“黒”な目元につきまとう8つのお悩みをプロが解決!
韓国風の黒な目元が今、一周回って新鮮! 抜け感のあるニュアンスカラーもかわいいけれど、凛とした雰囲気をまとえるあえての“黒”な目元は今っぽ女子の憧れ。
今回は人気ヘア&メイク桑野さんに、読者から集めた目元と眉に関するお悩みに答えてもらいました!
Contents
教えてくれるのは…ヘア&メイク 桑野泰成さん
ilumini.inc.所属。絶妙な色や質感の組み合わせで、新鮮なメイクを提案。唯一無二のおしゃれな仕上がりが支持され、様々な媒体の美容企画はもちろん、ファッション企画でも大活躍!
黒な目元にする時のお悩みQ&A
Q.黒マスカラやラインはにじんでパンダ目になっちゃいます…!
A.目元の油分をオフすることを忘れずに!
「目元にスキンケアなどの油分が残っていると、マスカラやアイライナーと混ざってにじみやすくなります。綿棒で目のキワとまつげをなでるように優しく油分をオフして。そのあと、フェイスパウダーを目元全体にのせるとさらっとしてよりにじみにくく!」
Q.顔が濃いので目元に黒を使うとケバく見えます…
A.眉、チーク、リップに抜け感を作ろう!
「今回の企画で紹介しているように、目元に黒を使うときは眉はやわらかく、チークとリップにはほんのり血色感が宿る肌なじみのいい色を選ぶのがポイント。顔のパーツがはっきりしていても、このメイクバランスを意識すればいい塩梅になるはず!」
Q.色黒なので黒を使うと顔全体が暗く見える気が…
A.黒っぽく見えるグレーマスカラがおすすめ
「黒に近いグレーでも、実は黒と同じような雰囲気は演出できます! 白が強い明るいグレーではなく、透ける黒のような発色のグレーマスカラからチャレンジしてみて」
透ける黒のような絶妙なグレー。
Q.自まつげっぽく盛れるマスカラのおすすめは?
A.コームタイプのマスカラが◎
「コームタイプのマスカラは、まつげをとかしながら毛1本1本にマスカラ液を塗布できるので、ダマになりにくいのが特徴。ボリュームは控えめに、自然なセパレートでナチュラルにまつげの存在感をUPできます」
ファイバー入りで自然にボリュームUP。
クリアブラックのマスカラ下地。これ1本でもまつげが際立つ!
Q.インサイドラインをうまく引けません
A.まぶたを引っ張りながらまつげの間を埋めるイメージで!
「そのままの状態でインサイドラインを引こうとすると、アイライナーが皮膚の上ですべるので、上にまぶたを軽く引っ張ると、目元が固定されて引きやすくなります。一度手の甲に描いて、アイライナーの先端を肌になじませるのもコツ!」
Q.自眉が薄いので薄い色のパウダーで描くとすぐ落ちそうで心配です
A.アイシャドウベースを眉尻に仕込むとしっかり描けます!
「アイシャドウベースをまぶたに塗る延長で、指に余った少量のアイシャドウベースを眉尻にも。片栗粉のようなサラッとした質感になり、そのあとのアイブロウパウダーがしっかりのるようになりますよ」
軽い塗り心地で肌にピタッと止まり、アイシャドウの発色をよくしながらヨレを防ぐ!
Q.ついつい、眉が濃く仕上がってしまいます
A.やわらかい紛質のパウダーを選べば濃くなりにくい!
「まずはスクリューブラシで毛並みを整えて、毛が少ないところにだけ描き足すことを意識して。やわらかい粉質の薄いカラーが入ったパウダーなら、ふわっと色づくので濃くなりすぎません。必ず、薄いパウダーと濃いめのパウダーをブレンドして使おう!」
アイシャドウとしても使えるマルチタイプ。グラデーションカラーが使いやすい。
Q.自眉が濃いと抜け感を出すのが難しい!
A.ピンク系のアイブロウマスカラならひときわやわらかいニュアンスに!
「眉にほんのり赤みを与えると毛の濃さが和らぎ、軽やかな印象になるんです。仕上げにピンク系のアイブロウマスカラでサッサッとカラーリングすると、濃い自眉でも簡単に抜け感が手に入ります」
プロのテクニックを参考に、今っぽい“黒”な目元に挑戦してみてくださいね♡
撮影/ISAC(SIGNO/人物)、金野圭介(静物) ヘア&メイク/桑野泰成(ilumini.inc.) スタイリスト/菅原萌衣(COZ.inc) モデル/宮本茉由(本誌専属) 構成/小嶋明恵 WEB構成/谷夏帆 ◆この特集で使用した商品はすべて、税込み価格です。