WI そんな謙信に、ほかのキャラクターがどう絡むかも気になります。
東 そういえば、織田信長が謙信を好きだったんじゃないか、という説があるんですよ! 相手武将にもかかわらず、女性に贈るような金屏風をプレゼントしていたり、京都で逢瀬してたり・・・・・・あと、文通もしてるんですよ。謙信って、どの記録をみても「あいつは義を通す武将だ」とかって褒められているんです。だから、謙信がみんなを取り合うというか、特別なポジションだったのは間違いないですね。
WI まさかの武将同士の恋愛も気になります・・・・・! ほかに注目のキャラクターはいますか?
東 イケメンもたくさん出てきますから! 織田信長もそうだし、おすすめは武田信玄。彼って「坊主で入道」ってイメージあるかもですけど、じつはけっこう細身でしゅっとした、病弱なイケメンだったらしいという記録もあるんですよ! そういうのもうまく取り入れていきたいですね.
WI お話聞いているだけで楽しみです。早くも実写化してもらいたいとさえ思います!
東 本当、私もやり始めてからどんどん夢が広がっています。夢は宝塚の演目になることですね!
「女性武将・上杉謙信」を、女性作家ならではの視点で斬る意欲作。発売前の原稿を読ませてもらったのですが、受験生のころテスト16で点という点数を叩き出して以来、歴史に抵抗感のあった私でも、気軽にするする読めました。本当に、大河ドラマなどで実写化されたところを観てみたいです……! 次回は、創刊雑誌『ヒバナ』と、マンガ家10周年を迎える東村さんご本人に迫ります!(五十嵐ミワ)
『ヒバナ』2015年 4月号
発売日:3月6日(金)
価格:680円(税込み)
発行:小学館
『雪花の虎』ほか、5作品の先行試し読みはこちらから!→ hi-bana.com
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