スキンケアにたっぷり時間をかけているのに、美肌になっている気がしない……。
思い当たる方は、もしかして外側から塗るスキンケアにはたっぷり時間をかけているのに、「内側からのケア」はおざなりにしてしまっていませんか?
でも、実はこういう女性が過半数。
トレンド総研が20~50代女性500名に調査した「女性の肌」「インナービューティ」にまつわる研究結果と、注目が集まっているおすすめ食材をご紹介します♪
【1】「内側からのケアができている」と答えた方は、なんとわずか5%。
そもそも「肌に自信がある」と答えた女性は、20~50代の全体で2126%、最も若い20代にしぼっても21%とかなり少ない結果に。
「肌のケアで普段から意識していること」で最も多かったのは、86%が回答した「自宅でスキンケア製品(化粧水、乳液、美容液)を使う」こと。そのように外側からのスキンケアには気を配っている方が多い一方で、内側からのケア事情を見てみると……。
「十分な睡眠をとる」(38%)
「栄養バランスのいい食事を摂る」(34%)
「適度な運動をする」(22%)
いずれもかなり低い結果に。「内側からのケアが普段から十分にできている」と答えた方は、わずか5%にとどまりました。
【2】肌荒れしたときに食事に気を使う人は18%…けれど、肌は食べたものでできている。
しかし、体の内側と肌は密接につながっているもの。たとえば「便秘のときは肌の調子が悪い気がする」と思いませんか? 調査によると、そう思う方はやはり61%にのぼりました。さらに、約半数である45%の女性が「便秘がちである」と回答……。けれど、「肌の調子が悪くなったときに行うケア」という調査項目で「栄養バランスのいい食事を摂る」と回答したのは18%。
本来、肌のうるおいは「外から補うもの」ではなく「中から生まれてくるもの」。そして肌は「自分自身が食べたもの」によってできています。スキンケア製品でのケアはもちろん重要ですが、あくまで肌のうるおいが外に飛んでいかないように守るためのもの。
つまり、スキンケアを一生懸命していても、内側のケアに気を使わなければ「意味なし!」と言っても過言ではありません。
【3】美容プロの間で話題!「りんご」は美肌要素が詰まってる♪
とはいえ「何を食べたらいいの……?」という方におすすめしたいのは、りんご。最近美容プロの間では、サプリメントよりも、良い食材をまるごといただく「ホールフーズ」という考え方が話題になっています。栄養がたっぷりの皮まで全部入れたスムージーを作っているという方も確かに多く見かけますよね。果物は積極的に摂っていきたいものですが、中でもりんごは総合力が高いとして注目されています。
専門家によると、りんごにはこんな成分が含まれているようです。
「りんごペクチン」などの食物繊維:体に不要なものをデトックスしてくれる、いわば「カラダの掃除機」。豊富に含まれている食物成分が腸をキレイにしてくれて、美肌の大敵である便秘の解消に役立ちます!
「りんごポリフェノール」:シミ、シワなどの気になるエイジングケアに役立つ抗酸化作用があります。
カリウム:むくみの解消につながります。
クエン酸:新陳代謝を活発にしてくれます。
便秘解消、エイジングケア、むくみ解消、新陳代謝を高める……いったい一石何鳥なの!?というくらい、美容に嬉しい要素がたっぷり含まれています。さらに果物の中ではカロリーが低めというのもポイント。特にこれからはりんごが旬。比較的安く手に入り、おいしく食べて美肌を目指せる……なんてお得なんでしょう♪ ぜひお近くのスーパーなどで購入して、毎日の食生活に取り入れてみてくださいね♪(後藤香織)
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