アソコが黒くなる理由が判明!
デリケートゾーンといえばニオイや毛の量・形などに悩みますが、同じく気になるのは……色!
「いざ行為におよぶときは灯りを消すから大丈夫」とはいえ、もし相手に見られたらどう思われるか、単に自分が見るだけでも、やっぱり気になってしまいますよね。
『美的』9月号では、そんなデリケートゾーンの黒ずみの理由を専門家が解説! そもそもなぜ黒くなるのかについてはもちろん、どんな人が黒くなるのかまでしっかりお届けします。
女性ホルモンと黒ずみは関係あるの?
「性器周囲の黒ずみは、女性ホルモンが出ている証拠とも言えます。妊娠すると乳首や性器が真っ黒くなりますし、逆に赤ちゃんやおばあさんは女性ホルモンが少ないため、色がかなり薄いのです。ホルモンの影響も多少ありますよ」(アヴェニューウィメンズクリニック院長 福山千代子先生)
デスクワークによるうっ血も、もしかしたら黒ずみの原因かも
「最近はデスクワークの時間が長く、座りっぱなしで下半身がうっ血していることが関係あるかもしれません。血液やリンパの循環が悪ければ、うっ血して、性器周辺も黒ずみますから。リンパマッサージは予防のひとつになるかも」(白金高輪海老根ウィメンズクリニック院長 海老根真由美先生)
デリケートゾーンの皮膚は身体の中で最も薄い
「皮膚の角質層でいえば、デリケートゾーンが身体の中で最も薄いという論文があります。実は、繊細といわれている“目の周り”よりも薄いのです。予想以上に物理的な刺激に弱い部位だと思って、丁寧なケアをしないといけませんね」(クラシエホームプロダクツ 新規・OEM推進部)
やせている人とぽっちゃりの人、黒ずむ部位が異なる?
「太っている人は下着が食い込みやすく、摩擦刺激も強くなり、そけい部が黒ずみやすいようです。逆にやせている人、特にお尻に肉がない人は、座ったときに坐骨が当たる位置(でん部の下の方)が黒ずみやすくなります」(福山先生)
乾燥が原因の場合はワセリンなどで保湿が必要
「かゆくてかきむしり、皮膚が黒ずんでしまう人も多いのですが、皮膚が薄いところなので乾燥してかゆくなる人も。その場合はボディクリームなど香料の入ったものではなく、ワセリンなどで保湿を」(福山先生)
【まとめ】
デリケートゾーンの黒ずみ、とひと言にしても、理由は人によってさまざま。むやみにケア用品などを試す前に、「病気ではないし……」と躊躇せず、まずはきちんと専門医にかかることが必要といえます。(鈴木 梢)