今の彼氏と結婚したいなら、絶対におすすめできないNG行動
大好きな彼にプロポーズされて、いざ結婚……。女子としては、こんなに心躍るシチュエーションはありませんよね。でも、そこで調子に乗って素を出し過ぎると、せっかくの結婚がダメになってしまうことも。結婚前だからこそ、慎むべきことがいくつかあるのです。そこで今回は、今の彼氏と結婚したいなら、やっておくべき長続き心理テクニックをご紹介いたします。
■お金を浪費する方向にばかりシフトする
男性が結婚前に最も見ているものといえば、女性の金銭感覚と言っても過言ではないでしょう。ホーディング傾向尺度の作成とアニミズムとの関連性の検討の論文では、浪費傾向の尺度について語られています。どんなに魅力的なパートナーでも、浪費傾向が高い女性は敬遠されると言えます。それは、お金が時間や労力を短縮するアイテムだからです。結婚前の女子の心境としては、結婚式や住居、生活などに思いを馳せるのが一般的ですが、どうしても理想の生活に近づけるにはお金が必要不可欠です。そこで、彼にあまりにもお金を浪費する方向にシフトする内容を提案すると、男性側には負担となり引かれてしまうのです。
■家事能力のなさをアピールする
心理学の分野においては、進化心理学というものがあります。これは進化生物学的な解釈やメカニズムにもとづき、人間の行動や心理を明らかにしようとする学問分野です。オーストリアの心理学者ツェントナーとアメリカの心理学者イーグリーによると、男性はパートナーの家事能力を重視するという結果が出ています。そのため、家事能力のなさをアピールするのは、結婚前の状況においてはマイナスになってしまうのです。もしも自信がなければ「今はできないけど、これから勉強していく」という姿勢を見せればOK。要するに、成長の可能性を暗に示せばいいのです。
そしてもちろん、家事労働はふたりでおこなうもの。「相手がやって当然」と思っているような男性なら、そもそもその人でいいのか、もう一度しっかり考え直してみたほうがいいかもしれません。
■食の好みと嗜好品をガマンしない
結婚生活の中で、何度も一緒に繰り返すものと言えば、まず「食事」が挙げられますよね。食事は人間が生きていくうえで欠かせないもの。一般的に考えると、最も多い共同作業だと言えます。そのため、食の好みが合わなければ、どんなに仲の良いカップルでも、結婚生活に不安を覚えてしまいます。アメリカの心理学者グレゴリー・ラズランは飲食をしながら相手と会話をすると、おいしいと感じる食事がポジティブな話題や会話の流れに結びつくと提唱しました。そのため、食の好みの食い違いは、親密なカップルにとってはストレスになるのです。これはタバコやお酒などの嗜好品に関しても同じことが言えます。
■過去の恋愛遍歴をオープンにする
人には知らないことを知りたがるという性向があります。しかし、だからと言ってお互いの元カレ・元カノのことや過去の恋愛遍歴をオープンにするのは、結婚前のふたりにとってマイナスでしかありません。過去の恋愛話をするというのは、恋愛心理学によると、自分はこんなすごい恋をしてきたという自慢の気持ちが強くなる傾向が高く、承認欲求と劣等感が絡むことが多いのです。そのため、お互いの自慢話もしくは悲劇話になりやすく、脚色された会話の中で「この人とやっていくのは難しいかも……」と感じさせるきっかけをつくる恐れがあるのです。恋愛するうえではちょっとしたエッセンスになるかもしれませんが、結婚においては、安定的な関係を壊す材料になりかねません。
いかに結婚する間柄だと言っても、親しき仲にも礼儀ありの精神は忘れてはいけません。確かに結婚生活をしていく中で、いずれ知られていくことも少なくありませんが、あまりに気を抜くのはNG。結婚生活の中でなら許されても、結婚前だとNG認定される場合も。正直であることと、開けっぴろげなのは異なるので気をつけましょう。そのうえで、お互いの結婚観のすり合わせを大切にしていきましょうね。(脇田尚揮)
認定心理士。Ameba公式No.1占い師として雑誌やTVなどに取り上げられ、現在テレビ東京「なないろ日和」にてレギュラーコーナー担当。また、自身が監修したアプリ 「マル見え心理テスト」はTBS 「王様のブランチ」 などでも紹介され、120万DL。著書『生まれた日はすべてを知っている。』(河出書房新社)。
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