着こなしの幅が広がる♡「アームスリット」って何のこと?【意外と知らないファッション用語】

よく聞く「アームスリット」って何のこと?

アームスリットの「アーム」と「スリット」をデジタル大辞泉で調べてみると…

アーム【arm】
腕。腕の形をしたもの。「いすの―」

スリット【slit】
スカート・上着のわき・袖口などに入れる切れ込み。→ベンツ

アームスリットとは、袖や袖の付け根に入れられた切れ目のこと。ケープなど袖のないアウターやシャツなどから腕を出すために入れられたスリットのほか、袖の外側に飾りとして入れられた切れ込みもアームスリットと呼んでおり、デザイン性と動きやすさを両立しています。内側にスリットを入れると袖がふんわりと動き、エレガントな印象に、外側にスリットを入れるとほんのり辛口でシャープな印象に仕上がります。また、インナー次第で印象をがらりと変えることができるため、着回しアイテムとしても優秀です。

アームスリット入りシャツの着こなし

ひじまで開くアームスリットで、ひらっと動きのあるシャツに早変わり! インナーをチラ見せすることで、コーデに奥行きが生まれる! シャツ×スカートのレディな着こなしに、ボーダーでハズしを加えて軽やかに仕上げて。

CanCam2023年5月号「「モードな映えシャツ」をまず1枚!」より
撮影/渡辺謙太郎 スタイリスト/川瀬英里奈 ヘア&メイク/MAKI モデル/生見愛瑠(本誌専属) 構成/浜田麻衣 WEB構成/久保 葵