正直しんどい…!「一緒にいると疲れる」友達の特徴

正直しんどい…!「一緒にいると疲れる」友達の特徴


女性

誰とでも仲良くできればいいけれど、なかなかそううまくはいかないのが人間関係というものです。
「あの子、基本はいい子なんだけど」と思いつつ、どうしても合わない部分があったり、共通の友人が多い関係で一緒にいざるを得なかったり、長年一緒にいるうちにお互いの環境や考えが変わってしまったけれどフェードアウトが難しかったり…。

「友達」という関係ではあるけれど、「一緒にいるのが疲れる」と思ってしまう人がいる…それはきっと致し方ないこと。
本日は、18~39歳の女性152名に「一緒にいるとしんどいと思ってしまう友人」について調査しました。その結果を発表します。

疲れる

まずはこんな調査結果からスタート。

◆Q.正直、一緒にいるとしんどいと思ってしまう友人が…


しんどい友人

いる 60.5%
いない 39.5%

「いる」ほうが多く、約6割。改めて人間関係の難しさを思い知らされます。
では、どんな人に対して「しんどい」と思ってしまうのでしょうか。早速見ていくと、こんな特徴があるようです。

 

◆自慢が多い!


「自慢が多い人」(回答多数)
「仕事の自慢話ばっかりする人」(28歳・女性)
「かなりの遊び人で、男絡みのエピソードばかり語る友人が会社にいてキツいです。自虐っぽくしゃべっているけれど、内心自慢げなようにも見えて、どう答えたらいいかわからないし、合わせるのに疲れます」(25歳・女性)
「自虐風自慢が多い。最初は聞いてよ…という愚痴テンションだと思って話を聞いていくとどんどん自慢になっていく」(27歳・女性)

誰しもたまにはちょっとした自慢話がしたくなることもあるし、たまになら全然アリだけど、ひたすらずっと自分の自慢話が続いたり、自虐と見せかけた自慢をされ続けると、「そうなんだー」「すごいねー!」しか言えなくなってきて、自分と比べるとちょっとしんどくなってきますよね。

 

◆自分の話ばかり


「話している途中に全部自分の話に持っていく人」(27歳・女性)
「常に自分中心でいたい人はしんどい」(33歳・女性)
「自分の話ばかりしたがって、自慢話や苦労話が多い」(34歳・女性)
「ずっとハイテンションで自分の話を延々としゃべる人」(25歳・女性)
「人の相談は聞かずに自分の話しかしない友人」(26歳・女性)
「自分の話ばかりで会話のキャッチボールがあまりない。会話も行動も何もかも自分のペースで始めて終わらせるので、合わせるのが疲れてしんどい。さらに自分から大人数に遊びの企画を呼びかけたのに、本人が毎回平気な顔で40分遅刻してくる上に連絡が直前。注意しても直らないし、ストレスがたまるので距離を置いています」(24歳・女性)

自慢話だけでなく、どんな話でも「とにかく全部自分の話に持っていく!」はやっぱり好かれません。話したいことがたくさんあるのはわかるけれど、相手の話を聞くことも心掛けたいものです。

 

◆愚痴、悪口、マウンティング


「マウンティングしてくる人」(回答多数)
「愚痴や悪口ばっかりで、マウンティング大好きな人。疲れます」(38歳・女性)
「愚痴ばっかり言う。ネガティブ発言連発」(27歳・女性)
「同じグループで嫌味ばっかり言ってくる友人です。同じグループじゃなかったら付き合ってないですね」(30歳・女性)

「自慢」に次いで三大多かった「イヤな話題」。どれかを言う人は他のどれかも言いやすい傾向にあり、連鎖しているように感じます。ただ、今回回答してくれた方に「どのくらいからしんどいと感じる?」と選択してもらった結果「会話の8割がグチや悪口」はさすがに7割程度の方が「しんどい」と答えていましたが、3割くらいの場合はしんどいと答えたのが8%。逆に「自分自身、3割くらいはグチや悪口になってるかも」と回答した人が4割程度いました。ある程度ならガス抜きとして全然アリだけど、やっぱり程度を超えるとつらい…というのが実情のようです。

 

◆常にネガティブ


ネガティブ
(c)Shutterstock.com

「負のオーラばっかり出す」(23歳・女性)
「常にマイナス思考。構ってほしいオーラが出ており、違う友達とごはんに行ったことを知ったら拗ねる」(27歳・女性)
「被害妄想が強く自分勝手で、一緒にいたくないなと思うときがあります」(27歳・女性)
「いっつもいっつもネガティブな友人がいるのですが、会うたびに『うちなんかのことを好きになってくれる人なんていない』と高校のときから言い続けているのでオーラも暗いし、自分を大切にしていないから身なりも…という感じです。でも、私にとっては大切な友達なので、いつも遊んだときやLINEで話を聞いています」(24歳・女性)

どんな人だって晴れの日もあれば雨の日もある。100%ポジティブでいられる人はそう多くはないけれど、かといって「ずーっとネガティブ」は大人になったらさすがにナシ。大人になったら、自分のご機嫌は自分で取りましょう。

 

◆何もかも人任せで何もしない人


「全部人任せな人。自分を利用するためだけに誘おうとする人」(26歳・女性)
「私のことをなんでもあてにしすぎる友人。一緒にいて疲れます」(26歳・女性)
「行動すべてが人任せの友達」(29歳・女性)
「旅行の予約などをすべて人任せで、ひとりヘラヘラしている」(20歳・女性)

案外多かったのがコレ! 旅行などはわかりやすいですが、他にもお店の予約だったり、そもそもお店を探すところだったりも「なんでもいいよ~」と言うだけで案を出さない人、いますよね…。やっぱり友達関係は持ちつ持たれつがベスト。常に何もしない人と一緒にいると、あれもこれも私がしなきゃいけないの?と疲れてしまいます。

◆会話のマナーがなってない


「マナーがなくて、声が大きくて目立つ人」(21歳・女性)
「マシンガントークで、夜に5時間くらい長電話してくる」(26歳・女性)

公衆の場で声がとにかく大きくて筒抜けだったり、「そんな時間に電話してくる!?」だったり、最低限の気遣いができないとフェードアウトしたくなる。しかもたぶん、自分が良くないという認識をしていないパターンが多いのも、またつらい。

◆男女で態度が違う


「男と女で接するときの態度が違う」(21歳・女性)
「私と話すとき、男友達がいるかいないかで態度が違う。私よりも男の子と話したがっているのが見え見えで困る」(19歳・女性)

年齢が上がってくるとそこまであからさまに違う人は少なくなってくると思いますが、若いときだとどうしても変わる人っていますよね…。そもそも男女がどうこうだけでなく、「人によって態度が変わる」の度が過ぎていると、あまり親しくなりたくはない…かも。

 

◆わがまま


「わがままだったり、自分の意見を押し付けてくる人」(22歳・女性)
「自分勝手でわがままな人」(24歳・女性)
「わがままで、遊ぶときにその友達の自宅の最寄り駅でしか会ってくれない」(24歳・女性)

なにごとも自分の思い通りにならなければ済まないわがままな人は、周囲が毎回折れたり合わせたりするのに苦労する。もちろん自分の意見を貫き通すべき場面もあるけれど、こちらもお互いに譲り合いの心は持っていたいところ。

◆自分が正しい!


「自分が一番正しいと思っていて、いろいろと人のせいにする人」(36歳・女性)
「自分が一番最高と思っていて、周りを見下した言い方をする友人」(29歳・女性)

自分に自信があり、それが間違った方向に進んでいる人は、ときに「自分が誰より正しい! 自分が一番!」と、自らの非を認めずに、人のせいにしたり、誰かを見下した発言を無意識にしてしまいがち。本人がいくら正しいと思っていても、その人以外は「いや、そうでもないんじゃ…」と思っていることって、多々ありますよね。

◆気まぐれ


「とにかく優柔不断で気まぐれ」(36歳・女性)
「突然原因不明で機嫌が悪くなる」(35歳・女性)

感情のアップダウンが激しかったり、急によくわからないタイミングで機嫌が悪くなったり。こちらもいい大人になったら、ある程度は落ち着いて欲しいものですよね。

 

◆ポジティブなのを押し付ける


「親切の押し売り」(34歳・女性)
「常にテンションが高すぎる人や、周りの空気をまったく読めない人」(24歳・女性)
「落ち込んでるときに話を聞くより前に、女の子は常に笑顔じゃないとダメだよ?と言う人。自分がポジティブなときはいいけど、落ちてるときはつらい」(27歳・女性)

ポジティブなのはいいことだけど、それを他人に強要したり、どんなシチュエーションでも空気が読めずにテンションが高すぎると、もはやそれはちょっと迷惑。ポジティブなのはいいことであっても、相手のことを思いやる気持ちも必要です。

◆口が悪い


「容姿についていじってくる」(21歳・女性)
「必要以上に口が悪い人」(26歳・女性)

親しき仲にも礼儀ありと言ったもので、仲良くなったらなんでも言っていい!と思う人もいるように思いますが、やっぱりいくら仲が良くても傷つくものは傷つきます。使う単語があまりにも良くない言葉だったり、容姿についてのいじりが多かったり…。「仲が良ければいいでしょ」ではなく、仲が良いからこそ、踏み込んでいけないラインは超えないようにしたいものです。

 

◆スマホばっかり見てる


スマホばっかり

「いつもスマホばっかりいじっている」(22歳・女性)
「ごはんを食べるときに料理と自分の自撮りを永遠に撮っている。どこかに出かけてもその場を楽しむことより自分の自撮り命で、その子の気に入る写真が撮れるまで先に進めない」(28歳・女性)

ごはんを食べているとき、話しているときなどに、ずーっとスマホを見ている人や、撮影に時間をかけすぎる人。SNSの世界も大事だけど、目の前の人に向き合うのは、人間関係の何より基本ですよね。

 

さまざまなものが挙がってきましたが、一方で「これらの行動を、全部していない」という人は、それはそれできっとほとんどいないはず。人はそれぞれみんな何かしらの欠点を持っていて、どんなものを許せて、どれはどうしても許せないかは人によっても異なり、それがきっと人と人との「相性」なのでしょう。ただ、自分が無意識で行っていることで、好きな友達に嫌われてしまうのは悲しいもの。「もしかして自分、これやってるかも…」というものがあったら、少しずつ控えるように心掛けましょう。(榎本麻衣子)

 

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