泣ける!卒業シーズンに思い出す、好きだった先生との思い出
春は出会いと別れの季節。卒業式の時期が近づいて、現役学生の皆さんはもちろん、社会人の皆さんもあの頃の記憶を思い出すんじゃないでしょうか。仲のよかった同級生や先輩後輩とはその後も会って関係性が続いていきますが、そうもいかないのは先生たち。好きだった先生でも、その後定期的に会うようになることはなかなかありませんよね。
そこで今回は、卒業シーズンにちなんで、女性100名を対象におこなった「学校の先生」に関するアンケートの結果をご紹介します!
「恩師」と呼べる好きな先生、いる?
まず最初に、「恩師と呼べる先生はいますか?」という質問に対する回答をアンケートで募ったところ、このような結果に!「いる」と回答したのが41%、「いない」と回答したのが41%と、いる人といない人がぴったり同じ割合! 先生といい関係を築いた人、そうでない人、どちらも圧倒的に多数派というわけではなさそうです。
あなたの好きだった先生はどんな人でしたか?
続いて、好きだったのがどんな先生だったのかを聞いてみました。厳しくも愛情を感じる先生から友達みたいな距離感の先生まで、本当に人ぞれぞれ違う魅力を持っているみたいです。
1.厳しくも優しい先生
「ときに厳しくときに優しい先生。甘やかすようなことはしないけど、無意味に縛りつけるようなところもなかった(27歳・女性)」
「思春期のやんちゃな時期に、最後まで見放さず厳しく指導してくれた(25歳・女性)」
一番多かった意見が、「厳しくも優しい人」だったという声。生徒を思うがゆえに厳しく指導をするということがわかっているからこそ、信頼を感じられるんですね。
生徒を信じてくれる先生
「子供思いで、何があっても信じて任せてくれる人(29歳・女性)」
「反抗的な私も肯定して対等に話してくれた (21歳・女性)」
「部活の部長として、チームのためにアイデアを出し合って一緒にがんばれた(22歳・女性)」
多感な時期には先生と衝突してしまうこともしばしば。そんなときに頭ごなしに否定するのではなく、まず話を聞いてくれて、信じて任せてくれる先生には心を開けますよね。
教え方がうまい先生
「高校の世界史の先生の教え方がわかりやすくて尊敬できた(25歳・女性)」
「授業がおもしろくて、内容に興味を持たせてくれる先生はすごい!(18歳・女性)」
純粋に教師としての腕前を評価する意見も多く寄せられました。教え方がわかりやすかったりおもしろかったりすると、勉強に対するモチベーションが上がって、先生自体にも魅力を感じますよね! 特に受験生の場合、勉強は切実な問題。「あの先生に教わってなかったら、今の自分はないかもしれない」と感じる人も多いのではないでしょうか?
泣いた! 恩師との感動エピソード
最後に、先生との思い出について教えていただきました! 受験や部活、そして再会まで、幅広いエピソードが集まりました。
「大学受験の3ヶ月前から、毎日二次試験の英語の試験問題の私の回答を答え合わせしてくれた上に、先生が調べたり、知っている知識を全て含めてわかりやすく解説してくれたプリントまで渡してくれた(23歳・女性)」
「部活の試合のとき、メンバーもまだ決まっていない段階なのに、家が遠くて宿泊が必要な自分のために、遠征として宿泊の許可を校長に掛け合ってくれた(27歳・女性)」
「ゼミで4年間私の憧れで、卒業前に「私は先生のような人になりたいです」と言ったら涙ぐんでくれた(25歳・女性)」
「小6の担任だったが、高校3年の時に偶然道で再会したら、ちゃんと覚えてくれてて名前を呼んでくれたことが本当に嬉しかった(21歳・女性)」
自分のために特別メニューを作ってくれるなど、全員に決まった対応をするだけでなく、個々の生徒を大事にしてくれる先生に多くの人が感動したようです。多感な時期に親身になってくれる大人がいることって、その後の人生に大きく影響する宝物になりますよね。
また、再会したときに覚えていてくれるのは本当にうれしいですよね! 毎年何100人という大勢の子供と触れ合っていてすべてを覚えるのは大変だと思うんですが、その中でもしっかり一人ひとりと向き合っている感じがします。
素敵なエピソードがたくさん寄せられましたが、皆さんには「恩師」と呼べる先生はいますか? この機会に卒業アルバムを開いて、先生との思い出を思い返してみてはいかがでしょうか。特に輝かしい思い出はないな……と思っていても、時間が経ってから思い返すと素敵な思い出になっているかもしれませんよ!(平田真碧)
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