その発言「エイハラ」かも!5人に1人は職場で年齢による差別を受けていた

■職場で受けた「エイハラ」のエピソードを教えてください。

・新入社員として入社した年はとてもちやほやされ、あちこちから飲み会のお誘いがあったが、年数を重ねるごとに減少(20代後半)

……「飲み会の誘いがなくなった」は、多くの女性が体験する最も年齢を感じる出来事では? そのため何もしなくても出会いが多かった20代とは違い、30歳を過ぎると出会いの数は激減。30歳までは飲み会は声がかかるのを待てばよかったが、30歳からは自分が声をかける幹事側の立場に…という人も多いよう。積極性がないと、家と職場を往復するだけの日が続いてしまうかも。

 

・上司から「もうそろそろ結婚する相手がいるんでしょ?」などと言われることが多々あった(30代前半)
・同僚が次々結婚し出産退社ラッシュ。先輩が「そろそろ結婚して落ち着いたら?」「子どもはいいよ~」なんて言われると「わかってるし!」と反論したくなる(悔)(30代後半)

……30歳前後から始まる同僚や先輩からのプライベート詮索。事あるごとに「結婚」「出産」という言葉が出てきてストレス。見えない先への不安とプレッシャーにやられている人続出。
一方で40代になると逆にまったくプライベートは聞かれなくなり、それはそれで悲しい現実が待っているとか。そんなに結婚してほしいならさりげなく出会いの場を作ってくれ~と思っているのが独身女子のホンネのよう。

 

・受付業務のアルバイトに入ったとき、28歳の人に「もうあなたより年上なんて入ってこないですから、絶対」「30歳でも結婚できるんですね~」「30過ぎているのにこんなこともできないんですか」と嫌味を言われ、見た目年齢が若いことを嫉妬された(30代前半)

……年齢を重ねるとなんでもベテランと思われがち。失敗をしたときはもちろん、うまくやってもイヤミを言われるのがお局世代。自分も年齢を気にしているだけに、悪気がない一言にも敏感なのです。若くいたいけど、若作りもNG。年相応の見た目でいることって実は難しい!!

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ここまでは年齢を重ねることによって受けたエイハラ例でしたが、実は若いことが理由で受けるエイハラも意外と多いようです。

・なんでも「若くていいね」「若いから何でもできるよね」などと言われる。私だって疲れるし、できないこともある(30代前半)

……若いというだけで体力に自信があって、失敗を恐れず何でも挑戦できる!と思われているようですが、実は体力なんて個人差があるし、慎重派の人もたくさんいるのです。

 

・若い子の気配りや積極性が足りないと「ゆとり世代は……」と年上の方に陰で言われている(20代後半)

……アラフォー世代以降の人からは事あるごとに「ゆとり世代」を理由にされるというのが20代後半の宿命。「ゆとり世代」だからこそ持っている心の豊かさとか、個性をもっと評価してほしいというのが彼らのホンネ。確かに「ゆとり世代」でひとまとめにするのではなく個人を見ないといけないですね。

 

パワハラ、モラハラ、エイハラ……最近ではなんでもハラスメントで片づける傾向があるのも問題。でもこういった社会問題になったことで、ひとりで悩んでいた人が発言しやすくなったのも事実。イヤなことはイヤと伝えられる世の中になれば、もう少し働きやすい社会ができるかもしれませんね。

でも個人的にはなんだか主張したもの勝ちな世の中になってしまうのもどうかと思いますが……良くも悪くも自己主張しないと生きていけないんですね。(いしかわちえ)

情報提供元:ウエディングパーク

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