WI 菜々緒さんは、これまで強い女性を演じることが多かったんじゃないかなと思いますが、今回、美園のような役を演じてみていかがでしたか？
菜々緒 これまでは女性社会で生きてるような強い女性を演じることが多くて、恋愛ってシチュエーションはなかったので、恋人同士の役は初めてなんです。
WI 新たな発見などはありましたか？
菜々緒 今回演じた美園のような、至って普通の女性ってちょっとしたことでクヨクヨするし、こんなことでヘコんだりショックを受けたり、単純なことで喜んだり……。感情の起伏が激しいんだなと思いました。好きな人からすると、（そんな姿が）すごく愛おしいんだろうなって思いました。（恋人同士は）お互いがベストでいられる状況をつくれることが大事だなって。彼が仕事に行くところを気持ちよく送り出してあげたり、とか。やっぱりケンカしたままで見送るのは、気持ちが良くないですし。そういうところを大事にしないとなって、気づかされました。彼女として、女性として、新たな発見というか初めての感覚でした。あとは、男性側の気持ちもよくわかりましたね。
WI そんな普通の女性を演じてみて、苦労した部分はありましたか？
菜々緒 これまで演じてきたような強い女性は、相手に有無を言わさずに言いたいことを言ったり、相手のセリフにかぶせて言ったりとテンポが早かったんですが、（今回は）表情やセリフの言い回しが180度違うし、沈黙のシーンも多かったので 、間の取り方に気をつけました。あとは、すごく女の子女の子している役柄なので、強くなりすぎないように自分が100パーセント出し切れる優しいところや可愛らしいところなどを出すように意識しました。今までにないお芝居だったんじゃないかな、と思います。やっぱり強いイメージがあるので正直不安ではあります。でも良い意味で、「こんな感じの役もできるんだなぁ」っていうのを感じてもらえたらいいなと思います。
強めの女性を演じるイメージが強い菜々緒さんですが、今回は至って普通の女性を演じられるということで、どんな菜々緒さんが見られるのか今から楽しみです！
結婚に悩む女性必見のドラマ『私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな』シーズン2は、いよいよ9月2日（水）23：00より放送です。（白鳥優香）
★前編はコチラ→ 菜々緒、「彼氏の●●は見て見ぬフリをするタイプ」
原作： ジェーン・スー「私たちがプロポーズされないのには、101 の理由があってだな」（ポプラ社刊）
出演： 浅見れいな、芦名星、池田鉄洋、臼田あさ美、貫地谷しほり、小池栄子、酒井若菜、佐々木希、佐藤仁美、釈由美子、城田優、中村倫也、夏菜、菜々緒、渡部豪太 ほか（五十音順）監督： 石井聡一、大内隆弘、片山雄一、川村泰祐、佐藤二朗、城田優、たかひろや、鶴岡慧子、マギー、村本大志、本橋圭太 （五十音順）
脚本： 新井友香、池田鉄洋、狗飼恭子、佐藤二朗、ジェーン・スー、たかひろや、樋口七海、ふじきみつ彦、マギー、松田沙也、渡部千穂 （五十音順）
音楽： アゲハスプリングス
主題歌： Charisma.com『アラサードリーミン』（ワーナーミュージック・ジャパン）
オープニングテーマ： 土岐麻子『セ・ラ・ヴィ～女は愛に忙しい～』（rhythm zone）
制作協力： ホリプロ 製作： アスミック・エース
製作著作： 女性チャンネル♪LaLa TV（C）女性チャンネル♪LaLa TV
