オンにもオフにも着回しOK♡「クレリックシャツ」って何のこと?【意外と知らないファッション用語】

よく聞く「クレリックシャツ」って何?

「クレリックシャツ」をデジタル大辞泉で調べてみると…

クレリック‐シャツ【cleric shirt】
《クレリックは、僧・聖職者の意》襟とカフスを白または無地にして身頃 (みごろ) に色や柄物の生地を使ったシャツ。1920年代に流行したもので、今ではクラシックなスタイルとして定着している。

襟とカフスの部分が白色になっており、見頃の部分が色や柄モノになっている「クレリックシャツ」は聖職者(=クレリック)が着ていた白い立襟の僧服にカラーリングが似ていることが名前の由来。クレリックシャツという言葉は和製英語で「カラーディファレントシャツ」や「カラーセパレーテッドシャツ」、「ホワイトカラーシャツ」が英語での正式名称です。

クレリックシャツ

(c)Shutterstock.com

顔まわりやジャケットの袖からチラリと見えるカフス部分が白色なため、柄モノでもきれいめな印象に。チャールズ皇太子がカミラ夫人との結婚式で着用していたこともあり、フォーマルとしても認められています。また、きちん見えとしたい1日はもちろん、デニムなどカジュアルなコーデとも好相性なクレリックシャツは着回し力が高いアイテム。季節を問わず愛されているクレリックシャツですが、ストライプ柄のアイテムが多く白と合わせた爽やかなカラーは春夏により活躍が期待できる1枚です。