「すべてが愛おしい時間」timelesz project、魂の全力を見せた最終審査速報レポート!

2月5日、東京ガーデンシアターにて、「timelesz project -AUDITION-」(通称:タイプロ)の最終パフォーマンス審査が実施されました。総エントリー数18,922名の中から、5次審査までの綿密なオーディションを経て最終審査に残ったのは、8名の候補者。昨年4月1日、Sexy Zoneからtimeleszへのグループ名改名と同時に発表された新メンバー募集オーディション。いよいよ、仲間探しの旅の終着地が近づいてきています。

▼最終審査直前!囲み取材詳細レポ

多数の応募の中から抽選で選ばれたファンを会場に招待して行われる最終審査直前、メディア向けにtimeleszの3人と候補生8人による囲み取材が行われました。

左から松島 聡さん・菊池風磨さん・佐藤勝利さん(timelesz)、後列左から最終候補生の篠塚大輝さん・橋本将生さん・本多大夢さん・寺西拓人さん、前列左から同じく最終候補生の猪俣周杜さん・浅井乃我さん・浜川路己さん・原 嘉孝さん

まず初の生パフォーマンスに向けての意気込みを問われると、スタッフやtimeleszメンバー、そしてお客さんへの感謝、「観てくれている人全員を幸せにしたい(猪俣さん)」、「原が必要だ、と思ってくれるパフォーマンスを全力でしたい(原さん)」「毎日このプロジェクトについて考えない日はなかった、思いをすべてぶつけたい(寺西さん)」「見てくださる方ひとりひとりを思い浮かべ、誠意を込めたパフォーマンスができたら(本多さん)」など、口々に気合を語りました。

Q.タイプロを通して、印象的だったのは?

菊池さん「出会いも別れもあって、すべてが本当に愛おしく、1秒も取りこぼしたくない。僕たち3人がtimelesz、そしてSexy Zoneをどう思い、どんな思いを背負ってパフォーマンスしているのか話す、いいきっかけになりました」

佐藤さん「すべてではありますが、やっぱり風磨くんからタイプロを提案してもらった日。なんとなく下を向いている空気感があったところに、すごく前向きなアイディアをくれて、これなら3人で一緒にいられる、僕は2人が好きだし、3人ともこのグループが好きなんだと改めて感じて、照れを超えて、どストレートにそれを伝えられるようになりました」

松島さん「候補生と実際に対面して、第一印象と本質の違いがどんどん見えてきたのは印象的。メンバーを選ぶ側として、一歩引いてみないといけないけど、どうしても感情が入ってぶつかることもあった。けれど、泣いて笑って感情をむきだしにできる関係性なのは、今のこのメンバーだからこそ。2人と13年一緒にいても気づけないポイントにも気づけました」

Q.あなたにとって「timelesz」を一言で言うと?

原さん家族。3人がみんなまっすぐに真正面からぶつかってきてくださって『飾ってる暇ないな、ぶつからないと意味ないな』と思える素敵な接し方をしてくれて、今では気を使わず話せるようになりました」

寺西さん一緒に戦っていきたい人たち。結果はどうなるかわかりませんが、メンバーになった先、そこからが本番。そのとき、一緒に戦う上で、こんなに心強い人たちはいないだろう、という印象です」

浜川さん愛。スタッフさんや僕たちにもすごく愛があって、3人の周りは、自然と笑顔が溢れている。そうやって背中を見せてくれることで僕たちも勉強になりますし、一緒に肩を並べて活動したい、と思っています」

本多さん大尊敬。パフォーマンスはもちろん、カメラが回っていない裏でも、僕たちひとりひとりに気を遣ってメンタルケアもしていただいて、本当に人格者です」

浅井さんNew Family。僕はオーディションのために半年間ひとりでアメリカから日本に来ましたが、誰よりサポートしてくれたのが3人。パフォーマンス面だけでなく、人として学んでいかないといけないことを、ずっと教えてくれました」

橋本さん大好き。家族のように愛を持ってひとりひとり接してくれて、僕も兄のように接することができて、大好きなお兄ちゃんたちができた感覚です」

猪俣さんタイムです。これからの時間を全部timeleszに捧げていきたい、という人生の覚悟を込めて」

篠塚さん尊敬。愛を持って僕たちに親身に接してくれました。そして生意気だった僕は『入るべきもの』と答えていたんですが…パフォーマンス面でも、アイドルとしても、まだまだ未熟な部分は多いですが、今でもその思いは変わりません」

Q.候補生の8人に、エールをお願いします!

佐藤さん「みんながずっと頑張ってきた姿を、近くでずっと見てきました。立場としては審査する側でしたが、みんなから学んだことのほうが多いんじゃないかな、と思うくらい、学んで成長させてもらって、刺激をもらって、素敵な時間を過ごせました。成長しなかった人は、ひとりもいなかった。ものすごいスピードで駆け上がってきたと思うので、自信を持って、今日の1日を楽しむことを忘れずにステージに立って欲しい。一緒に頑張りましょう」

松島さん「こうしてみんなの顔を見ると、一次審査の書類から比べて、みんなの表情もだんだん変わって、たくましくなっていって。その成長を僕らは、間近で見てきました。みんなの100%の魅力は、今日このステージで、みんな自身が伝えるもの。ただ、みんなの魅力は、僕らやスタッフさんがいちばん理解しています。だから、自信を持って、最善を尽くして、勝利も言っていたけど楽しむことを忘れないこと。自分がいちばん楽しめたら、それはお客さんに届きます。堂々とマイクを握って、心の底から楽しんでほしいなと思います」

菊池さん「このプロジェクトに関わってくれた皆さん、ありがとうございました。みんなから学ぶこともたくさんあり、グループへの想いが強くなったり、変わったり、プラスの方向に進んでいけたのは、まぎれもなくみんなのおかげ。いろんなことを教えてくれたからこそ、僕らもこれから先を歩んでいけるし、ご覧になった方も活力になっている。だから、結果はどうであれ、胸を張って欲しい。みんながいちばん輝けるように、僕らも負けずに輝きます。一緒に楽しみましょう」

▼いざ、パフォーマンス披露!

最終候補生8名は、会場に集まったファンの前で、2曲をパフォーマンス。会場には、山根航海さんや西山智樹さんなど、ここまでの審査で残念ながら最終に進むことができなかった仲間たちも、最終審査の勇姿を見届けるべく集合。5次審査で同じチームで濃密な時間をともに過ごした前田大輔さんのエールに、篠塚さんは思わず涙。同じく涙していた原さんは、本番前から泣いていたことを暴露されていました。また、意気込みを問われた猪俣さんは「360度楽しませます!」と回答し、「後ろにはおらん」と総ツッコミを受ける場面もあるなど、パフォーマンス前からすでに個性爆発です。

1曲目は、新曲「Rock this Party」を、timeleszの3人と披露。REDチーム(原さん・浅井さん・篠塚さん・本多さん)と、BLUEチーム(橋本さん・猪俣さん・寺西さん・浜川さん)に分かれ、堂々とパフォーマンス。お客さんの前でパフォーマンスしたのは初めてにもかかわらず、披露後に感想を問われると、口々に「楽しかった!」と答えていた姿には、これまでの膨大な練習の積み重ねが見てとれました。

そしてもう1曲は、グループの大事な節目のタイミングで歌われてきた曲『RUN』。こちらはtimeleszメンバーは客席から見守り、最終候補生の8名のみで披露。感極まってか、イントロから涙する候補生も。5次審査1位通過した浜川さんの堂々たるセンターから始まり、感情を爆発させて全力で持てるものをすべて客席に向かって放ち、最終的にはほぼ全員が涙。終了後の感想を聞かれた際、橋本さんは涙のあまり言葉に詰まる場面もありました。菊池さんも「我々以上に『RUN』を歌える人はいないと思っていたけれど、今日の『RUN』を超えるパフォーマンスはないなと心から思わせてくれる、最高の『RUN』でした」と絶賛するほど。

また、メンバーと一緒に駆け抜け、候補者の皆さんに愛を持ち、ときに厳しく指導してきたダンストレーナーのNOSUKEさんは「最初は『RUN』を課題曲に入れるのは複雑でした。けれど、ここまで乗り越えてきた8人の一生懸命な姿が、どこに連れていってくれるんだろうとワクワクさせてくれて。全力の『RUN』を見たら、最高の景色に一緒に連れていってくれた気持ちになりました」と賞賛。同じく、ボーカルトレーナーの宮本美季さんは「言葉を届け、いろんな気持ちを乗せて歌う姿に射抜かれました、本当に素晴らしいアイドルでした」と涙ながらにコメントしていました。


最終審査の模様、そして一緒に人生を歩んでいく新メンバー発表は、2月15日(土)AM10時のNetflix配信にて解禁されます。運命が変わる瞬間を、ぜひ、お見逃しなく。

timelesz project 公式サイト

撮影/安川結子 構成/後藤香織