今日の疲れは、颯とハンバーグに溶かして
食べている姿って最高に男らしくてかわいい! そんなもぐもぐ姿だけを拝める連載。第6回は、様々な作品で輝く俳優・一ノ瀬 颯さんが、ご褒美飯のハンバーグをいただきます♡
今日は、好きなものを好きなだけめしあがれ! 私たち、見ているだけで幸せなので…♡
1997年4月8日生まれ、東京都出身。2019年にデビュー作品『騎士竜戦隊リュウソウジャー』の主役に抜擢! 以降、様々な作品に出演し幅広い役を演じる。現在は『王様のブランチ』にレギュラー出演する他、初挑戦となる舞台『2025年劇団☆新感線 45周年興行・初夏公演 いのうえ歌舞伎【譚】Retrospective「紅鬼物語」』が公演中。
HAYATE’s Request → ハンバーグ
過去の連載を見て、写真映えまで考えて、様々な料理候補を挙げてくださった一ノ瀬さん。ハンバーグは最近食べたい欲が高まっていたそう。今回、店主おすすめのミディアムレアに焼いた300gの和牛100%ハンバーグ+ごはん&みそ汁も完食!
〝さわやか〟のハンバーグが忘れられない
もしかしたら、共演して仲よくなった葉山奨之さんと食べた〝さわやか〟がハンバーグを好きだと思ったきっかけかも。子供の頃からずっとステーキ派だったけど、食べ応えがあってジューシーなハンバーグにびっくり! 思い出も相まってまた食べたい味です。
けっこう甘党! これでも我慢しています
今回、メロンもリクエストさせていただいたくらい、甘いものも大好きで。最近は、舞台稽古場に差し入れでいただいた安納芋トリュフのおいしさに感動! 芋の周りがチョコでコーティングされていて、口溶けがなめらか。温めたり冷やしたりして食感の変化を出せるのもポイント高め。自分用にも差し入れとしても完ペキで、メモさせていただきました(笑)。
その人らしい手料理を食べてみたいな
今年のやりたいことリストに「自分で料理を作れるようになりたい」があるんです。適当には作れるけど、やるからには食卓には並ばなそうな凝ったものを作りたいと思うから、ハードルが高くてできていません。もしも気になる人が作ってくれるなら、その人らしさを感じられる料理がいいかな。それこそ、ハンバーグもよさそう! 普段は王道なオニオンソースなどで食べがちですが、そこもおまかせします(笑)。
今日は舞台を頑張るため、次はご褒美でハンバーグを♡
今まで好きな食べ物を聞かれて挙げてきたのは、焼き肉やお寿司で。誰かとごはんに行くときもこのあたりが鉄板だったんです。でも今年の僕の誕生日に家族がお祝いしてくれることになったときに、ふとハンバーグが食べたいと思って。それこそ、昔家族でよく行っていたハンバーグ屋さんの記憶がよぎったのかも。そこで僕が食べていたのは、ステーキだったんですけどね。ただ、今そのハンバーグ屋さんはなくて、色々と探してくれた結果、イタリアンになったんです(笑)。だから、今日やっとハンバーグが食べられて幸せでした。肉肉しくてガツンとくるんだけど、ソースはトリュフが上品に香る感じ。おいしかったです。
普段は健康や体型管理のためになるべく野菜から食べて、炭水化物は後回しにしていて。甘党でもありますが、食べすぎないよう気をつけています。今は舞台稽古中で、掲載号が発売する頃には大阪で公演中。泊まりの仕事だと栄養が偏らないか心配で…。以前、映画『仕掛人・藤枝梅安 2』を京都で撮影していたときは、ドラッグストアで健康食品やサプリをたくさん買ったんですけど、今回もそうするのかな? 初めての舞台で、着物を着て殺陣もあるので、どれくらい体力勝負なのかも未知数で…。最近ようやくいい感じに力の抜き加減を覚えて芝居ができるようになってきたのですが、舞台は初めてのことだらけで新人の頃のように再び力み気味です(笑)。映像でのお芝居と全然違うし、劇団☆新感線という唯一無二なジャンルでもあると思うので、難しいところ…。少しずつ全体図も見えてきましたが、ナマモノというところで永遠に完成しないことにも驚きました。でもそこが面白い部分なんだろうなと思いつつ、僕にとっては挑戦の毎日。次はご褒美として今日のハンバーグを食べられるよう、舞台に全力で挑みます!
撮影/北浦敦子 スタイリスト/檜垣健太郎(tsuji management) ヘア&メイク/MYOKEN 撮影協力/下北沢ミートダイニング 構成/田中涼子 WEB構成/久保 葵