アミューズ所属の若手俳優によるファン感謝祭、通称「ハンサム」。2005年、“クリスマスパーティ”と題して、新宿コマ劇場にてアミューズの俳優5人がたった1公演だけ行ったのが、すべての始まり。
それから回を重ねるごとにキャストと公演数が増え、場所もどんどん大きくなり、内容もパワーアップ。10周年を迎えた2014年には、過去最大規模の総勢25人の出演者で「SUPERハンサムLIVE」を行い、「ハンサム」歴史はひと区切りを迎えました。
それから2年……今冬、新たなハンサムが加入し、装いも新たに「ハンサム」第2章がスタートします!
「俳優たちのイベント」と侮るなかれ。本業が俳優とはいえ、ダンス経験者が多数のハンサムたち。お互いのスキルアップのため、仲間であり、時に師となり鍛錬を積んできたハンサムたちの群舞に、「俳優……だよね?」と思うはず。そして、みなさん歌も上手い! さらに本業である演技については言うまでもなく……!
8月31日、出演者が明かされましたが、Woman Insightでは、21歳の小関裕太さんと19歳の松岡広大さんを直撃!
チーム・ハンサムの“弟分”ながら「ハンサム」経験者として、今回初参加のキャストにいちばん近い“先輩”となる存在のおふたり。「ハンサム」の魅力は? そしてハンサムな人のハンサムなエピソードは? 仲良しすぎる小関&松岡組のインタビューを2回にわけてお届けします!
Woman Insight編集部(以下、WI) おふたりでインタビューを受けるのは珍しいとお聞きしましたが、共通点はいくつかありますよね。
松岡広大さん(以下、松岡) 共演したのは、ミュージカル『FROGS』が最初です。
小関裕太さん(以下、小関) 初めて会ったのは、そのちょっと前だよね。あと、一緒に出ていないけど、それぞれミュージカル『テニスの王子様』に出ていたり、共通の友人も多いです。
WI 年齢は小関さんが2つ上ですが、おふたりはどんな関係性ですか?
小関 広大は、普段こんな感じじゃないです(笑)。もっとラフな感じなのですが、今日はちょっとかたまってる気がする……まつお“かた”だい……(笑)。
松岡 それ全然引っかかってないでしょ(笑)。裕太くんは僕よりも先輩なので……
小関 よくそう言うんですよ、「先輩だから」って。最近は「ゆたぽん」とも呼んでくれなくなってしまいました。
WI たしかに以前はブログで「ゆたぽん」と書いてましたけど、いまは小関さんのことをなんと呼んでいるんですか?
松岡 普通に「裕太くん」って呼んでいます(笑)。もちろん先輩だから敬意は払っているのですが、堅苦しい関係でもないし、距離があるのも失礼かなって。自然体でいられる先輩だからこそいまは名前で呼んでいます。
WI 年齢の壁を超えた関係もきっと「ハンサム」人気の理由のひとつなのでしょうね。そんなファンのみなさんが待ち焦がれていたハンサムたちの感謝祭が復活しますが、ツイッターでの反応を見ていると本当に心待ちにしていたのが伝わるし、“カウントダウンの手”だけで誰かわかってしまうのは、さすがだなと思ってしまいました。
小関 すごいですよね! だけど僕、けっこう特徴ある手をしているので、すぐにわかると思います(笑)。
WI 今年は「HANDSOME FESTIVAL 2016」と名前を変えて開催されますが、どんなふうに内容が変わるのか言えることはあったりしますか?
松岡 僕たちもまだ何もわからないんです。
小関 ただ、いままでと確実に違うことを挙げるなら、新しいメンバーがいたり、それも含めて心意気も変わってくるはずなので、イベント名とともに内容が変わる部分があるんじゃないかなって。僕は今回で4回目ですが、広大は何回目?
松岡 最初に出たときはサプライズゲストで出させていただいたので、僕は今回で2回目です。
小関 そうだ! 急きょ日程が空いたって、飛び込んできたんだったね(笑)。
松岡 10周年にあたる2014年の「SUPERハンサムLIVE」が僕の正式なハンサムデビューです。今回出られることになって、自分を見つめ直すいい機会にもなるし、ファンのみなさんと過ごす大切な時間になるんじゃないかなと思っています。
WI おふたりがファンのみなさんの前に立つときは、役者として何かのキャラを演じていることがほとんどだと思いますが、そうではない“素の状態”でファンのみなさんの前に立つというのは、どんな気持ちですか?
松岡 ファンのみなさんへの感謝祭であると同時に、自分を知っていただきたいという欲もあるので、嘘がなく飾らない自分で、持てる力を出し切りたいと思って立っています。それが最大の見せどころですし。だけど、素の自分でステージに立つということは、守ってもらうものがないので、正直、緊張しますし……怖いですね(笑)。
小関 広大に怖いものってあるんだ?
松岡 ある……。
小関 たとえば、食べ物で怖いものは?
松岡 食べ物で怖いものは置いといていいですか?(笑)
小関 じゃあ、お化けとか。
松岡 お化けは怖い。……って、ちょっと待って! なんでインタビュアーなの(笑)。お化けはもちろん怖いし、僕はすごく心配症で、周囲の視線とか気にしやすいタイプ。人の顔色をうかがったり、話している相手にいまどこを見られているとか気になってしまうんです。演じていないことで余計に素が露わになるので、練習では、自分をどう見せられるかをすごく考えると思います。前回も、本番直前までかなり緊張していました(笑)。
小関 ハンサムで怖い先輩いる?
松岡 律してくれる先輩はいます……怖い先輩とは言いません(笑)。でも怖いというか、僕のためを思って厳しかったり、助言をくれると思うんです。「厳しい」という漢字に、「敢えて」という字が入っていますよね。だから、あえて厳しくしてくれているのだと、ポジティブに考えるようにしています。
小関 なるほど……勉強になりました(笑)。
松岡 もちろん、裕太くんもそういった先輩のひとりです。
小関 また……「ゆたぽん」って呼んでよ。なんか寂しくなってくるんだけど。広大、ずっとそう呼んでたじゃない。
松岡 でも「ゆたぽんって呼ばないで。やめて」って言う時期もあったじゃん(笑)。
小関 僕にそんな反抗期あった? でも「やめてよ~」とか、冗談っぽくだよね。真顔で「ちょっとさぁ、ゆたぽんとかやめてくれない?」という感じじゃないよね?
松岡 『FROGS』が終わって1年後ぐらいだったと思うのですが、LINEの文章だから表情とかわからなくてけっこう怖かったんです(笑)。それから「やめよう」って(笑)。
小関 「ゆたぽん」と呼んでいたのは広大だけだったけど、ブログとかでもそう書いてたから、その影響でファンの方もそう呼んでくださっているんですよ。
松岡 じゃあ、この呼び方は(小関さんの)ファンの方に渡しましょう(笑)。
小関 たしかに最初に「ゆたぽん」って呼ばれたときは戸惑ったんですけど、最近はそう呼ばれないから寂しいんですよね……。
松岡 わかりました。じゃあ、ブログにたくさん書きます(笑)。
小関 やった! お願いします! 広大のブログ、僕、見てるからね(笑)。
WI 上手く小関さんの術中にハマってしまいましたね(笑)。比較的、小関さんといえば自由奔放な印象がありますが、松岡さんから見てどうですか?
松岡 自由が許される唯一の存在です(笑)。
小関 自由は誰にでも許されていることだよ。
松岡 普通、自由すぎるとスタッフの方から怒られたりするじゃないですか(笑)。
小関 「怒られる自由な人」って、いるよ? きな兄(平埜生成さん)とか(笑)。
松岡 裕太くんは、お客さんの前に出ても“飾らない人”だし、スタッフさんの前でもそうなんです。そういう裏表がないっていいなと思うし、ひとつひとつの物事に対して素直な人だから、僕も素直でいられるというか。
小関 僕はさっき広大が言っていたのと逆で、素のままの自分で舞台に上がっても緊張しないんです。だけど元々こんなに自由だったわけじゃなくて、周りに自由な人がたくさんいたから、影響されてこうなりました。夜道で歌を歌いながら歩いている先輩を見かけたり、稽古中とかにリズムを取り始めた先輩に周りが合わせたりとか、「これもいいんだ! 楽しいものだったらどんどん発信していいんだ!」と感じながら、いまに至るんです。たしかに、いろんな人の自由を取り入れていたら、自由すぎちゃった……というのはあるかもしれないですけど(笑)。
松岡 その自由な状態に、誰かが突っ込まないと止まらないのも、魅力ですよね。
小関 カモンカモン(笑)。そう、広大は突っ込みが上手いんです! 僕はかなりリスペクトしています。だいぶ前から、メモさせてもらってるんですよ(と言いながら、手を使ってメモをするしぐさ)。
松岡 それはどうかなぁ~(笑)。
小関 これは本当! 全部ウソだと思われるけど、これは本当のやつだから(笑)。
「ゆたぽん」と呼んでほしい小関さんの熱意に負けた松岡さん。結局、取材中は一度も「ゆたぽん」と呼びませんでしたが、ブログで書くという約束は果たして……? 次回、「ハンサムな人のハンサムな話」で、神木隆之介さんの“ハンサムなエピソード”が明らかに!(さとうのりこ)
[編集後記]おふたりにポラロイドカメラを渡してお互いに撮り合っていただいたのですが、普段カメラを趣味にしている小関さんですが、仕上がりを見るとどれもピントが……。「おかしいなぁ」と言いながら何度か撮り直し。ちなみに、ピンボケ写真は、松岡さんに「ゆたぽんって呼んで」とメッセージ入りでプレゼントしていました。
[松岡広大さんの衣装]コート¥34,000、Tシャツ(2枚Set)¥12,000(ともにFACTOTUM JEANS/FACTOTUM appartement TEL.03-5459-9779)、パンツ¥20,000(Winona//Revelations/ TEL.03-3463-6127)
2016年
12月17日(土)14:00開演/19:00開演
12月18日(日)13:00開演/18:00開演
http://a.amob.jp/handsome2016/*「HANDSOME FESTIVAL 2016」に関する詳細は、公式ツイッター「HANDSOMEFESTIVAL2016」(@handsomelive)でチェックを!
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