あえてのボロボロがこなれ感たっぷり♡「フレイドヘム」って何のこと?【意外と知らないファッション用語】

よく聞く「フレイドヘム」って何?

フレイド(frayed)には英語で衣類などを「すり切らす」「ほつれさせる」ヘム(hem)には「布・衣服のへり」「すそをかがる」という意味があり(プログレッシブ英和中辞典調べ)主にデニムなどのパンツで裾を切りっぱなしにして糸がほつれたような状態のままはくスタイルを「フレイドヘム」と呼んでいます。ラフさが強調されるほか、ワイルドな印象の「フレイドヘム」のアイテムは、Tシャツなどを合わせたシンプルなスタイルはもちろん甘めブラウスやきれいめシャツコーデとも好相性です。

フレイドヘムデニム×ブルージャケットコーデ

メンズライクなジャケットも、サックスブルーの爽やかさで強くなりすぎずまろやかな印象に。ラフなフレイドヘムデニムを合わせることで、ジャケットをカジュアルダウンするのもこなれテク。白でなくグレーのTシャツでなじませつつ、肩にひと巻きしたブルーニットで洒落感強めのコーデが完成します。

CanCam2021年4月号より 撮影/須江隆治(see) スタイリスト/たなべさおり ヘア&メーク/桑野泰成(ilumini) モデル/楓(本誌専属) 撮影協力/木谷成良、田中かほ里 構成/鶴見知香 WEB構成/久保 葵