いつもの黒があか抜ける!「親近感ブラック」のつくり方|小物テクニックも【2025夏】

親しみやすくて女っぽい、〝親近感ブラック〟の秘密って?

シンプルに着るだけでスタイルをシャープに見せてくれて、大人の余裕を演出できる黒。でも、そのクールさがときに近寄りがたく見えることも。だからこそ、ほんの少しの工夫で親しみやすく、女らしさも感じる黒コーデにシフトするのが今年の気分なんです♡ 今っぽくて親しみやすい、だけど印象に残る黒の着こなし方をレクチャーします!

▶︎前編はこちらからチェック!

黒なのに優しげ♡ “親近感ブラック”を叶える小物&素材テク

◾️黒×甘い靴で茶目っ気をON

ちょっと遊びのあるかわいい靴を合わせることで、端正な黒にフレンドリーな余白が生まれる♡ コーデのアクセントになる立体ディテールやきれい色が狙い目!

モノトーンのプチドットで、コケティッシュなかわいさを

ツヤっぽい大人めワンピに、ドット柄のミュールサンダルで儚げなムードを投入。甲の高いところを押さえてくれるので、ミュールだけど安定感あり! 

靴¥12,650(アルテミス by ダイアナ アーバンドック ららぽーと豊洲店<アルテミス by ダイアナ>)、シャツ¥41,800(フィルム<ダブルスタンダードクロージング>)、ワンピース¥24,200(マイストラーダ)、バッグ¥159,500(ボナベンチュラ)、ブレスレット¥16,500(プラス ヴァンドーム)

▶︎▶︎more variation

A.黒ワントーンの差し色に最適。

[1.8]¥23,980(モーダ・クレア<J&M デヴィッドソン>)

B.バレエコアなデザインが今どき。

[1]¥14,300(ダイアナ 銀座本店<ダイアナ>)

C.メッシュが抜け役に。

[4]¥8,900(CHARLES & KEITH)

D.華奢ストラップ&ラベンダーでフェミニンに。

[1.5]¥35,200(トーケン<リュニック エ モア>)

◾️センシュアルなツヤを味方に

光の当たり方で表情豊かにきらめく光沢のある黒は、コーデをリッチに引き上げてくれる万能アイテム。着慣れたTシャツやデニムにサラッと合わせれば、〝ラフなのにリッチ〟な大人の余裕が生まれる。

華奢なホルターネックが、サテンのツヤっぽさを後押し

気負わないデニムをよそ行きにアプデしてくれるサテンチュニック。ホルター部分のひもが長めだから、チョーカーのように首に巻いてもキュート♡ 

トップス¥18,480(ロザリームーン)、ジャケット¥15,400(レイ ビームス 新宿<レイ ビームス>)、パンツ¥27,500(ゲストリスト<レッドカード トーキョー>)、バッグ¥24,800(ルメン)、リング¥49,500(アバロン<Hirotaka>)、バングル¥99,000(UTS PR<フォークバイエヌ>)

光沢のあるサテンパンツでメンズっぽコーデに品をひとさじ

ドレッシーなツヤ感のパンツとトラッドなベストレイヤードの相反する組み合わせも、カーゴデザインならなじみよし。

パンツ¥25,300(ゲストリスト<アッパーハイツ>)、Tシャツ¥12,100(シンゾーン ルミネ新宿店<ザ シンゾーン>)、ニット¥33,000(フィルム<ダブルスタンダードクロージング>)、バッグ¥39,600(ジャンニ キアリーニ 銀座店<ジャンニ キアリーニ>)、靴¥11,550(アルテミス by ダイアナ アーバンドック ららぽーと豊洲店<アルテミス by ダイアナ>)

◾️軽やかにまとえる揺れる黒

季節柄、軽やかな色をなびかせるのもいいけれど、重厚感のある黒スカートを選ぶことで一歩大人な迫力ある美しさが手に入る♡ 心地よく揺れる黒で、リラクシーな華やぎをまとって。

メッシュスカートにパーカを合わせて、スポーツMIXを愛らしく

レディなのにアクティブな、メッシュ素材のプリーツスカート。あえてオーバーサイズのパーカを選ぶことで、彼の服を拝借したみたいなかわいらしさが漂う。

スカート¥24,200(LOUNIE/ルーニィ)、パーカ¥22,000(アルページュ ストーリー)、タンクトップ¥11,000(TW)、バッグ¥8,390(リディア<ビヨンド ザ バインズ>)、靴¥19,800(オニツカタイガージャパン<オニツカタイガー>)、イヤカフ¥33,000(ヴイエー ヴァンドーム青山 有楽町マルイ店<ヴイエー ヴァンドーム青山>)、バングル¥24,200(プラス ヴァンドーム)

ギンガムチェックを白黒で味付けして、フレンチシックに♡

Tシャツ以外は甘くまとめて、糖分高めなデート仕様のモノトーンスタイルに。裾フレアの上品シルエットが、知的な大人のスイートコーデに仕上げてくれる♡ 

スカート¥13,200(LILLIAN CARAT/リリアン カラット)、Tシャツ¥14,300(ランバン オン ブルー)、バッグ¥10,780(THE WALL SHOWROOM<ドリーム シスタージェーン>)、靴¥20,900(ダイアナ 銀座本店<タラントン by ダイアナ>)

◾️ナチュラル素材小物で優しげに♡

自然体なおしゃれ感が漂うナチュラル素材小物は、黒を穏やかな表情にシフトしてくれる優れもの。リゾーティに転びすぎないように、黒をきかせたきちんと感で、都会的に引き寄せて。

シンプルなワンツーに麦わら帽をさらりと、小物でおしゃれを語る、通な洗練カジュアル

モダンな黒の麦わら帽子で、街に映えるリゾートMIXスタイルに。シンプルに見せかけてコンパクトなTシャツとゆったりめのチノパンで、ちゃんとメリハリを作っているところも上級者♪

帽子¥4,490・パンツ¥11,990(Gap)、Tシャツ¥7,500(バナナ・リパブリック)、バッグ¥22,000(ノーベルバ<ノマディス>)、リング¥15,400(ヴイエー ヴァンドーム青山 有楽町マルイ店<ヴイエー ヴァンドーム青山>)

▶︎▶︎more variation

A.凛とした黒の配色がカッコいい彼女感を演出♡ 

[21×25×19]¥46,200(ジャンニ キアリーニ 銀座店<ジャンニ キアリーニ>)

B.渋めの茶色が大人見え。

[24×34×15/スカーフ付き]¥38,500(マニプリ)

クールなだけじゃない、“黒”の新しい魅力♡

ともすると強めに見えがちな黒。だからこそ、ほんの少しの甘さややわらかさを加えるだけで、ぐっと印象的で親しみのあるコーデにアップデートできるんです♡ 小物や素材感の選びかたひとつで、クールな黒も自分らしく着こなせる! そんな“親近感ブラック”で、毎日のおしゃれをもっと自由に楽しんでみて。

CanCam6月号「#5 FRIENDLY BLACK 親しみやすくて女っぽい、“親近感ブラック”ってどう作る?」より 撮影/山根悠太郎(TRON/人物)、魚地武大(TENT/静物) スタイリスト/近藤和貴子 ヘア&メイク/あきやまひとみ モデル/安斉星来 撮影協力/柴田真帆 構成/山木晴菜 web構成/近藤舞弥 ◆この特集で使用した商品はすべて、税込み価格です。◆文中の[ ]内の数字は、バッグの[縦×横×マチ]、靴の[ヒールの高さ]を表し、単位は㎝(編集部調べ)です。