江戸時代の離婚は現代の2倍……!? 江戸時代の駆込寺である東慶寺を舞台に、離縁調停人が“ワケあり女たち”の人生再出発をお手伝いする人情エンターテインメント、映画『駆込み女と駆出し男』が、5月16日に全国公開!
映画公開に先駆け、2月18日(水)、東京都内で、映画『駆込み女と駆出し男』完成報告会見を行い、主演の大泉洋さんをはじめ、戸田恵梨香さん、満島ひかりさん、内山理名さん、樹木希林さんと個性あふれる役者陣が集結しました!
最初の挨拶で、「題名も覚えられていない」という樹木希林さん。撮影中、「樹木希林さんは、すべて自分で決める人」と大泉洋さんが話していましたが、この報告会でも、司会の方の進行そっちのけで、樹木さんがトークを仕切る場面もあり、キャストも会場の記者も爆笑に包まれました。
樹木さんは、“柏屋 源兵衛”という「男性」の役を演じたのですが、大泉洋さん演じる“信次郎”との印象的なシーンに、「何もないですね」と言ってみたり(その後すぐに大泉さんが「あります!」と大声で主張!)、質問をされているのにもかかわらず、急に監督に「どうして、信次郎役を大泉さんに決めたのですか?」と質問してみたり。撮影時同様、今回の報告会でも、自分のテンポで物事を決めていく樹木希林さん。
さらに、劇中の小道具で使った“のれん”の文字も、実は、樹木さんが書いたものなのですが、「経費節約のためですよ」と一言。そして、「自分の家のことは自分でやるという感じですけど、……割に合わない」とぼやいたりと、“毒づく”樹木さんのトークに、戸田恵梨香さんはずっと笑いが止まらない様子でした!
↑樹木希林さんが書いた文字。本人いわく、「“かしわや”のほうが上手く書けた」と言っていましたが、どちらも味のある文字に仕上がっています。
終始、会場を沸かせていた樹木さんでしたが、最後には、本作の素晴らしい部分を語り、「低予算でスケール感ある画を撮れるのも、すべて監督の腕がいいから。私が好きな映画」と絶賛していました。
登壇者のみなさんが口をそろえて、「新しい時代劇」と話す本作。撮影時の共演者エピソードや監督の言葉から、その意味がはっきりとわかりました。この完成報告会の模様は、詳報レポートでたっぷりとお届けします!(さとうのりこ)
映画『駆込み女と駆出し男』
2015年5月16日(土)全国ロードショー
監督・脚本:原田眞人/原案:井上ひさし「東慶寺花だより」(文春文庫刊)
出演:大泉洋 戸田恵梨香 満島ひかり 内山理名 陽月華 キムラ緑子 木場勝己 神野三鈴 武田真治 北村有起哉 橋本じゅん 山崎一 麿赤兒 中村嘉葎雄 樹木希林 堤真一 山﨑努
http://kakekomi-movie.jp
(C)2015「駆込み女と駆出し男」製作委員会
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