冬のおしゃれで気になるものといえば「ボトム・タイツ・靴」のコーディネート。
つい「黒タイツ一辺倒」になりがちなタイツの色合わせや、ロングブーツが履けないきちんと通勤DAYに合わせるべき靴など、気になることはたくさんあります。
そんなお悩みを解決するべく、「おしゃれさ」「あったかさ」をどちらも兼ね備えた正解コーデを、『Oggi』2月号に発見しました。
【1】ロングブーツNGの場合は、旬のひも靴が使える!(写真右)
職場のオフィスコードで「ロングブーツがNG」というときに、「パンプスだとなんか地味!」とお悩みではないですか? 特にタイトスカートのときは、普通のパンプスではまじめすぎ&ちょっと寒そう……。
そんなときに合わせたいのは、黒エナメルの太ヒールレースアップ靴。きちんと服にもなじんでくれるのはもちろん、足元にほどよいボリュームが出て、トレンド感も加わります。
タイツはスカートと同系色のものを選ぶと、より自然に靴とスカートをつないでくれます。
【2】ショートブーツはペンシルタイトのよき相棒。(写真左)
今季はウィンターパステルが注目されているということで、淡いトーンのスカートを着ている人も多いですよね。中でも女性らしいレースタイトのときは、足元はショートブーツを選ぶと、バランスがいいうえに、あったかくて一石二鳥です。
つなぎのタイツは、80デニールのチャコールグレーがコーディネートになじむ最適な選択。それより厚いタイツはレーススカートの繊細さを打ち消してしまうので注意しましょう。
【3】きれい色タイトを引き立てたいときは、タイツ&靴は「黒」が正攻法。(写真中)
パンツ編とあわせても、登場回数が少ない黒タイツ。「黒タイツって実はあんまり使えない?」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。
華やかなきれい色のスカートをコーディネートの主役にしたいときは、タイツ&ブーツをともに黒でまとめるのが正解。「色」を引き立ててくれるのは、やっぱり断然黒。「おしゃれな人」の印象が強まります。
【4】カラーパンプスを履くときは、タイツは黒が正解。(写真左)
「きれい色のスカート」に加えて、黒タイツの出番もう1パターンをご紹介します。「カラーパンプス」を履くときは、黒タイツのほうが色を効かせることができます。
ブーツが履けない通勤DAYにおしゃれに仕上げたいなら、ベーシックな黒のウールフレアスカートに、今年っぽい太ヒールパンプス。これから1足冬パンプスを買うなら、太いヒールのもののほうが、量感ある冬服とバランスが取りやすくて重宝します。色は、こっくりシックなボルドーカラーなら、オフィスでも浮かないうえに、大人の女っぽさを加えてくれます。
スカートのときは、パンツよりもタイツの面積が大きくなるので、タイツ選びにはスカートよりも悩むもの。
ベーシックカラーで全身をまとめるならタイツはグレーなどの黒以外、どこか1か所「色」を引き立てたいならタイツは黒、が賢い選択です。(後藤香織)
(『Oggi』2015年2月号)
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