【女性誌編集長おすすめコスメ】新感覚コンシーラーとなまめかしい美容液

■なまめかしいほどに潤った肌になる、未来の自分のために使いたい美容液

30代ではまった池波正太郎の名作を、再び読み返しています。『鬼平犯科帳』『仕掛人・藤枝梅安』、そして『剣客商売』。出合ったころはあまりに物語の展開が面白く、一気に通読しましたが、年齢を重ねた今は、季節や人物の描写に心惹かれ、じっくりと時間を掛けています。なかでも30代では気づかなかったのが、池波氏の女性の描き方の妙。どうやらぽっちゃり型がお好きなようで“みっしりと肉置（ししお）きがついた”（池波正太郎『剣客商売（10）春の嵐』新潮文庫／平成15年1月20日発行）だの“ねっとりと女の凝脂（ぎょうし）に照って”（池波正太郎『黒白（下）剣客商売番外編』新潮文庫／平成15年5月10日発行）だの、女性の姿・形だけでなく質感まで伝わってくるようで、実になまめかしい。おそらくはち切れんばかりにむっちりと、色つやもよく、吸い付くように潤った肌なのでしょう。やせ型＆乾燥肌の私にはうらやましい限りと思っていたら、池波好みの肌になれる美容液と出合ったのです。

アルビオンの「エクラフチュール」は、洗顔後すぐに使う取り入れやすい一本。ポリフェノールの一種であるレスベラトロールを多量に含む沖縄のブドウ、豊富な栄養をもちアマゾンでは神様からの贈り物と呼ばれるカカオ科の果実、このふたつの植物から美容成分を抽出。最先端のデリバリーシステムで、肌に素早く届けてくれます。あまりにスッと吸い込まれてしまうので、本当に効いているの？　と心配になるほどですが、翌日、2日後、3日後と、日ごとにふくらんでくるかのような肌には驚かされました。ただ潤っているだけではない、むっちり感なのです。

江戸時代においては、年増は意外ともてたそうな。とはいえ、もはや大年増以上の年齢の私。肌だけでもなまめかしくありたいと願っています。