「入れても、入れなくても大差ないでしょ?」と思われがちな“チーク”。
とんでもない! 特に、年齢を重ねて「くすみやすい」大人の顔に、血色アップをしてくれる“チーク”は絶対にマスト。欠かせないメイクです。でも苦手意識をもつ人が多いのも事実……。
『Precious』3月号によると、適切なチークコスメとブラシを選べば、仕上がりの7割は決まったも同然。残りの3割=入れ方も、やってみると意外と簡単。若さと艶やかな印象をもたらすチークの基本の入れ方は、“ひとつしかない”とのこと。
「イマドキの大人のチークの入れ方」は、この4ステップ!
【1】チークを入れる位置を確認するため“思いっきり笑う”!
チークを入れる位置は、黒目の内側の垂直線、生え際から指2本手前と目の上のラインの延長線上との交点から伸びる垂直線の内側。そこに“勾玉形”に描くこと。鼻と唇の間の半分のラインより下にはみ出ないようにするのがコツ。初めて試すときは、思いっきり笑った状態で、淡色のリップペンシルなどで薄く印をつけてみましょう。
【2】最初にブラシをおくのは、頬のいちばん高い場所から
頬の最も高い場所にブラシを当て、力を抜きながら生え際へ。生え際で折り返して小鼻方向→再び折り返し、最初よりも気持ち外側を通り、生え際方向へ戻します。これで1セット。理想の濃さになるまで、左右交互に繰り返します。クリームタイプは、頬の最も高い場所に指先でおき、人さし指と中指の2本の腹でポンポンと広げるのがポイント。
【3】横顔もチェック。大きな鏡で正面からも確認を
チークのケースについているような、小さな鏡を使っていてはダメ! 左右対称に正しく描けたかどうかの確認は、必ず顔全体が写る鏡で行いましょう。次に、横顔をみて、勾玉形に収まっているか、頬の最も高い部分が濃くなっているか、そしてチークの輪郭がいまひとつ肌になじんでいない部分がないか、笑った状態でチェックして。
【4】最後のひと手間! 中指の腹でチークの輪郭をぼかす
最後に輪郭をなじませるのは、プロのアーティストも必ず実践していること。左右の縦方向のラインは中指の腹全体を当て、外側から中心部に向かい、一気に指を滑らせます。上下の曲線部分は、指先の腹でポンポンとなじませて。なじみきらなかったり濃いムラがある場合は、ファンデーションのスポンジで軽く押さえましょう。
いかがですか? これが基本のチークの入れ方です。
思い立ったら吉日! 練習がてら、今日のメイクを落とす前に、一度ブラシの動きやどの位置に入れるのか……というのを実践してみてください。一度試してみれば、入れる位置やチークの量の加減がわかるはず。
さて、“7割”を担う、自分に似合うイマドキのチークコスメと、上質なブラシの選び方は、ぜひ『Precious』3月号でチェックしてみてくださいね。(さとうのりこ)
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