自分でセルフカラーも怖くない!ヘアカラーをしても髪を傷ませないケアのコツ♡

ヘアカラーしてもダメージを最小限に&キレイに長持ちさせるヘアケアのコツ♡


ヘアカラーを変えたくなり、イメチェンをしたくなる季節、春。でも、どうしてもヘアカラーといえばある程度のダメージがつきものなイメージがありますよね。特に今は自宅で「セルフカラー」をする人も増えていて、さらに気になる方も増えているはず。

ヘアカラー

 

そんな悩みを解決するため、今回はダメージをおさえながら素敵な色にカラーをするコツを、数多くのヘアケア商品を手掛けるビューティーエクスペリエンス様に伺います♡

 

Q.そもそも、なぜヘアカラーをすると髪が痛むといわれるの?


毛質は「キューティクル」と言われるウロコ状のもので表面が覆われています。
ヘアカラーをする際には、髪の内部に色素を浸透させるため、アルカリ剤によりキューティクルのイオン結合に作用し、表面のウロコが開いた状態にします。そのため表面のコーティングが弱くなり、毛髪内部の保湿成分などが流出してしまうことで髪が痛んでしまうんです。
ただ最近では、カラー剤の技術の進化により、一昔前よりもダメージを受けにくいカラー剤がどんどん増えてきています。

 

Q.ヘアカラーをする前にしておいた方がいいケアはありますか?


サロンに行く場合でも自宅でセルフカラーをする場合でも、特別なケアは必要ではありませんが、頭皮や頭髪を清潔に保っておくことは重要です。
サロンでカラーをする場合、当日はスタイリング剤を使用したセットは軽めにしておいた方がベターです。

Q.「自宅でセルフカラー」するとき、特に気をつけたほうがいいことはなんですか?


セルフカラーは「カラー剤が頭皮についてしまう」「カラー剤の洗い流しが不十分」ということがよくあります。それを避けるためにこんなことを心がけると良いですね。

・頭皮に付いてしまうと、しみるなど刺激の原因になるので、根元から少し離して塗布するようにしましょう。
・塗布中の放置時間は非常に大事です。指定された時間より長すぎても短すぎてもNGです。説明書に記載されている放置時間は、染料の酸化反応による発色が適切になるように設定された時間ですので、きちんと守りましょう。
カラー剤を洗い流したあとは、シャンプーできちんと洗浄してください。カラー剤が残っているとアルカリが残留して、髪のダメージにつながる可能性があります。

Q.ヘアカラーをした当日〜数日間、どんなケアを重点的にした方が良いですか?


サロンでのカラーでもセルフカラーでも共通ですが、カラーケア用のシャンプー・トリートメントの使用がおすすめです。カラーケア用のシャンプーは、褪色抑制・毛髪pHの調整・カラーによるダメージケア等の効果があるので、カラーの色持ちを良くしてくれます。
カラー後の髪は毛髪内部の保湿成分が流出してパサつきやすく感じるため、保湿成分などを補給する製品や、アルカリに傾いている髪のpHを正常に戻すようなケア製品の使用もおすすめです。
また、ドライヤーで乾燥させたあとに、洗い流さないタイプのアウトバストリートメントや、表面をコーティングするヘアオイルなども併用すると、より効果があります◎

▼おすすめ製品

エアリー

カラーケア用シャンプー:THROW シャンプー エアリー

 

カラーチューナー

pHを正常に戻すケア製品:THROW カラーチューナー

 

Q.カラーを長持ちさせるにはどのようなケアをしたらいいですか?


基本ですが、入浴後はしっかりとドライヤーで髪を乾燥させてください。髪が濡れている状態は、毛髪が柔らかくなります。柔らかいときは毛髪がダメージを受けやすい状態になっているので、しっかりと手早く乾燥させることが大切です。
また直射日光を浴びるのもよくありません。UVダメージケア用の製品などを使用することで、予防することができますよ。

カラーケアシャンプー・トリートメントの使用もおすすめです。色の系統に合わせてカラーの色味を補えるようなカラーシャンプーやトリートメントの使用をするのも良いです。

▼おすすめ製品

モイスト

カラーケア用シャンプー:THROW シャンプー モイスト

アッシュ

カラーシャンプー:THROW カラーシャンプー アッシュ

 

Q.色が抜けにくいカラーと、抜けやすいカラーはありますか?


ブリーチする場合、髪が茶色や黄色になるので、同じブラウン系をベースにしたカラーだと褪色が目立ちにくいことはあります。ただ、傷んだ髪は染色が流出しやすいため、実は日頃から髪のケアをしっかり行うことがカラーを長持ちさせる上で重要です。

 

Q.「自分に似合うヘアカラー」はどうしたらわかりますか?


ポイントカラーなどもあり、カラーの幅も広くなってきています。ヘアスタイル・生活スタイル・服装のテイストなど、これらを含めてヘアサロンで相談してみると良いと思いますよ。
また、今はあまり外出せず美容室に行くのを控えている、行きつけの美容室がお休みしているなど、セルフカラーに頼る機会も増えるかと思います。その場合は比較的無難なブラウンベースの色を選ぶ、これまでにカラーをした色で気に入ったものに近い色を選ぶのもいいですし、逆にあまり人に会わないことを逆手に取り、似合うか不安だったけれど試してみたかった色にトライしてみるのもいいですね。

 

日頃からのケアが何よりも大事になってきそうですね。素敵な春カラーに髪色をチェンジして、イメチェンを楽しみましょ♡ (齋藤有紗)

取材協力/ビューティーエクスペリエンス

 

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