トルコといえば、ヨーロッパとアジアの文化が交錯する国。気球が浮かぶ奇岩の街・カッパドキア、モスクや観光スポットが点在するイスタンブールなどは、人生で一度は見たい♡ と思うほど綺麗な景色。日本人には馴染みないイスラム文化から漂う異国感も感じられ、今20代女子にも人気の国ですよね♡
筆者はこの2月、そんなトルコに1週間滞在してきました。綺麗な景色もおいしいグルメも満喫しましたが、やっぱり「え!? そんなことある!?」と驚いたカルチャーショックもたくさん! 今回はその一部を12個ご紹介します♡
駅にもカフェにも。猫が本当にどこにでもいる
野良猫に優しい国、トルコ。「トルコって猫多いらしい」と、どこかで聞いたことがあるという方も多いのでは? 筆者も事前にそれを知っていたものの、予想を上回るほど猫が多かったし、現地の人が野良猫に餌をやったり撫でていたりととってもフレンドリー。地域全体で猫を飼う”地域猫”の文化が盛んなんです。

道を歩けば猫、カフェにも猫、地下鉄の改札にも猫…! 街中に猫がいるだけで、本当に癒される。猫好きの方々には幸せすぎる国!
イスラム教の決まりが思ったより厳しくない
イスラム教には、日中の飲食を控える「ラマダン」があったり、女性は「ヒジャブ」の呼ばれる布を巻いて髪や皮膚の露出を隠したりする戒律が。日本人からすると「ちょっとルールが厳しい宗教」というイメージがある方も少なくないのでは? 実は筆者もそのイメージだったのですが、トルコは政教分離の国ということもあり…予想以上に緩かった!
たとえば、イスラム教ではお酒が禁止されています。トルコ人の友人とバーに行った際は、「イスラムではお酒が禁止されてるから、ちょっとしか飲まない」と言った次の瞬間にはウォッカをショットで頼んでいた。確かに量はちょっとだけど、「あ、いいんだ…!」と衝撃。
イスラム教の女性が髪などを覆うのに使うスカーフ「ヒジャブ」に関しても、「モスクに入るときは髪を覆う&露出の多い服を避ける」のルールを守れればOKで、普段から着用する義務はなし。全身を黒のヒジャブで覆う女性もいましたが、赤や金髪に染めて、ロングヘアを靡かせて街を歩く女性もかなりたくさんいました!
ラマダン中もカフェが賑わう
実は、今回トルコに行った時期はラマダン中。行く前の想像では、ラマダンの時期は日中一切食べ物を口にしない! というイメージ。もしかして、レストランとか営業していないのかな…? などと心配していましたが、全然そんなことはなし!
現地の友人とその知人は、用事があれば昼に外食することもあるし、耐えられなくなればスイーツをカフェでオーダーすることもあるそう。ラマダン中もレストランやカフェも通常通り営業中。程よく賑わって、普段よりはちょっと空いていて…観光客としては訪れやすい時期です!
※ただし、みんな極力「我慢」をしている時期。街中で大きな声で騒ぎながら飲食したり…断食を頑張る人を無遠慮に刺激するのはマナー的にNGですよ!
3度の飯よりチャイを飲む
朝ごはんと一緒にチャイ(紅茶)、食後にチャイ、疲れたらチャイ、寝る前にもチャイ…日本人が緑茶を飲むようなイメージで、いつでもどこでもチャイを飲むのがトルコ流。スパイスなどな入れません。角砂糖を1、2個かストレートで飲むのが現地の飲み方です。やっぱり暖かい飲み物はほっとするし、日本人としては馴染みやすい習慣。
旅行中、あまりにたくさんチャイを飲んだのでなんだかとても恋しくなってしまい…トルコの「チャイグラス」を日本に持ち帰りました♡ 手に収まるサイズ感とチューリップみたいな形がかわいい。
信号機が機能してない。ガチで轢かれそうに…
この点はめちゃくちゃアジア的な文化だな、と思いました。ベトナムやタイなどの交通マナーに近いと思うのですが、交通機関は止まらないし、歩行者も信号を無視する。なので、「いかに車やバイクの間を縫って道を渡るか」を考えなくてはいけない街。しかも車の数がめちゃ多いので、観光地などは特に車がしっかり途切れるタイミングがなく…今だ! と思った瞬間に走って通り抜ける必要が。
私は現地の友人に連れられるがままに歩いていたのですが、ひとりなら旅行中5回くらい轢かれてたかも…泣
どこに行くにも手荷物検査がある
モスク、ショッピングモール、空港(の入り口)、電車の改札後…日本人からすると、「え、そんなとこにも!?」と思うような場所にも検査場があるんです。トルコはここ数十年、周辺国の影響もあってか…度々テロが起こっています。そうした状況への対策として、人が多く集まる場には、身体検査や手荷物検査などのセキュリティチェックがしっかりと敷かれているのです! 最初は、「こんなに検査が多いなんて、治安悪い…?」と心配になりましたが、むしろ検査が多い=治安を守る仕組みが整ってることだと思い、むしろ安心できると感じます。
英語はガチで通じない

観光地や市街地のお店で、スタッフに英語で話しかけてもトルコ語で捲し立てられて終わる、という場面がめちゃくちゃありました。筆者はこれまで14カ国ほど旅行し、英語圏ではない国も結構行って来たのですが、中でもトルコは本当に英語が通じない、と感じました…!
こちらの質問に英語で返せないというより、そもそも伝わっていない感覚。なんとか英語で伝えようとするより、身振り手振りや翻訳アプリを使う方が良さそう。親切な人は多いので、多くの人は協力してくれるはず。
日本語で話しかけられることが多い
トルコといえば、親日国! のイメージを持つ人も多いのでは? 実際、観光地に行くと「昔日本に住んでたんです」という背景を持つ、日本語がペラペラ話せるトルコ人も結構います。なんだか嬉しくなっちゃいますよね♡
一方で、「ちょっとだけ日本語を話せる」というトルコ人にはちょっと注意。経験上、高確率で商売をふっかけられます。自分の働くレストランに誘われるとか、値引きするよとお土産屋さんの中に入るよう言われる…などなど。たまについていくのも楽しいですが、ぼったくりに遭う危険性&仲良い雰囲気になって、気付いたときには断りづらいなどが起こることもあるので、警戒しておく心も忘れずに!
トイレは結構綺麗
海外旅行を重ねると、海外のトイレに求める綺麗さのハードルってめちゃくちゃ低くなると思うのですが…トルコのトイレ、高確率でキレイでした!
基本レストランなどの商業施設のトイレを使うようにしていたというのはありますが、トイレの床が濡れていたりすることもあまりなく、便座も清潔。基本アジアと同じくゴミ箱に捨てる方式ですが、ペーパーを流せるところもありました。
でも一番驚いたのは、便座の上にビニールが敷いてあり、壁面のセンサーに手をかざすと新たなビニールにつけ替わるシステムがあるトイレ! イスタンブールのレストランやカフェで度々見つけたのですが、日本では見たことないハイテクトイレで驚きました。これ、日本にも欲しい…!
かと思ったら、和式便所みたいなところもある
トルコのトイレは綺麗と感じましたが、ガチで日本の和式便所とそっくりなトイレを見つけました。
こちらは築300年のローカルなトルコ式スパで遭遇したトイレ。日本の和式とは逆の方を向いて用を足し、済んだら左側の蛇口でカップに水を入れ、それでお尻を拭くシステム。そしてトイレを流すときには、カップで便器に水を注ぐんです。超アナログ!
トルコでは昔お尻をペーパーで拭く分がなかったらしく、拭くのではなく洗うのがまだメジャーだったりも。そういうわけあってか、街でも度々ペーパー切れのトイレに遭遇するのでティッシュはいつでもどこでも準備しておいて!
値札通りに買わないで! 値切りの文化がある
トルコのお土産を買うなら絶対に行くべきなのは、「バザール」と呼ばれる商店街。でも、ここに行くとき心得たいのは「値段通りに買うのは超もったいない」ということ。体感、大体2/3くらいの値段までは快く下げてくれます。あとは、一つの店でどのくらいの量を買うか、このくらいまで下げてくれるならこれもここで買おうかな、などとうまく交渉すること。日本ではほぼできない経験なので、とっても楽しいです!
道ゆく人が皆タバコを吸っている
日本では近年、路上喫煙が禁止されていたり、分煙の設備がしっかり求められたりと、タバコ文化が厳しく整備されてますよね。でも、トルコは日本と違って、路上での喫煙は基本どこもOK、レストランなどの屋外のテラス席なども喫煙可です。それもあってか、日本では少ない若い女性の喫煙者もめちゃくちゃ多く、街を歩くとほんとにみんなタバコ吸ってる…! と驚きました。街の至る所にタバコの吸い殻を捨てる場所もあり、トルコの観光地を思い返すとなんだかタバコの香りが香って来ます…(笑)
今回は、実際にトルコで1週間過ごして感じたカルチャーショックを12選ご紹介しました! みなさんが興味をもったものはありましたか? 文化も建築も色もお土産も、ぜ〜んぶ魅力的なトルコ旅行。ぜひ次の旅行先に検討してみてくださいね♡ (Ami)
東北出身、都内の大学に在学中の現役大学生ライター。2024年に半年間、イギリス・ロンドンに留学。これまで14カ国を旅行し、ヨーロッパ周遊の旅経験など、海外ネタにも詳しい。月30冊は漫画を読むほどの漫画好きで、美術館巡りや図書館巡りにもお熱な文系女子。
無印良品とカルディのパトロールが習慣。最近の目標は「頑張らない自炊」。





