「女の子の人生を応援する」を掲げるインナーウェアブランド「une nana cool(ウンナナクール)のノンワイヤーブラ“364(サンロクヨン)”のメインビジュアルのモデルに、芸能活動40周年を迎える安達祐実さんが就任しました。
“364”は、「“特別な日”以外、364日つけたいノンワイヤーブラ」をコンセプトにした、ウンナナクールを代表する人気製品。
その就任を記念して、スペシャルインタビューをお届け。下着について、からだについて、美容について、そして20代へのメッセージ…ぜひご覧ください!
―本日はよろしくお願いします。まず、今回の“364”のつけ心地など、いかがでしょうか?
“364”は、ちゃんとフィットして支えてくれるのに、ラク。つけていることを忘れるくらいつけ心地がよくて、窮屈さを感じにくいんです。
―ノンワイヤーブラは普段からお使いですか?
以前から使うことはありましたが、年齢を重ねるにつれて、どうしても体型の崩れが気になるので「支えてくれる感じが足りないかも…」と思うことがありました。でも、この“364”は、とてもラクなのにしっかり支えてくれて、安心感があります。2019年に初めてモデルをやらせていただくようになったときにつけて感動して、友人にもおすすめしていますし、プライベートでも普通にお店に買いにいっているほど、好きです(笑)。
―とっても素敵ですね…! そして、安達さんでもやはり体型の変化が気になることはあるのですね…!
そうですね(笑)、体重が変わらなくても、お肉がつく部分が変わってきたな、と感じます。あまり年齢に逆らいすぎず自然に任せて、特別なことはしていませんが、姿勢のクセが体に出てくるので、姿勢をよくしようと心がけたり、合間で先輩の俳優さんに聞いたストレッチをしてみたりと、ちょこちょこできることをやっています。
―特別に運動をするよりも、日々の積み重ねを大事にしていらっしゃるのですね。
「ジムに行ってみようかな」と思った時期もありましたが、運動があまり得意ではないこともあり、なかなか続かず(笑)。今は、続けられる範囲でできることをコツコツやっていこうと、3日に1回くらいのペースで腹筋を50回して、ストレッチを10分して…と、今はそのくらいです。でも、私、実は「隠し上手」なんです(笑)。たとえば、おなかがしっかり出る服は着ない。年齢が出やすい、ひざが出るような短い丈のボトムはできるだけ履かない。自分のからだを知って、見せるところを考えています。
―ボディケアは何かやっていることはありますか?
そうですね…毎日のケアもあまり難しいことはしていないかもしれません。お風呂あがりに、ニベアのクリームに、マークス&ウェブのジャスミンの香りのホホバオイルを少しだけ混ぜたものを塗っているだけ。強いていうなら「タオルで全部拭きすぎない」ように、少し水分が残った状態で塗るのがポイントです。顔も自分でプロデュースしたクリームを塗って、パックをするくらい。それも3分くらいで外しちゃいます(笑)。私、実は4年前まで日焼け止めさえちゃんと塗っていなかったこともあって、いろんなメイクさんに「塗ったほうがいいよ」とすすめられてから、やっとしっかり塗り始めたくらい。
―なんと! でも、その感じで、今の美貌を保っていらっしゃるのがすごいです。20代のCanCam読者世代に、何かアドバイスはありますか…?
やっぱり美容に関しては、もし20代のときにしっかり知識があって実践していたら、今はまた違ったんだろうなと思います(笑)。だから、きちんと日焼け止めを塗るとか、疲れていてもメイクそのままにして寝落ちしないとか、本当に簡単なことでも、やれる範囲で続けてみてほしいです。でも、美容って、楽しんでやれたらいいけれど、そうじゃないとなかなか大変ですよね。私も実は「いろんなことをやるのはめんどくさいかも…」とつい思ってしまうタイプです。だからこそ、自然に若々しくいるために心がけているのが、心のみずみずしさ。そういった充実感や人生の美しさが、見た目にも自然と出てくるように思います。
―「心のみずみずしさ」を保つために心がけていることはありますか?
穏やかでいること。イライラしたり、怒ったりしないこと。どうしても日々の生活の中ではストレスがかかってしまうので、自分がどうやったら穏やかでいられるかを考えて、それに素直になって、心地よくいられる人といることです。
―もし、どうしてもイライラしてしまうときは、どうしますか?
考えてみると…今は、イライラすることがないかもしれません。わかりやすい例で言えば、昔は旦那さんに「なんでこうしてくれないの?」とイライラすることもありました(笑)。でも今は、相手がある程度努力してくれていることも、「どうしてもこれは苦手な人なんだな」ということもわかる。それなら相手に求めずに、自分がやればいい。そういうバランスがわかるようになったのが大きいですね。
―今の安達さんを見ていると、肩の力が抜けて自然体でとても素敵ですが、やはり以前は違ったのでしょうか?
そうですね、20代のときの私は、もっと「攻めていかなきゃ!」とがむしゃらで、ひとつひとつに「爪痕を残したい」という意気込みで仕事をして、疲れることもたくさんありました。今のように、肩の力が抜けて、さまざまなことを受け入れられるようになって、リラックスした状態でラクに心地よく何かをできるようになったのは30代の最後のあたりです。でも、そうなれたのは、結局20代にがむしゃらに頑張った時代があったからこそだな、と思います。
―最後に、20代のCanCam読者世代へメッセージをお願いします。
頑張っているとつらいこともたくさんあると思います。でも、無駄なことはありません。葛藤の中で生きる道を見つけていくことも、人生においては必要です。そのうちに、いつかその悩みから自由になるときは来ます。今苦しくても、ずっと続くと思わず、思い詰めすぎずやっていくこと。ぜひ、その思いで日々を過ごしてみてください。
「女の子の人生を応援する」…そんなウンナナクールのメッセージを体現するような安達祐実さん。20代はがむしゃらに頑張り、そして今は自分が心地いいことを無理なく積み重ねていくという、私たちの憧れを体現しています。
また、今回の“364”のビジュアルは、40周年を記念して、1000部限定で発売される特別な写真集「YUMI ADACHI 40/42」(10月27日発売)とコラボレーションしたもの。ぜひそちらもあわせてチェックしてみてくださいね。