身長178cm、9頭身とも言われるスタイルを持つモデル、生方ななえさん。日本で「ファッションモデル」というと雑誌のモデルというイメージが強いですが、生方さんは雑誌のみならず、外国人と並んでファッションショーでも大活躍しているトップモデル!
そんな生方さん、見た目も麗しいのですが私服もすごくおしゃれ!ということで、このたびスタイルブック『LIFESTYLE BOOK”NANA”』(¥1,512/宝島社)が発売になりました。この中では生方さんの私服コーデが80体も見られるうえ、旅のスタイル、ファッションシューティングなど、本の名の通り生方さんのライフスタイルを凝縮した1冊。
そんな生方さんのセンスの良さの秘密を教えてもらいに、インタビューしてきました!
Woman Insight編集部(以下、WI) 本日はよろしくお願いいたします! 早速ですが、どの私服も「スタイリストさんがいるの?」って思ってしまうほどのセンスの良さに驚きました。お仕事柄、洋服と接することは多いと思うのですが、どうやってセンスを磨いてきましたか? 生方さんでもお洋服選びに失敗することはあるんでしょうか?
生方ななえさん(以下、生方) 子供のころから洋服が大好きで、もっとおしゃれな着方ができないかなぁ、スタイルアップできないかなぁ、といつもコーディネートを考えていました。でも10代、20代の頃は、流行を追いかけていろんなスタイルに挑戦してみました。洋服選びを失敗したこともあります。
WI どんな失敗をしたんですか?
生方 そのとき、友達の中で流行っていたものですね。周りで流行れば私も飛びついていたんですけど、数回使うと着なくなる服もあって。だんだん好きなものを考えるようになりました。26,27歳くらいから、今のスタイルです。
WI トレンドとはどうつきあいますか?
生方 基本的には流行をとても参考にしています。たとえば今季のトレンド・花柄だったら、ちょこっと小物で入れてみる程度とか、そのときどきの取り入れ方をしますね。
WI お買い物はどういうふうにしていますか? 撮影で着て気に入ったものを買い取ったりとかでしょうか?
生方 それが意外とあまり買い取りはしないんです。撮影で「かわいい!」と思っても着て満足してしまうことが多くて。撮影の後に、丸ビルや百貨店に寄ったり、スタイリストさんに教えてもらったお店に見にいったりして買うことが多いです。
WI 服選びのコツってあるんでしょうか?
生方 とにかく鏡をよく見ることですね。あと試着をすごくします。どれくらいかっていうと、パンツだったら上下3サイズは必ず履いてみます。自分のサイズはだいたいは把握していますが、コレって決めつけずに、着て、鏡でフィット感を見て、一番着心地がいいものを選びます。
WI 服自体のデザインだけではなく、着た後の仕上がりを重視するんですね。
生方 そうですね。すべてはバランスだと思っていて、どんなにデザインが気に入っていても、鏡の前でいまいちだなと思ったら買いません。
WI 生方さんのスタイルだったら、私たちと違ってなんでも似合ってしまいそうです!
生方 いえいえ、そんなことないですよ。私は背が高いですが、ショーモデルの中ではバランスがいいほうじゃないんです。
WI エッ! 生方さんでバランスが悪い……!?
生方 海外の方と比べると体も薄いですし、言い出すとキリがないほど欠点はたくさんありますよ。でも自分の長所と短所をいかすというか、そこをいかにスタイリングできれいに見せるか考えるほうが楽しいなって、モデルの仕事を始めてから思いました。モデルに限らず、誰でも長所と短所ってありますよね。着てみて、鏡の前で自分の目で確認することで、だんだんその生かし方がわかってくると思います。店員さんは、ほめ上手ですからね(笑)。
自分の目で確認しながら選ぶことが、センスアップのコツ、と教えてくれた生方さん。次回は、そんな生方さんの驚きの収納術についてお伺いします!(安念美和子)
『LIFESTYLE BOOK”NANA”』
¥1,512/宝島社
Amazon→ http://www.amazon.co.jp/dp/4800224322
うぶかたななえ・1979年生まれ 群馬県出身。同志社女子大学在学中の2000年にモデルデビュー。ミラノコレクション、『Grazia』(講談社)の専属表紙モデルを経て、現在は『Precious』(小学館)など数々の人気ファッション誌に出演。モデル業以外に、NHKを中心とした紀行番組の出演、ラジオパーソナリティ、連載の執筆活動など表現者としての活躍の幅を広げている。
公式ブログ「生方ななえの徒然なるままに…」http://ameblo.jp/nanae-ubukata/
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