「自分が好きかどうかで決めていい」宇垣美里さんが美肌な理由

「美容はご褒美」宇垣美里さん的美容理論

愛らしいルックスと知性溢れるコメント力で幅広い層から支持される宇垣美里さん。2019年3月にはTBSを退社し、現在フリーアナウンサーとして活躍してだけでなく、様々な分野で注目を集める宇垣さんですが、実は無類のコスメ好き! プロ並みの審美眼を持つ美容オタクという一面が。そんな宇垣さんが自身初となる美容本を出版。その出版を記念して、CanCam編集部が美しさの秘密に迫ります。プロ並みの審美眼を持つ宇垣さんのおすすめスキンケアや、メイクのこだわりについてたっぷりお届けします!

ープロ顔負けなほどコスメが好きな宇垣さん。最初にメイクをしたのはいつですか?

「実は高校生まではメイクに全く興味がなくて。大学の入学式で周りのコたちがみんなバッチリメイクをしていて『これはやばい!』と焦って、メイクし始めたのがきっかけです。初めて買ったのはジルスチュアートのアイシャドウパレット。ピンクブラウン系が4色がセットされてるアイシャドウを買ったんですが、それをひとつの使い方じゃなくていろいろな使い方してみたり……。当時BAのお姉さんがすごく丁寧に使い方を教えてくださって、そこからどんどんハマっていったのを覚えています」

ー美容オタクになったきっかけは?

「しなきゃいけないもの、とか、誰かに見せるためにするものだとしたら『正直どうでもいい』って思っていたんですけど、実際メイクをするようになったらお絵かきみたいでめちゃくちゃ楽しくて! メイクって“自分が楽しめるものなんだ”と気づいて、そこからどんどん美容が好きになりました。メイクするうちに『こんなふうになりたい』、『あの色が使いたい』と、どんどんやりたいことが増えていき、自然と美容にのめり込んでいきました」

毎日のケアが調子のいい肌への近道

ーコスメオタクな宇垣さんの美容におけるポリシーはありますか?

「私にとって美容=ご褒美。義務になってしまったり面倒に思ってしまったりする大変なことはしないと決めています。化粧水や美容液を塗ることが楽しくて、その行為を自分が好きだからやっているんです。『これしなきゃ寝れない』、『寝たいのにこれをまだやってなかった』と、縛られてしまうととたんに面倒になるので、自分の気持ちが上がることを第一に考えています。それ以外は絶対しない!」

ーアイテム選びもご褒美と思えるようなものを選ぶんですか?
「そうですね。“クレ・ド・ポー ボーテ”のル・セラムは自分にとってまさにご褒美アイテム。今まで出会った美容液の中で最高レベルで良い! 洗顔後のファーストステップとして使うんですけど、肌がもっちりふっくら柔らかくなるんです。正直値段だけ見ると高いけど、それだけの価値があると思います」

クレ・ド・ポー ボーテ ル・セラム 30ml 16,000円(税抜)

ーお忙しい日々を過ごされているかと思いますが、そんな中でも美肌を保つ秘訣はありますか?

「『今日1日頑張った自分にいいコいいコするんだ!と思うと忙しくてもスキンケアがしたくなるんですよね。そう思ってるから実は苦になったことがなくて。ニキビができたり、肌が荒れた後に慌ててケアするよりも、予防の方が1番コスパ良くてお金も手間もかからない。効率がいいと思うとなおさら頑張れます(笑)」

局アナ時代にメイクで失敗したことも

インタビュー中驚いたのがその美肌。間近で見ると本当にお肌が綺麗なんです。

ーセルフメイクでポイントにしていることは?

「私のルールは、なにかひとつ主役を決めてからメイクをすること。例えばこの色のリップ使いたいから、アイメイクはこうしようって決めてバランスを取る。主役をひとつ決めるとメイクに時間もかからないんです。もうひとつは、どこかに抜けのポイントを作ること。オーソドックスなメイクのときに、アイラインはあえてボルドーで引いてアクセントにすることも。もしかしたら間近でちゃんと見ないとわからないかもしれないけど、ポイントを作っておくことが自分にとっては大事かな。何しているときでも『今日のマスカラめちゃくちゃおしゃれだし!』って思うと、大体のことがどうでもよくなるんですよね(笑)。乗り越えられるっていうか。私にとっては“メイクはお守り”みたいな感じでもあるのかなと思います」

ー宇垣さんは過去に美容で失敗したことはありますか?

「失敗というか……大学生とかアナウンサーの頃のメイクとか見ると、『お…?』と思うこともあります(笑)。そのときはそれが楽しかったからしょうがないとは思うんですけどね。アナウンサー時代には、そんな派手なメイクはしていないのに、カメラを通すと見え方が変わることがあって。アイシャドウはラメが大きいとゴミみたいに見えたこともあったし、面でいれたハイライトはテラテラと変に光ったことも。ツヤ肌は画面を通すと変に見えることもあって……その当時はかなり試行錯誤していました。毎日、トライアンドエラーを繰り返していましたね」

ーCanCam世代である20代はまだまだ美容にも迷うことも多い世代。宇垣さんからそんなCanCam世代へ向けてアドバイスをお願いします!

「コスメを選ぶ判断基準は、とにかく『自分が好きかどうか』。美容をすることで自分が楽しかったり、気分が上がったり、とっておきのご褒美のように思えばいいのかなと思います。誰かのためじゃなくて、自分のためにやっていて楽しそうな人のほうが素敵に見えますよ!」

美容愛がたっぷり詰まった本がいよいよ発売!

あくまで“自分が主体”な美容を貫くことで、その美しさをアップデートし続ける宇垣さん。そんな宇垣さんが選ぶとっておきのベストコスメや、スキンケア法、人気ヘア&メイクアップアーティストと共演したページなど、宇垣さんの美容愛がたっぷりと詰まった「宇垣美里のコスメ愛 BEAUTY BOOK」は2020年11月18日(水)発売。美容が好きな方はもちろん、メイクを始めたて、迷走しがち……そんな全ての方にオススメしたい一冊です!

宇垣美里のコスメ愛 BEAUTY BOOK』(小学館より11月18日(水)発売)
¥1,500+税

 

ワンピース[ペチコート付き]¥88,000(マックスアンドコー ジャパン<マックス アン
ドコー>)、イヤカフにしたピアス¥19,000(e.m.表参道店)、リング[人差し指]¥27,000・[薬指]¥40,000(ココシュニック)
撮影/堀越照雄(TRON) ヘア&メイク/岡田知子(TRON) スタイリスト/縄田恵里 構成/齋藤奈々