女を輝かせる「白、黒、ベージュ、グレー、ネイビー」ベーシック色の配色術

【グレー×ネイビー】
Domani2015年6月号P65
スエット×スカートでグレー×ネイビーという、定番アイテム・定番色の組み合わせも、色のニュアンスにこだわるだけで、まったく新しい印象のコーディネートになります。

例えば、濃淡2色のグレーが混ざっている、表情豊かな「杢グレー」のスエットに、青みの強いネイビーのタイトスカート。特に「杢グレー」はどんなアイテムでも「杢グレー」を選ぶだけでおしゃれな感じになるので、覚えておいて損はない色です。

 

【ベージュ×グレー】
Domani2015年6月号P66
ナチュラルな色みで、安心感を与えてくれるベージュ。サファリシャツなどの辛口なアイテムも、マイルドなベージュを選ぶと、女っぽい空気感が漂って取り入れやすいもの。大人に着こなすなら、ライトグレーのスエットスカートを合わせたドライな配色にすると「女っぽいのにかっこいい」雰囲気に仕上がります。

 

【ネイビー×黒】
Domani2015年6月号P67
「ちょっと重い印象になりそう?」と、難しいと思っている人も多い、ネイビー×黒のモードな色あわせ。けれど、リネンシャツやとろみ素材のショートパンツ、腰に巻いたGジャンなど、さまざまな素材感のあるアイテムでメリハリを作ると、すんなり着こなすことができます。

 

【グレー×白×ネイビー】
Domani2015年6月号P71
「総レースのコート」など、エレガントなアイテムも、男性的なイメージの強い色、グレーを選ぶことでグッとこなれた感じが出ます。エレガントなワンピースを合わせても素敵ですが、ベーシックな白カットソーにインディゴデニムを合わせることで、いまっぽいやんちゃさを演出しましょう。

 

【白×黒】
Domani2015年6月号P72
ベーシック中のベーシックといえば、白×黒! けれど、アイテムひとつひとつに気を配ることで、「無難」にならない、劇的におしゃれな印象に仕上がります。例えば、この春流行しているボタニカル柄の、女っぽいタイトスカートを着こなしの中心にして、白ライダースでビターさを、世代問わず大ヒット中のスポーティサンダルで鮮度を入れる……そんな着こなしは潔くて美しいものです。

 

【白×ベージュ】
Domani2015年6月号P73
「純粋、清潔、無垢」の象徴である白と、身につけると自然とまあるい気持ちになれるベージュ。そんなふたつの色のアイテムを、さまざまな質感と濃淡で重ねていくと、まろやかで気さくないい女が完成します。なんとなく気分が上がらない……という日にもおすすめの色合わせです。

 

小物も含めてベーシックな2~3色でまとめているのにこんなにおしゃれなのは、「色選び」「アイテム選び」が、「なんとなく」ではなく、「きちんと計算」しているから。

まだ気づいていないだけで、あなたの手持ちのアイテムも組み合わせ次第で「ただの無難」から「なんだかおしゃれ」に化けるかも……!? 今度のお休みの日にタンスの中身を引っ張り出して、いろいろ組み合わせてみてくださいね♪(後藤香織)

 

Domani6
『Domani』2015年6月号(小学館)

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