方角や持ち物など、すでに風水の知識をもっている方は多いと思います。では「しぐさ風水」はご存じですか?
『SAKURA』春号では、簡単に開運できる「しぐさ風水」について開運セラピストの紫月香帆さんが解説してくれています。
今回はその中でも、しぐさ風水的にNGな、やってはいけない10のことをご紹介します!
NGその1 トイレでメールを打つ・送る
トイレは不浄の場所。家の中でも一番気がよどみ、厄が憑きやすいのです! そんな場所からメールを送ると、相手に不浄の気まで送ることになってしまいます。
たとえば内容が食事の約束だったり、相談ごとだったりすれば、それ自体がうまくいかなくなることも。
そもそもその場所の目的と異なる行動をすること自体が、風水ではよくないこととされているのです。
NGその2 他人のケータイ画面をチラ見する
相手に不快感をもたれる行動は、場にマイナスのエネルギーを生みます。その結果、自分もその悪い気を吸い込んでしまい、運気が下がる原因に。
また、物には持ち主の気が宿っているため、人の物に必要以上に関わると、自分の運気が無駄に下がってしまうこともあるのです。
NGその3 ネットショッピングをし過ぎる
開運アンテナの感度は、新しいものや素敵なものから発信されるエネルギーを受けることで高まります。それはパソコンやケータイ、スマホの画面からは得られにくいもの。
話題のお店にはプラスのエネルギーが集まっているため、きちんと足を運ぶことで人気運や発展運アップにつながります。
NGその4 シュークローゼットに靴以外のものを入れる
玄関のシュークローゼットに、靴と一緒にかさや帽子などをごちゃ混ぜに入れていませんか?
靴は仕事運をつかさどり、ファッションは健康運をつかさどるなど、それぞれもっている運が異なるのです。
それらを混ぜてしまうと気が乱れ、運気が下がる原因に。
どうしても一緒に入れたいときには、きちんと靴についた汚れを落として、箱に収納しましょう。
NGその5 カーテンを閉めっぱなしにする
長期不在にする場合は別ですが、朝、カーテンを開けずに出かけるのはよくありません。
風水の考え方の基本である陰陽説では、日中の気を陽、夜の気を陰とし、両方のバランスが取れている状態がベストとされています。
日中に日差しが入らない部屋は夜の気だけに満たされてしまい、良いエネルギーが生まれないのです。
NGその6 安い容器を使う
食器は財産を意味するもの。食器の格でその人の格が形成され、それ相応の運気をもたらすのです。
ただし、高価な食器を持っているだけではダメ。日常的に使っているものが運気をつかさどります。
つまり安い食器を使えば、その食器が持っている程度の金運しか得られないということになります。
また、食器を丁寧に扱うしぐさも、運気アップにつながります。
NGその7 洗面所でメイクをする
洗面所は汚れを落とす場所。風水の考え方のベースのひとつである「五行説」にあてはめると、水に属します。
一方、メイクの属性は火。火のもつ気が水によって消されてしまい、美容運が下がってしまうのです!
メイクをするのは必ず、リビングや寝室で。どうしても洗面所でしたい場合には、洗顔直後にメイクをしないことで連続性を断つようにしましょう。
NGその8 財布をパンパンにする
お金にとって財布は家のような存在。居心地が悪ければ、よりよい場所へとすぐに去っていってしまいます。
お札とお札の間に領収書が挟まっていたり、端が折れているままだったりすると、お金にとって居心地が悪いのです。
最低でも週に1度は確認をし、お金にとって居心地の良い環境を整えてあげましょう。
NGその9 髪の毛を手でいじる
髪は陰の気がたまっています。それをいじるということはつまり、陰の気を周りに振り撒いているということ。
また、前髪を顔から払ったり、何度も耳にかけたり、毛先をいじるといったしぐさは、落ち着きがない印象を人に与え不快感を生みます。
もしそういった癖が心当たる方は、ピンで留めたり、まとめるなどして、清潔な髪形を保ちましょう。
NGその10 バッグを床に置く
大切なものを入れているバッグは、財産を意味します。外出先の地面や床は、不特定多数の人の足に踏まれ、厄がたくさん憑いているところ。直接バッグを置くと金運が下がってしまうのです。
カフェなどでバッグを入れる専用のカゴや置き場がない場合には、椅子と背中の間に置くか、ひざの上に置きましょう。バッグハンガーを持ち歩くのも手です。
1や8は、ついやってしまいがちな人が多いのでは? 4や7は、一人暮らしをしている人に多い気がします。収納が少ない、あちこちに鏡を置く場所がない……など、暮らしの悩みもあるかもしれません。
でも、今回はきちんとそれぞれの解決策も用意されているので安心ですね。日々のしぐさに気をつけて、よりよい運気を呼び込みましょう!(鈴木 梢)
(『SAKURA』2014年春号)
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