上生菓子を贈るのが通!(左が波の華、右が緑陰、ともに税込350円の夏季の品)

 

挙がってきたのは、老舗や人気店の品ばかりではなく、地元密着型和菓子店の素朴なまんじゅうや、あわただしい旅行では手に入れにくいものを贈るなど。さすがもてなし上手な京都人が選ぶ手土産は、一味も二味も違う!

本物の京都らしい手土産なら、食通もうならせることができそうですよね。(さとうのりこ)

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『和樂』2016年6・7月号(小学館)

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