本日9月22日は「世界サイの日」。皆さんご存じ、”角”が特徴的な、あのサイです。
この日は、2010年にWWF南アフリカの主催で始まり、今年で3年目を迎えました。世界中の動物園や保護団体、学校などが参加し、サイを知ってもらうイベントを行ったり、チャリティーのイベントをおこなったりしています。
サイはゾウに次ぐ大型の陸棲哺乳類で、最大の種であるシロサイは体長4m、体重2.3tにも達します(最大で3.6tという記録も)! さらに、巨体に似合わず最高時速50kmで走ると言われ、かなり迫力のある動物です。
そして世界には5種類のサイが現存し、アフリカ大陸(シロサイ、クロサイ)、インド・ネパール(インドサイ)、東南アジア(ジャワサイ、スマトラサイ)に分布しています。進化の過程では、数百種類のサイが存在していたとの報告もあるようです。
現生のサイはその5種なのですが、実はそのいずれもが絶滅の危機に瀕しています。それが「世界サイの日」ができた理由。彼らを守るためにさまざまなことがおこなわれているのです。
ちなみに生息数減少の主な原因は人間による乱獲であり、現在でも角を目当てにした密猟が絶えません。
サイを飼育している全国の動物園では、「世界サイの日」にちなんだ、サイを知るためのさまざまなイベントがおこなわれています。ぜひ遊びに行ってみてくださいね。(鈴木 梢)
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