2016年12月、アミューズ所属の若手俳優によるファン感謝祭が、「HANDSOME FESTIVAL 2016」と名前を変え、2年ぶりに復活!
チーム・ハンサムの“弟分”であり「ハンサム」経験者でもある、小関裕太さんと松岡広大さんを直撃。チーム・ハンサムのことがよくわかるエピソードをたくさん話してくれました。なかには、神木隆之介さんのハンサムすぎる話も!
前半はコチラ→ ★チーム・ハンサムの“弟分”!小関裕太が松岡広大に「怖い先輩いる?」
Woman Insight編集部(以下、WI) “チーム・ハンサム”の中で、ふたりはどういうポジションですか?
小関裕太さん(以下、小関) 年齢が下なので、先輩たちに「かわいいな」って言ってもらえることが多いですね。ただ、広大も僕も年齢は下ですけど、普段から“負けたくないエネルギー”が強いんです。ハンサムの中で、誰よりも燃えている世代なのかなと思ってます。
松岡広大さん(以下、松岡) たしかにそうだね。舞台を一緒にやってわかったことがあるのですが、僕たちは年が近いからこそ感化され、刺激し合って、切磋琢磨できる仲だなって。お互いを認め合っているのも感じます。今回新しく入ってくるメンバーのみんなもそういう気持ちを持っていると思うし、先輩たちに負けないという強いハートを持っているはず。僕らは、先輩にすごい人たちがいて、このチームにいるということで自分もしっかり貢献したいという気持ちを持っているんじゃないかなと思います。
WI 新しいメンバーが加わることで、下の層がぐっと厚くなりますよね。
松岡 そうですね。そのなかでも僕はいちばん下の年ですけど、先輩たちに「こういう後輩がいてよかった。前回と比べて成長したな」と感じてもらいたいので、責任感を持って頑張らなければいけないなという気持ちが強いです。
小関 広大なら大丈夫だよ。小さい頃からずっとダンスが好きでやり続けてきただけじゃなく、実際に実力もあるので、今回のハンサムを通して教えてもらいたいなと企んでいます。
松岡 前回のハンサムでもそうでしたが、裕太くんは「ここはどうしたらいい?」という感じで気軽に聞いてくれるんです。手足のリーチが長いから、そこを生かしたほうがいいなと思うので、おこがましいとは思うのですがアドバイスすることもあります。やっぱり“チーム”としてステージに立っているので、ファンのみなさんによく見せたいと思って。
WI 過去に出演したイベントで、思い出に残っているエピソードはありますか?
小関 僕が初めて出た2012年、タップダンスを披露したんです。何人かで踊って、最終的にソロになるという演出だったのですが、上下に稼働する床の上で踊っていて、次に出てくるために、裏で(三浦)春馬さんと(佐藤)健さんが待機していたんですね。途中、僕が穴に落ちそうになった瞬間があって、おふたりから「おおッ!」という感じで声が漏れたのが聞こえたことがありました。あとで「危なかったよ」と言われたのですが、いまではそれが思い出になっています。ソロで踊ることもめったにないことですし、先輩たちが「危ない!」と思いながら見守ってくださっていたことが、当時の僕としてはすごく嬉しかったんです。
松岡 いいなぁ、ソロ。きっと気持ちいいんだろうなぁ……僕、そのステージを客席で観てました。僕は、特別なエピソードというより、実際ステージに立ったことで、「ハンサム」が長く続いてきた理由がわかった気がします。「いつか出たい」と思っていたステージに立ってみたら、キャストもスタッフも同じ方向を見て、イベントをつくっている。そんなイベントに参加することができて嬉しいのと、ファンの皆さんに恩返し出来るように頑張らないといけない、と気持ちの中に刻まれた感じはありました。
WI 普通に考えたら、あれだけの人数の俳優が集まるイベントを開催できるのは貴重ですよね。
小関 事務所が同じでもなかなか交流する機会がない人ってやっぱりいるんです。だから僕たちにとっても「ハンサム」の存在ってすごく大きくて、ありがたいです。たくさんの人とこのイベントを通して仲間になれる、そして才能に触れ合えるので大きな刺激になるし、たまに事務所ですれ違っても「あ、久しぶり!」と声を掛け合えるのが、すごく嬉しいんです。他の事務所の方も、こういう関係を「いいね」と言ってくださるんですけど、こういう関係性が築けるのは、僕らにとって誇りだなって。何より「ハンサム」をやってるときは、すごく楽しいので、その楽しい時間を事務所の仲間やファンのみなさんと共有できるのは幸せですね。
WI でも、年末なので忙しい中、準備をして本番を迎える方も多いですよね。今年は、小関さんがミュージカル真っ只中ですが。
松岡 死んでいるよね、たぶん。
小関 ついに忙しくて死ぬことができます……(笑)。
松岡 そうやって別の仕事の合間で「ハンサム」に出演している先輩たちが多くて、本当に僕はリスペクトの気持ちしかないです。
小関 たしかに忙しいけれど、何度も言うようですが僕らが本当に楽しんでやっているんです。観に来てくださる方も楽しみにしているので、今回2年ぶりに開催されることであらためて「ハンサム」は毎年あるべきだなって感じました。物理的に睡眠時間はなくなりますけど、それでも「やりたい!」と思わずにいられないんです。はっちゃけたいし、エネルギーを発散したいし、これで今年終わるぞ!って気持ちにもなれるし。
WI 感謝祭でありながら、忘年会のような感じですね。
小関 はい! 「ハンサム」の後に打ち上げがあるんですけど、それも楽しみのひとつです。ただ今年、僕はミュージカルの合間の「ハンサム」なので、打ち上がりすぎないように気をつけなければ……と、脳裏に記憶しておかないと(笑)。「ハンサム」の打ち上げで、僕はまだ打ち上がり切ったことがないんです。20歳になって初めての「ハンサム」なので、ちょっと楽しみ(笑)。
松岡 始まってもないのに、打ち上げの話をするんだね(笑)。僕は、「ハンサム」公演のことを考えてめちゃくちゃ緊張しているのに(笑)。
小関 もちろん、打ち上がるためには公演をしっかり楽しんでもらえるものにするのは大前提。2012年の「ハンサム」のとき、春馬さんと健さんがものすごく忙しい年だったんです。当時、間近でおふたりのそんな後ろ姿を見ていたので、「今年は僕もそうなれるんだ!」とポジティブに考えているところです。自分の限界を超えられるのか、どこまで僕は頑張れるのかな……って。
松岡 裕太くんは限界をつくらない人だから、絶対に大丈夫だよ。
WI あとはケガのないように……。では「ハンサムな人のハンサムな話」ということで、出演者の方の“ハンサムなエピソード”を教えてもらえますか?
小関 (伊村製作所の)吉村卓也さん! 今年、僕の誕生日で焼肉に連れて行ってくれました! 「呑みに行こうぜ」って。実は“アミュメン(アミューズのメンズ)”で初めてお酒を交わしたのが、よしたくさん(吉村卓也さん)です。その誘い方がカッコよかったんですよ。あともうひとり! 一昨年だったかな……神木の隆さん(神木隆之介さん)と二人でボーリングに行ったんです。そのとき隆さんは『学校のカイダン』に、僕は『ごめんね青春!』に出ていて、名前を入力するとき、隆さんが何も言わずに「ゴメンネ」と「カイダン」ってササッと入れてくれたんです! 「お……ドラマ観てくれているんだ!」と嬉しかったのと、その対応に「ハンサムだなぁ」って(笑)。
松岡 うわ! ハンサム! しかもササッと入れるのがスマートだよね。
小関 「ゴメンネ」と「カイダン」の文字が並んだのを見たときはちょっと面白かったんですけど、隆さんに“キュン”としちゃいました(笑)。広大は? ゆたぽんのことでもいいんだよ。ほら、いまちょうどいないから(笑)。
松岡 そうですね(笑)、じゃあ、小関裕太さんの話なんですけど、僕の誕生日って夏休み中なので、友だちから連絡が全然入らなかったんです。だけど、裕太くんは僕の誕生日を覚えてくれていて……
小関 8月15日だよね。あれ、13日?
松岡 8月9日だよ! やっぱりこの話止めます(笑)。
(一同笑い)
松岡 いま日にちを間違えましたけど、誕生日の日ギリギリで連絡をくれたんです。「いまUFOみた! 8月9日はUFOの日にする」って。話を聞いただけだと意味わからないですよね(笑)。
小関 広大の誕生日の日に、UFOを見たんです! ちょうど「おめでとうメールしなくちゃ」と思って、最寄り駅でメールを打ちながら、ふと右を見上げたらそこに。「誕生日おめでとう! いまUFOみた!」と送ったら、広大から「(UFOに)ぜんぶもっていかれたわ!」って返ってきたんです。それで、広大の誕生日にUFOを見た記念日にもなって、忘れない日になったなって……
松岡 忘れてたじゃん!(笑) でも、いまはこんなこと言っていますけど、誕生日を覚えていてくれて、ちゃんと連絡くれたのは本当に嬉しかったんです。
小関 じゃあ、僕以外のハンサムなエピソードは?
松岡 僕も隆さんかなぁ。昨年の『NARUTO』初演のとき、座長が初めてで右も左もわからない状態だったのですが、隆さんが観に来てくれて「そういうときは、背負うところだけ背負えばいいんだよ。あとは自分がやるべきことをやるだけ」と言ってくれて。
小関 これはハンサムだ……。
松岡 その言葉で気持ちがスッと軽くなって、演技にも舞台以外のところでも影響が出るようになりました。そんなハンサムな助言があったから、今回の再演も気持よくできています。
WI 神木さんの影響力ってすごいですね。ところで「ハンサム」といえば、歌・ダンス・演技のステージがあり、いま話題の体操・内村選手のように“オールラウンダー”としての要素が求められると思うのですが、チーム・ハンサムの“オールラウンダー”といえばどなただと思いますか?
小関 (平間)壮一さんですね。ダンスはもちろんですけど、人への気遣いがすごくある方だし、みんなをまとめるのも上手。歌もどんどんパワフルになっているし、2014年からの2年間、いろんな舞台を拝見してきましたけど、すごく変わってきているのがわかるんです。いうなれば、“オールラウンダーのスペシャリスト”って感じ。すごく素敵な役者さんです。
松岡 もちろん壮一さんもそうだと思うんですけど、僕の中では、水田航生さんかな。先に立って何か言うという感じではないけれど、普段の言動やステージでのパフォーマンスとか、背中で見せてくれる先輩。歌も上手いし、ダンスの動きがすごくキレイなんです。いつ会っても優しく迎えてくれるので、そういうところにも憧れます。
WI ハンサムな先輩たちに囲まれていて幸せですね。それでは最後に、今年の「HANDSOME FESTIVAL 2016」はどんなイベントにしたいですか?
松岡 来ていただくみなさんに心から楽しんでもらうのは大前提として、ファンのみなさんの愛情を僕たちが受け取って、自分たちはファンのみなさんの愛情に上乗せして恩返ししたいです。
小関 年末の締めくくりでもあり、ファンのみなさんに僕らがパフォーマンスで感謝の気持ちを伝えるというのが「ハンサム」のテーマなので、みなさんと一緒に思いきり楽しめたらいいですね。同年代の仲間や先輩、ファンのみなさんの前で、いい具合に力が抜けられたら、あらためて自分を感じられる場になれるかなと思っています。
小関さんと松岡さんに、たっぷりと「ハンサム」について語っていただきましたが、その魅力、十分すぎるほど伝わったはず。Woman Insightでは、引き続き今年の「ハンサム」を追いかけます。お見逃しなく!(さとうのりこ)
前半はコチラ→ ★チーム・ハンサムの“弟分”!小関裕太が松岡広大に「怖い先輩いる?」
[松岡広大さんの衣装]コート¥34,000、Tシャツ(2枚Set)¥12,000(ともにFACTOTUM JEANS/FACTOTUM appartement TEL.03-5459-9779)、パンツ¥20,000(Winona//Revelations/ TEL.03-3463-6127)
2016年
12月17日(土)14:00開演/19:00開演
12月18日(日)13:00開演/18:00開演
http://a.amob.jp/handsome2016/
【あわせて読みたい】
※アミューズの若手俳優によるファン感謝祭“ハンサム”の第2章がついに開幕!
※大原櫻子が“8歳の女の子”、小関裕太が“イギリス人”役で12月ミュージカル出演決定