絶食はNG!医師が語る、失敗しない“Fasting(ファスティング)”のコツとは?

海外セレブやモデルたちが取り入れたことで話題になっている、“Fasting(ファスティング)”。簡単にいえば「断食」のことなのですが、完全な絶食ではなく、適切な栄養摂取をしながら体内環境を整えるというものです。

ちょうど新年度が始まったこの時期に、3月までがんばった身体をリセットして、気持ちよくリスタートしたいところ。

順天堂大学医学部教授の小林弘幸先生によると「食事だけでなく水分もとらない生活をしてしまうと、かえって腸内環境が悪化してしまいます」とのこと。では、一体どのようにFastingをすればいいのでしょうか?

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◆正しい“Fasting(ファスティング)”のためにおさえるべき2つのポイント

【1】腸を規則正しく動かし続ける

「腸内環境が悪化すると、エネルギーがうまく全身に届かなくなり、体内でのエネルギー活動が低下。代謝機能も落ちてしまいます。それらを避けるためには、腸を規則正しく動かし続けることが重要。

時計遺伝子をリセットして1日のリズムを整えてくれるため、朝食は欠かさず摂ることをおすすめします。

また、夕食は就寝3時間前に食べ、腸を動かして睡眠に入るのがベストです。1日のなかで、昼食だけを制限して天然炭酸水に置き換えるのがおすすめです。

まずは、無理をすることなく3 日間かけて取り組みましょう。3日間続けるのが難しい人は週末の1日でもチャレンジしてみましょう」(小林先生)

【2】水分とミネラルを摂取する

「人体に必要な5大栄養素といわれる、カルシウムやマグネシウムなどのミネラル。このミネラルは食事の代わりに水からも効率よく摂取することもできます。

過度な食事制限を行うと、身体に必要な栄養素をとることができず、当然不健康になってしまいます。毎日を健康に過ごすためには人体の5大栄養素のひとつであるミネラルは欠かせません。

ストレス社会で失われやすいミネラルは、継続して補充することが必要です。

Fastingを実践する際には、ミネラルのバランスが理想的な割合に近い比率で含まれており、さらにFasting中の空腹感を和らげてくれる『ゲロルシュタイナー』のような天然の炭酸水を選ぶとよいでしょう」(小林先生)

たとえば、モデルの道端ジェシカさんがFastingを実践する際は、炭酸水を目覚めに1杯、お昼に1本、夕食の前後にも飲んでいます。そして朝食にはバナナやヨーグルト、夕食にはかつお節をかけたおかゆなどをとっているそうです。

特に女性にとってFastingは、むくみがとれたり、フェイスラインがすっきりして小顔になったり、毒素が抜けて肌がきれいになったり……美容効果が期待できるところも魅力!

ただつらい思いをする断食としてではなく、きちんとポイントをおさえたFastingを心がけましょう。きっと、新年度を気持ちよく過ごすための、気持ちの切り替えになるはずですよ。(鈴木 梢)

 

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